令和の虎から学ぶプレゼン術
youtubeで「令和の虎」を見てます。
年始の研修中間報告会に向けて、事業案のアイデアシート書かなくてはいけないのに筆が進まないくらい毎晩見てます。ハマってます。困ってます。
数年前、友人に面白いと言われて何本か見ていたのですが、なんか喧嘩してんなーくらいで全くピンと来ず。
毎週の研修でいろいろなゲスト講師の方の講義を聞いて、事業案を検討していく中でやっと虎のみなさんのおっしゃることが理解できるようになってきました。
※令和の虎ってなんじゃそれ?
そんな令和の虎、初心者が感じた「令和の虎から学んだプレゼン術」をまとめました。
①納得感高いプレゼンをする志願者は「数字」を語っている
いつまでにどこまで目指すという細かなゴールを設定と、最終的に大きい着地点を目指すという数字の組み立てが必ずプレゼン内に入っている。
作業しながら耳だけ聞いていることも多いので、「なるほどな」と思うプレゼンはだいたいこの辺がきちんとしている印象です。
数字が語れていなかったり、数字がざっくりしているプレゼンは虎からガン詰めされてだいたいnothing。
②「なぜあなたがこの事業をやるのか」「一緒に事業ができる仲間はいる?」は重要。
自分がどれだけの情熱をもって事業をやろうとしているのか、そして共感して一緒に事業を進める仲間を見つけられるかって大切なんだなと感じます。
研修のゲスト講師の中でも新規事業を起こした方や経営者の方が口を揃えて仰っている印象でしたが、令和の虎でも虎たちから志願者へよく問われています。
③事業内容も大事、だけどそれよりも人柄を見られている
話し方、相槌の打ち方、相手のアドバイスを受け入れる力、話の切り替えし方。
基本中の基本かもしれないけれど、情熱があればあるほど「わたしはこうしたい!」「絶対これが正解!」が前に出すぎていて周りが見えていないケースが多めな傾向。
これ、自覚するのが難しいなと思います。自分のやりたい気持ちと人の意見をどう折り合い付けられるか。
すごく極端な例ですが、「貧富の差を解消するプラットフォーム」の回ですね。
志願者の方、悪い人ではないですが事業にかける思いが強すぎて、人柄で損しているなという印象です。
④アイデアを生むスキルと、事業化するスキルは別であること
「電動バイクで運転代行に革命を起こす」というアイデアの回が好きです。
課題把握→解決策のアイデア出しをするスキルと、それを事業展開し利益を生むために必要なスキルって全く別物だよって話をされています。
この志願者さん、自分でサービスも思いついて事前準備もしたからおのずと社長になる気でいたけれど「経営者」として必要な観点で事業を見るスキルはなかった。
先日の講義で、あるゲスト講師の方が「社長としてわからないことはどんどん聞いてる」とおっしゃっていました。
初めて「経営」に関わるので最初はわからないことはどんどん教えてもらうことは学びになるし得るもの大きいとわかっているけれど、「自分で思いついた事業は自分でやりきりたい!」って経営初心者は思いがちになるかもしれません。
まとめ
令和の虎に出てくるアイデアは、本当にあっと驚く面白いものが多く、見ていて飽きないです。アイデアの内容に着目しがちですが、自分が志願者の立場だったらどう話をするか、一歩引いた目線でどうすれば興味をもってもらえる話し方ができるかを観察するのも面白い見方だなと思います。