宅配レンタルできるおすすめCD12選(洋楽編)

どうもお晩です。

今回は宅配レンタルできるおすすめCDの洋楽編ということで渋々やってまいりました。前回、勢いだけで書き上げた邦楽編に対しマジで普段から洋楽を聴かず適当にレンタルしまくるので選出に苦慮しました。

邦楽編でも書きましたが、宅配レンタル各所にはカタカナ表記で登録されている洋楽CDが大量にあるので根気よく探してください。それでは、はじめます。






Portishead 『Live:Roseland NYC』

Portishead 『Live:Roseland NYC』

TSUTAYA

陰鬱な人生のサントラばかり作ってきたポーティスヘッドがNYのオーケストラを呼んできてLIVEしたやつの録音。

映像も残っておりボーカルのベスは唄いながら涙ぐんだりする、いわゆる歌に翻弄されるタイプの人っぽくて本当に精神状態がよろしくないのだけど、そんなギリギリの歌唱に飽和気味の演奏がのっかると本当にすごい。一生聴ける。





The Pop Group 『Cabinet of Curiosities』

The Pop Group 『Cabinet of Curiosities』

TSUTAYA)(ゲオ

ポップ・グループの初期未発表音源集。

1st『Y(最後の警告)』のイメージで聴くと全然ポップじゃんと思うし、何曲か入ってるライブ音源も法定速度を守りまくる堅実な演奏でスタジオ盤ではあえて捨ててた脂身みたいなPOP成分が味わえる一方、ゴリゴリのポスト・パンク好きにはまあ不評かも。でもおれは好き。






Pharoah Sanders 『Love In Us All』

Pharoah Sanders 『Love In Us All』

TSUTAYA)(ゲオ

JAZZファン以外にはいとうせいこう『噂だけの世紀末』の元ネタとしての認知がデカく、自分もそれで知った口なんですが、ヤン富田氏の異常センスを持ってしても原曲から照射される膨大なエネルギーのごく一部しか取り出せなかったように思う。

芸術は爆発というが音楽はどうなんだ的な問いは余裕で完封できるパワーがある。






Dorothy Ashby 『Dorothy's Harp』

Dorothy Ashby 『Dorothy's Harp』

TSUTAYA

たぶんハープって当時もいまもクラシック以外ではあんまり使われないマイナー楽器のイメージありますが印象が完全に変わる。

代表作『Afro-Harping』がレンタルしてないのが悔やまれるけど、アフロ経由のハープっていう概念はちょっとした発明かも。






Fela Kuti 『Expensive Shit / He Miss Road』

Fela Kuti 『Expensive Shit / He Miss Road』

TSUTAYA

フェラ・クティの民族的・政治的なアティチュードに関しては偉い人に解説を任せるとして、彼の膨大なアーカイブすべてを網羅するのは至難なのでありがたいレンタルでコツコツ聴くのが吉。

タイトルに「クソ」がついてる作品でこれ以上格好いい音楽ないだろ。とりあえず『Water No Get Enemy』のイントロだけでも是非。






Goblin 『サスペリア オリジナル・サウンドトラック』

Goblin 『サスペリア オリジナル・サウンドトラック』

TSUTAYA)(ゲオ

もはやサントラというよりサスペリアのテーマの舟盛り状態で井之頭五郎だったら「なんだかサスペリアのテーマばっかりになっちゃったぞ」と間違いなく言う。

有名ホラー映画の劇伴のなかでも音のデカさ、テンションの高さだけで優勝をねらえる逸材。マイク・オールドフィールド『チュブラーベルズ』と決勝で戦ってくれ。






Buzzcocks『A Different Compilation』

Buzzcocks『A Different Compilation』

ゲオ

結成35周年記念のベスト盤だ、ヨッシャ!となり、一部録り直したとの話だが、パッと聴いても違いが全然わからないところが最高。でもやるんだよ!






CAN 『Future Days』

CAN 『Future Days』

TSUTAYA

当時ボーカルだったダモ鈴木が、完成直後に「オラもうやめるわ」になったアルバム。タイトルに未来ってついてますが未来感よりは清涼感が勝つ。用法としては真夏にクーラーガンギマリの部屋で流すのが超正しい。

余談ですがジョジョリオンに田最環(だもたまき)がでてきたときは地味にうれしかった(しかもスタンド名が「ビタミンC」)。






Sagittarius 『Present Tense』

Sagittarius 『Present Tense』

ゲオ

同年発売のミレニウム『ビギン』の知名度が高すぎてソフトロック界隈では若干分が悪い印象。しかしながら、ミレニウムもサジタリアスも中の人たちはほとんど一緒だと最近知った。

天性のプロデューサー気質というか、裏方に徹したほうが輝く才能もあるのかも。







Sparklehorse 『It's A Wonderful Life』

Sparklehorse 『It's A Wonderful Life』

TSUTAYA

マーク・リンカスに会ったことはないけど、このアルバムを流すたびに「ああ、いい人だな…」としみじみ思う。いい人はいいね。本当にね。







DJ Shadow 『Endtroducing』

DJ Shadow 『Endtroducing』

TSUTAYA

完成度の割にあっさり聴かれすぎというか、正座して聴くよな内容でもないけど普通にサンプリング音楽の頂点じゃないすか。ネタ集めの労力を考えるとちょっと引く。





Godspeed You! Black Emperor 『Asunder, Sweet And Other Distress』

Godspeed You! Black Emperor 『Asunder, Sweet And Other Distress』

TSUTAYA

なるべく大音量で流したいけど通報されるか友達をなくすかも。

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