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お友達との関りを持つまでの記録

こんにちは!ベビココです。
今回は、子ども達がお友達と関わる際、どんな関りの特徴があるのか、
またお友達と関わるようになるまでどのような変化があるのか、
という所を年齢別にまとめました!
自分の知らない間に子どもが保育園のお友達と仲良くなっていたら
驚きですよね!そして、感動も生まれると思います。さて、子ども達は
その間にどんな成長を遂げているのか、参考にしてみてくださいね!

●0歳児
ママと一緒の感覚を満喫した~い!
新生児から、生後半年、8か月・・と過ぎてくると、ママとの一体感が
とても強くなり、自分とママの存在の違いすら気づいていない程に
ママと一心同体という気持ちが強くなります。その為、お友達の
存在はほぼ意識していない子が多いです。
この時期は、これがとても良いことで、こういった関りの中で不快や不安
を感じた際にそれを取り除いてくれるママに大きな安心感を持ち、やがて
ママの存在が安全基地となっていきます。そしてその安全基地がしっかりと
形成されることによって、友達の元にいっても大丈夫という安心材料に
なってきます。
0歳の時は一見友達との関りが見られませんが、この時から関りへの準備
をしているということなんですね。

●1歳児
同じ場所にいるけれど、一緒に遊ばず別々に!
これは別名、平行遊びと呼ばれるものですね!この頃は、友達というより、目の前の「モノ」の方に目に行く時期です。その為、友達が遊んでいるモノというのは、お構いなしに奪い取っていく行動が目立つということです。
また、この頃は心の発達も大きくしていく時期である為、ママやパパ、
保育士などに友達のモノを勝手に取ってはいけないと言われて、それを徐々に認識してくる時期でもあります。しかし、まだ言葉で自分の気持ちを伝えることが出来ない為に、友達を押し倒したり、逆に取られてもボーッとしたりします。

この時の大人の関りとしてのポイントは、2点です。

1つ目は、まだ感情が上手く伝えられない中でも、きちんと友達の存在を伝えるようにしましょう!友達のモノを奪ってしまう場面があったら、
「○○ちゃん(くん)泣いてるよ、嫌がってるよ」と伝えいけないことを
伝えながらも、「これが欲しかったのかなぁ」と子どもの気持ちを受け止めてあげることが大切です。

2つ目に、一人遊びも存分にさせてあげることです。
この頃は、一人遊びでもイメージがどんどん湧いてきて、想像を形にしていく時期です。その為、一人遊びも子ども達にとっては大事な時間。
その為、遊びに入らず見守ってあげることも重要な関りになってきます。

●2歳児
大人が仲立ちをしていればお友達と上手に遊べることも!
だんだん、モノよりもお友達の存在を意識するようになり、お友達が
やっている遊びが楽しそう!と思うとそのお友達を追いかけたり、
一緒に笑ったり、お友達と遊んでいるという意識が生まれてきます。
ただ、まだお友達が持っているモノがうらやましくなったりして、
モノの取り合いになったりする為、大人の仲立ちは必要です。
また、この時期は自己主張がとっても強くなる時期な為、モノの取り合いも
とっても激しくなります。言葉で上手く伝えられない為に、叩いたり、
押したり、噛みついたりというのも激しくなってくる為、見守りつつも、
目を離さないように注意しましょう!
こうして仲良くしたり、ケンカをしたり等して、お友達との関係を学んで
いきます。
大人からの関りのポイントとして、「貸して」「どうぞ」を教えていったり、「じゅんばんこ」を教えていくことが大切です。
しかし、まだ自分の気持ちの整理がつかずに、「どうぞ」をする気持ちの
整理がつかないこともある為、そんな時は気持ちを受け止めてあげて、
無理強いはしないようにしましょう!

●3歳児
お友達と遊ぶのが楽しいという気持ちが芽生えます。
この頃、0歳の時から培われてきたママが安心基地であるという認識がある
おかげで、だんだんと外の世界の友達にも愛着を感じるようになります。
その為、友達と遊ぶのが楽しくなり、大人が仲立ちをしなくとも、遊ぶようになります。
そして、発達として「貸して」「どうぞ」「後でね」「じゅんばんこ」が
自分たちで出来るようになってきます。しかし、じゅんばんこ等のお約束も
すぐに忘れてしまうことが多い為、繰り返し繰り返し関わっていくことが大切です。また、お友達の気持ちも考えることが出来るようになってくる時期で、自分たちで解決するのは難しいことが多いですが、ケンカなどが起きた時は、相手の気持ちを大人が代弁してあげることで、少しずつお友達の気持ちを感じるようになってきます。
しかし、この頃は子どもだけでの関りも子どもにとっては貴重な時間になる為、危険がなければ、ケンカをしている場面でも見守ってあげることも必要になってきます。

いかがだったでしょうか?
今回は子どもの段階別で、お友達との関りの発達のお話をしました。
こうまとめてみると、一つ一つに特徴があるということが分かりますが、
実際は子育ては日々怒涛のように過ぎて、気が付くと我が子が大きく
成長しているというものですよね。その為、前まで気になっていた我が子の
行動が知らぬ間になくなっているなんてこともしょっちゅうです。
なので、たまに子どもの成長を振り返る時間を作ると良いかもしれません。
子育てシェアはそういった時間も作りますよ♪子育てをしながら、たまには
子どもを預けて息抜きというのも、子育ての秘訣です^^

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執筆者 株式会社FLOCO代表 師岡 紘那
~どんな環境下の子どもでもチャンスを与えられる社会に~
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