ビジネスとは「プロ意識の必要性」
私は幼稚園を経営しておりますが、
保護者の方とお話をする時、
多くの職員が、さほど真剣でないような気がします。
経営を意識するものならば必ず意識して欲しいことですが、
園経営で言う顧客は誰なのか、
言わずもがな、保護者です。
ですので、保護者の方と対面する瞬間とは、
ビジネスでいうところの一番の真剣勝負です。
ここで全てが決まる、という心構えが必要です。
何故なら、本来のビジネスの現場でもそうですが、
ほとんどの場合、顧客は、不適切な、不満足な対応をされたとき、クレームをつけては来ないからです。
去るだけです。
つまり、こちらがプロ意識を持って接していかないと、改善の余地がないのです。
普段から見えないけれど、大切なことは何か、
という意識を持って仕事をされておれば簡単に気付き、日々気をつけ、そのような場面で真剣になれるはずです。
また、真剣勝負を日々行うことで、どんどんあなた自身が鍛えられていきます。
集中力や視野の広さ、気遣える力など。
見えないけれど大切なことが見えて、尚且つそれに対応できる。
これがプロというものの一つではないでしょうか。
また、
顧客と言いましたが、我々が選ばれる立場という視点で考えると職員採用なんかも真剣勝負の一場面です。
こちらが選ぶ立場と勘違いし、緊張してる相手に更に圧をかけているようでは、最低です。
人は財産であり、最大のコストです。
実は、この意識は、人間関係全てにも当てはまっていると思っています。
職員間での対応、取引先との対応、どれだけ真剣勝負ができるか、で仕事の質は大きく変わります。
しかし、いつも真剣では持続しないのでは、などと思われた方に、
実は、意識にも体力があります。
真剣勝負を繰り返すと体力がついてきます。
また、真剣を意識できる人は、息抜きも意識できるようになるので、休憩が上手くなります。
そうすれば、真剣と息抜き、オンとオフの切り替えが上手くなります。
そうするとさほど疲れません。
これが仕事で自分を鍛える、ビジネス体力を鍛えるということです。
なので、最初が1番ストレスかかります。
普段からストレスのかかる場面で逃げないこと。
真剣に取り組むことを意識すれば強くなってゆきます。
真剣になれる道がありますが、それは今後にします。