そうだ、図書館へ行こう
気がつけば前回の投稿から約1ヶ月。
2025年になり、会社の研修も中間発表を終え、ラストスパートに入りました。
事業案もブラッシュアップしつつ、本業も少しバタバタ。そして案の定、家族は順番に体調不良。アルコールはほどほどに、よく食べよく寝て免疫あげよう。
作家、鈴木涼美さんの講義
会社の研修で、作家の鈴木涼美さんのお話を伺いました。研修のゲスト講師一覧を見たときから、どんな話が聞けるか楽しみにしていました。
内容はご自身のこれまでのキャリア遍歴から執筆された本の内容がメインでしたが、話の随所にこれまで影響を受けた本の作家さんや作品名、本の内容を引用しながらお話いただきました。
以前から涼美さんのpodcastを視聴していて、話の中で使われる単語のバリエーションの多さや、エピソードの中に散りばめられる笑えるポイントと話の組み立てが絶妙でさすが書き物をされてる方だなと感じていました。
1時間半ほどの講義も、時間はあっという間にすぎ、あれもこれもまだまだ話聞き足りないもっと聞いていたいと思う講義でした。
そうだ、図書館へ行こう
涼美さんの講義を聴きながら、わたしが最後に買った本ってなんだろう…と記憶をたどってみました。
おそらく高校3年生のときに買った、
三島由紀夫 仮面の告白
のような気がします。15年以上も前、驚愕。
当時の現代文の先生はなかなか変わっている方で、教科書を全く使わず、わたしたちは指定された文庫を各々用意しその作品をほぼ1年間通して授業を通して読み解く方法でした。定期テストもその中から出題され、期末テストの問いは「授業で取り扱うことのできなかった●ページ以降の内容要約せよ」という内容で度肝を抜かれたことを今でも忘れません。
もともと本を読む習慣はなかったのと、雑誌やマンガもデジタル化されていく時代の中で本との接点がなくなっていき、本屋や図書館との距離はさらに遠くなっていました。
それでも先日の涼美さんの講義の中に出てきた本の中には、興味を持ち手に取りたいと感じたものやそれ以前に涼美さんの作品を手にしたい思いもあり、図書館へ行ってみることにしました。
2歳児にとっての最高のエンタメ施設だった
先週末、2歳の娘を連れて最寄りの図書館へ向かいました。
涼美さんの講義の中で特に気になった数冊の本をメモし、返却期限である2週間の間で何冊読めるだろうかと考えながら数多くの本の中から気になるものを探します。
2歳児も、児童書や絵本の並ぶコーナーを見つけたくさんの絵本の中から気に入るものを探している模様。
「ママ…みて…ごほんがいっぱいあるよ…」
普段、自宅や保育園でも絵本に触れる機会はあるものの、たくさんの絵本が並ぶ光景に目をキラキラさせて手にとっては眺めお気に入りの1冊を見つけようとする姿に成長を感じました。
それと同時に、わたしが図書館で絵本を借りることができることを認識しておらずもっと早く知っておけばよかったという少しの後悔。そして子供の興味を生かすも殺すも親次第だなと、親としてどう子供と向き合うかを考え始めるきっかけになりました。
2歳児は、数冊の絵本を手に取りながら
「まだかえらないよー」と図書館が気に入った様子。彼女の興味関心と、わたしのやる気がある内はしばらく図書館通いが続きそうです。
ちなみにわたしが借りたのは3冊。
鈴木涼美 ギフテッド
金原ひとみ オートフィクション
島本理生 夜はおしまい
読書感想文は追々。