死にたいと思って怖くなった

 八月は躁鬱の躁、九月は鬱、一ヶ月単位で波が来るよと先生が言っていたときには半信半疑だったのに、いざそうなってみると本当に心が言うことを聞かなくて、八月のあの勢いはどこへ、体力の落ち込みも興味関心の薄れも食欲のなさも脳機能の低下も全部が襲いかかってきて、あれ、これ五月のはじめに、ふりだしに戻ったんじゃないかって毎日が不安で仕方ない。
 根が真面目なので気持ちが落ち込んでいてもたとえばカメラ関連で頑張ろうとするのに、脳も体も気持ちも追いつかない、だけど予定はいれる、疲弊して塞ぎ込む、その繰り返しでというかつなぎつなぎで今日まで過ごしてきた。
 全てにおいてプレッシャーを感じる、息をするのもつらい、呼吸が浅い、病院の先生にもなんかちょっと怒られた、まじで本気でしんどいんだから怒らないでくれよと思った、いつもならこのひと仕事できないなで済ませられるのに、不機嫌を全部自分のせいだと感じてしまう。復職も想定してたよりうまく行きそうにない、まじかよ。
 ふりだしに戻ったみたいだ。ふりだしに戻れたならよかったけど、実際は不調がずっと続いているだけだ。いつ元気になるのかもね全然わからなくてさ、天気も最近悪いしさ、上顎は火傷するしさ、鼻の横にニキビできたしさ。
 れっきとした鬱病みたいだ。なんてないことに絶望を感じる。じぶんが価値のない人間だと感じるなんてさすがになかったはずなのに、いまはそう感じてる。なにもできないじゃんぼく、いつまで仕事休んでるの、なんで休みの間にはじめたカメラでメンタルに負担かけてるの、ばかじゃないの。信じられないくらい落ち込んでいてびっくりしてる。
 最終的に幸せになるに決まってる、がいまは全然見えてない。あのときの言葉は強がりだったのか、ポジティブの押し売りだったのか、そんなことない、あのときは本気でそう思っていた。
 ぼくが絶対にいままで思わなかったこと、死にたいと思った。最近まではそう思ったじぶんのことや気持ちさえも認められなかったけど、今日素直に死にたいと思った。生きることに執着ありまくりだったぼくがそう思ってて、こんなのいつ死んじゃうか本気でわかんないなってなって、怖くなった。かまってちゃんの死にたいとか、口癖の死にたいじゃない、そんなこと言いたくないのに楽になりたすぎて恐怖と一緒に出てくる死にたい気持ちが、生々しくて、早く抜け出さないとと思った。
 幸せを目指してはじめたnoteに、書き殴ったリズム感もなにもない投稿をして、めちゃくちゃに重い投稿をして、本当にごめんなさい。投稿したら、過去のことにできるかなって、すっきりするかなって思ったんです、早く元気になりたいです。

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