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よくわかる!薬の説明

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2020年12月の記事一覧

貧血いろいろ

 患者さんに時々見せていただく血液検査結果。なかなか改善しない貧血に悩む方も多くいらっしゃいます。

患者プロフィール

Hさん 男性 88歳

10年以上前に肺がん、大腸がん、胃がんの手術を受けている。昨年腸閉塞を起こして入院。小腸の一部を切除した。元々糖尿病があったが腸閉塞の術後は食欲が衰えたことに加えて食べるとすぐに下痢をするため体重が激減し、糖尿病の薬は最小限になっている。重度の貧血が続い

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骨粗鬆症なのにカルシウムのサプリを禁止する時

85歳女性。今日初めてエルデカルシトールの処方されました。整形外科の処方箋は初めて。きくと、

「数年前に脊椎の圧迫骨折をした時、骨粗鬆症がわかって毎月注射をしていた。2年ぐらい続けて注射は終了。その後は自分でカルシウムを摂って治療はなかった。 今回健康診断で骨粗鬆症を再び指摘され、受診。今度は6ヶ月に1回の注射になりました。飲み薬も出るなんて思っていなかったから、お薬手帳は持っていません。」

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患者さんを怒らせた薬剤師・・・

やっちゃいました。

久々に。

糖尿病治療中の58歳女性、Mさん。薬の飲み忘れが多く、血糖コントロールがあまり良くない。血液検査結果を教えてくれず、いつもはぐらかす。検査地が悪かった理由として「足が痛くて寝てばかりいて、Hba1cが高かった。」「無花果と葡萄が美味しかったから、そればかり食べていて高かった。」「お下が痒くなったから薬をやめていて高かった。」「花粉症があり、家で寝てばかりいて高かっ

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ドキサゾシンが中止になった高齢者

80歳の女性。今日は血圧が高かった。それに、時々薬を飲み忘れると言ったら、薬が変更になりました、との事です。

処方内容です。

Rp1  カンデサルタン 8mg  1錠

  アムロジピン 5mg   (2.5mgから増量)

  朝食後  (ドキサゾシン2mg中止)

Rp2 エゼチミブ 10mg  1錠

  ロスバスタチン 5mg 1錠 (前回までは2.5mg)

       夕食後

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子供の風邪薬、シクロヘプタジン(ペリアクチン)

子供の風邪薬、シクロヘプタジン(ペリアクチン)

「OK,Google,ペリアクチンの副作用を教えて!」

またやってみました。

”眠気、倦怠感、口渇、頻尿、目眩、もうろう感、頭痛、不眠、痺れ感、悪心、食欲不振。重大な副作用として錯乱、幻覚、痙攣、無顆粒球症、重篤な血液障害・・・”

相変わらず、Google先生に聞くと怖いですね・・・

 シクロへプタジン(ペリアクチン)ですが、これ、滅茶苦茶眠くなりますよ。立っていても寝ちゃうぐらい。子供は

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子供の風邪薬、カルボシステイン

「OK Google、カルボシステインの副作用を教えて!」と聞いてみた。

”主な副作用として、食欲不振、下痢、腹痛、発疹、湿疹、紅斑、浮腫、発熱、呼吸困難などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。”

・・・なんか怖い薬みたい・・・

赤ちゃんから大人まで、風邪などによく用いられる薬なんですが、文字で見ると仰々しいです。これらの副作用、どれも風

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