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しぶき、口唇炎になる(´;ω;`)

ここしばらく、noteの方にしぶきの写真などを上げてはいませんでしたが。
(Twitterの方には上げてました、ほぼ1日1回はUPしています)

実は7月1日から、しぶきが口唇炎になっていました。
noteやTwitterで一切書かなかったのは、万が一「口唇炎が見立て違いで、もっと悪質なもの」だとした場合、その可能性が0でない以上はわたしとしては簡単に書けなかったからという理由と、治療が長引いてもし体調が変わってきたら……等の事も考えてです。

口唇炎、と書くと「口内炎の唇バージョンでしょ、いやいや大袈裟なw」と思う方もいらっしゃるでしょうが、猫にとって口内炎や口唇炎は悪化すると侮れない結果を招きます。


体は元気なので相変わらず走り回ったりと、一見大したことないようにも見えてしまうのでより注意が必要なのですが、口内や口元に傷等が出来ると、ものを食べる際に痛みが走ります。
そのため、「ご飯を食べると痛い思いをする」ことからご飯を食べなくなり、結果的に食事量が減り、体力が減り、重症化すると衰弱してしまうなど、身体に危険が及ぶのです。


6月末日までは何事もありませんでした。
それは断言できます。
わたしは日に何度もしぶきを抱っこし、至近距離での顔アップを同じように日に何度も見ています。
「んっ!?」と異常を発見したのは7月1日。
しぶきを抱っこして膝に乗せ、アップで見たその顔、その口元にほんの少し、ピンク色になっている部分を発見しました。

記録のために撮影したもの。
医師に見せるためにも撮っておきました。


「しぶちゃん、お口どうした? 見せてみなさい」

しぶきの上唇をめくると、2つの微かな、ピンク色をした2点の粒が見えました。昨日までは無かった。あったら見逃していない。
翌日7月2日には、発見した7月1日よりも2つのピンク色の点は少し広がり、赤みも若干強くなっている。
しぶきはそこから、抗生剤などで口唇炎治療を始めました。

赤みとその範囲は服薬を始めてから二日ほどでスルスル引いていったのですが、なかなか完全に消えるに至らない。



結局、8日間ほど服薬を続け、やっと口唇炎が完全に消えたので、今こうして安心して記事に書けています。
もっと長引いたり、途中で食べなくなって体調が変わったり等の可能性も考えると、ある程度先が見えるまで記事に書くのはやめておこうと思い書きませんでした。


何事もなく1才を過ぎたからといって、気を抜いてはいけませんね。


幸いにも服薬治療中、本人が食欲を落とすことも無く、体重も低下せずに元気なままでいてくれたので、その点も大きかったです。
いつもと変わらぬ元気な状態でも8日間かかったのですから、もし食欲低下などで夏場のこの時期に体力を落としていたら、その状態を引きずって、結果として他にも何かを併発したかもしれません。


たまたま今回は発見が早く、すぐに治療に入れたので良かったです。
この子は、1才1か月。
猫としてはもう大人ですし、体重も3キロ以上はありますが、なんせ他の猫よりあからさまに体の線・骨格が細いです。


キジトラ白の子は、一般的に体格が良いとされる茶トラなどの猫と比べると元々そんなに体格のいい方ではありませんが、特にしぶきは、細い。
生まれた時に平均より2割も小さかったからなのか、等々、しぶきを見ていて心配に思う事は正直あります。


例えば同じ雄である琥珀(ぬんちゃん)とは一目でわかるほど体格差がありますし、比較対象が雄でなくとも、他の雌猫に比べてもしぶきは骨格が細く、線が細く、頭蓋も小さく、女子ネコより小柄です。
体長・体高は彼らと同じくらいありますが、なんせ細い。
華奢
なんです。


けして痩せているわけではなく、瀑の持つ本来の体型が「華奢」なんですよね。


なので幼く見えますし、気も強くない大人しい子なので、元気にしていてもいざ何かあると、親としてはどうしても気になりすぎる、という部分はあります。

Twitterやnote、著書、などなどで瀑の写真や動画などもUPしてきましたが、皆さんが画面越しに見ている瀑より、実物の瀑はもっとずっと、華奢です。
レンズ越しで枠内に収めたものだと、何故か立派なサイズに見えますが、肉眼から目の前で見る実際の瀑は、もっとずっと華奢な子。

兎にも角にも、夏という時期に食欲低下を招くほど悪化せず、早期に治ってくれて一安心です。
という、報告記事で御座いました。


いくつになっても油断してはいけないね。
そんなことは常に叩きこんでいるつもりでも、安泰が続くとついそれが当たり前だといつしか、いつの間にか、「安泰」に慣れてしまう。
勿論それが最上ではあるんだけれども、いつでもすぐそばに魔の手が潜んでいることも現実の側面であって、親は目の前の安泰に微笑むだけではなく影から我が子に手を出そうとする魔を常に睨んでいないといけない。
ということを、よくよく思い出しました。

明日も楽しく元気に過ごそうね、しぶちゃん。

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