さらなる高みを目指して。ありがとうジャカ
僕はずっとグラニト ジャカに懐疑的でした。
というよりずっと批判していました。
ジャカが戦術の中心ではアーセナルはトップオブトップへ戻れないと…
数年前、初エミレーツ観戦でマンチェスターU相手にアルテタがリーグ初勝利を挙げた試合はアルテタが最終ラインに落ちる事によって、サイドバックを押し出して攻撃的な布陣を引くことによって得た勝利にも関わらず…
不必要なカードで、しばしばゲームを壊すような選手を盲目的に愛するような性癖は持ち合わせていない…
なんて思ってたんですけどね…
違いました。
愛するクラブのキャプテンマークを投げ捨てる選手は2人目でした。
松田直樹
数々のエピソードを残して、若くして鬼とサッカーをしている選手。
自分の感情を推し殺せずも、誰よりもチームの為に、勝利の為に走れる選手が好きだった事に気付かされました。
今シーズンの活躍は、誰よりも自分を殺し、チームの為に走り回ってくれたのはジャカだったのかもしれませんし、アルテタの説得により、退団寸前から一転して残留し、試行錯誤するアルテタから信頼され重用され、様々な役割を必死でこなしてくれたのがジャカだったのかもしれません。
ジャカが嫌いな訳ではありませんし、ジャカ中心のチームでは…という思いも変わりませんが、彼の今までの貢献と紆余曲折のストーリーには感謝しかありません。
チームをCL圏に復帰させてくれた今、クラブとジャカにとって最高のタイミングでの別れだと思っています。
アーセナルの34番といえば
グラニト ジャカ
この記憶は永遠に残る気がします。
覆すような選手が出てくることを期待しつつも。
ありがとうアーセナルの34番。
さよならジャカ。
新天地での活躍を期待します。