自己紹介【消化】
女子高生です。
こう名乗るだけで世の中は少し自分に甘くなる。若さが自分から抜けたらただの虚無になってしまうから、一生このままでいたい。
周りはJKブランドを捨てたくないとかまだ友だちと学生生活謳歌したい、とか。そういう理由でゴネているけれど、本当に、若さがしんだら(なくなったら)私はもっと何者でもなくなる。
制服を着て、学校に通って、何も学ばず人とも話さず、劣等感だけを募らせながら、休み時間にバカデカい音で銀杏BOYZとかグッバイフジヤマとか大森靖子とか聴いてる。そんな自分も愛せるかもよ、いつか。綺麗事で嘘だけど。
iLi○fe!とかCUTIE STRE○Tとか流行りの"かわいい" 音楽に全く共感ができなくて日々肩身の狭い思いをしています。ロールモデルと同じものを全て身につけて量産されていくかわいいをみてると無力だ、と身に染みて感じます。みんながしあわせだったら、それが良いのだけど。
音楽が、好きです。
特に
・グッバイフジヤマ
・愛しておくれ
・銀杏BOYZ
「パンクロック」という物に初めて出逢った衝撃を一生忘れない。誰かの憂鬱や退屈に触れられた事が嬉しくて嬉しくて、何となく自分の痛みと重なる音楽が特別で大切。
グッバイフジヤマ、愛しておくれのボーカルである中山卓哉さんが「学生時代聴いていた音楽は一生の宝物になるよ」と私の目をみて言ってくれたことが宝物になっていてギリ生きてる。生命線。中山さんは私に「光」をあたえてくださる人だ。心の奥底で思っている事をぶつけても何も言わないで受け止めてくれる音楽を、くれる。自分勝手でごめんなさい、届かないところで謝っても意味が無いけれど。彼がいなくちゃ、生きていないから。
そしてグッバイフジヤマは解散していて、「またいつか。」と言い残して去っていった。解散後にファンになったから生で音楽聴けていないので、再結成するまで死なない、わかんない。しぬかも。愛しておくれは月1ぐらいでライブをしていて、メンバーがダイブする度、モッシュに巻き込まれて意識飛ばす度、中指立ててる度、自分の中の反抗が高まっていくのを感じる。泣きながらライブを終えることが多くてやになる。涙でなんにも見れない、感情の昂りがすごくて最高。
銀杏BOYZは、中山さんのルーツである音楽で元々聴いてたけどどっぷり聴き始めたのはそこから。峯田の掻きむしるような歌声とやわらかい、地獄への入口のような天国へ登る階段のような詩。好きで好きで仕方ない女の子へのやり切れない気持ちが独特な山形弁で歌われてるのを聴くと、どうやっても走りたくなる。いても立ってもいられなくなる感情に名前はつけたくないけれど。
他にも好きな音楽がたくさんあって、
・大森靖子
・さよなら、また今度ね
・サニーデイ・サービス
・Mega Shinnosuke
・ひらくドア
・andymori
・星野源
・フリッパーズ・ギター
・僕のレテパシーズ
・本棚のモヨコ
などなど。まだまだいろいろ好きなバンドや音楽がある。ジャンルは問わず、詩に共感できる音楽を特に好んで聴く。あの頃(2014~2018)の下北沢で活躍してるバンドが好きなただのサブカル女さん(笑)。
大森靖子ちゃんのライブに初めて行った時、隣のおじさんと肩組んで、泣きながらリハの''Family name''歌った。もうだめだって思った時に靖子ちゃんは優しく優しく私を殴ってくれて、それがなんとも心地よかった。ぜーんぶ自分のせいじゃないよ♡ってハートマーク付きで肯定してくれる感じが、自分の甘さに付け込んでくれるからよく聴く。
音楽が包んでくれるのなら涙をながしていてもしあわせだね。寝れない夜も「おやすみなさい」という理由。ありがとうございました。
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