根拠の無い思い込み農家
ミーボタニカル管理部 エディブルフラワー担当香具さんが、今年の春からあまりにもいい花咲かせ続けておりまして、
（それはもちろん、さまざまな資材、培土などあらゆる試行錯誤によるものももちろんなのですが、）
未知の問題に出会ったときもすぐ自分で調べ、自然農法をベースにしたミーのやり方で対処して、結果かなりの率で良くなるんです。彼女の知識量、経験や技術力を越えた反応を植物が見せるんですよね。これはロジックを越えたなにかを感じるぞということで、もしやと思い聞いてみたんです。
毎日手間暇惜しまずにひとつひとつお花の世話をする香具さん。
真野「香具さん、無農薬、無化学肥料では絶対無理！と言われてる花の栽培だけど、香具さんの中で、絶対良い花が咲く、という根拠の無い思い込みというか、信じ込んでるとこある？」
香具さん「…ありますね！」
そのひと言の方が、何故香具さんの花がここまで元気に咲かせれるのか、一気に腑に落ちたものです。
根拠の無い思い込みは、
根拠のある思い込みよりも結果への効果、絶大であると思っております。
根拠のある思い込みは、根拠が無くなると、それを信じられなくなるものであります。
一方、根拠の無い思い込みは、なんの根拠も無いのに、
「日本一のベビーリーフ農家になる！」
「星付きレストランにリーフとエディブルフラワーを卸す農家になる！」
「真夏でも年間安定供給する！」
と経験なくても、失敗続きでも、売り上げ全然なくても信じ込めてしまえるわけでして、
いくちゃんは
台風が来ても
「大丈夫！」
コロナでも「ミーのリーフとってるお店は大丈夫！」といって、目の前のリーフをコツコツ毎日収穫するのみであるし、
嫁のりさちゃんは、なにがあっても
「このわたしが幸せにならないことなどあり得ない！」
という、20年近く全く変わらない安定の根拠の無い思い込みで、農家の嫁でもピアニストの嫁でもなにも関係なく、そのミー全開ぷりにフワちゃんに見えてきた今日この頃であります。
ミーとは、
「畑や、リーフや、お花は、わたしの世界の反映である」
という意味であり、
「この世界はわたしの思い込み通り」
という事でもあります。
香具さんのお花は香具さんのミーであり、
選んだ農法、資材は、彼女のミーを伝えやすい、伝導率が高いのでありましょう。
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