雇用調整助成金について 美容師のブログ!
雇用調整助成金というのを
経理など関わってない方だと
知ることもない内容ですよね?
ざっくりニュースで見た方は
政府がお給料の9割や6割を
保証してくれると思ってしまう方も
多いのではないでしょうか
実際の内容としては、
細かく規定があり、色んな場合で
助成率や助成金額といのは差があります
仮に中小企業で解雇をまったくせず
通常給料の日当が15,000円
休業日分60%の給料を支払った場合
9,000円を会社から支払います
そこから計算して90%の国からの補償が入ってきます
8,100円 休業補償
なので実際の休業補償というのは
通常のお給料から6割減したうえで
さらにパーセンテージを引いた金額が
国からの補償になります
※ちなみに1日あたりの上限額は
今は8,330円が限度額です。
60%を超えての支給などは
難しいのでここでは省きます
ここで聞いているとなんとなく
国から出る金額は分かった
じゃあそれでいいじゃないか?
10日くらい休業したら
一人当たり8万くらい国からでるんだろう
と思った方もいるかもしれませんが
そういう訳には行きません
ここから難しいのが『受給の手続き』です。
『計画届』『支給申請』『労働局の審査』
休業は会社全体での休業なのか?
休業してる場合人数や日にち、それは
実態としての休業であるのか?
普通にとっている休日との違いと証明
事実として休んでる日数は?
いや、難しい
今自分でなに言ってるか途中で
わからなくなるくらい難しい
この難しい『計画届』『支給申請』
3.11の際に不正申請などが連発して
慎重かつかなり分かりづらい内容
になっています
そうすると社労士の方など
プロにお願いしないと難しい内容も
多くでてきます
当然それには、またお金がかかります
内容は差がありますが
分かりやすくいけば中小企業くらいであれば
支給額の20ー25%くらいでしょうか
もっと低いところもあると思いますが
つまり最初は国から
お給料の9割くらいでるのかな?
と思ってるところから
給料平均×60%×90%
さらにそこから社労士に手数料25%
とすると給与平均の40%くらいになります
少なく感じますね。
さらに考えていくと。
中小企業のキャッシュ
(会社ですぐ動かせるお金)
は月の売り上げ分1ー2ヶ月くらい
の企業がほとんど
その会社が一時的にも
一度給料を補償分支払って
申請をする訳ですが、そこからまた
給付まで時間がかかります
4月24日の結果ですが、
問い合わせが20万件
計画書提出が2万件
申請に至って2500件
支給決定が280件
そこからのゴールデンウィーク
私のようなサラリーマン美容師でも、
たしかにまずそうだなと分かります。
ここまではドドドと説明しましたが
今日のまとめ!
『美容師として知っておくといいポイント』
⚪︎国からの雇用調整助成金は思っているより、かなり少ないかと
⚪︎助成金が降りるのは先になるので、一度給料を支払うのは会社です
すぐに制作による支払いが振り込まれるわけではありません
⚪︎雇用調整助成金について改善のニュースの様ですが
内容を実際にみると、簡略化されている所は難しいところではなく
もっと支給までの期間を早める簡略化が必要だが
今回の改善はそこにはあまり意味がない改善かもしれません
これからの簡略化に期待しつつ
しっかりと準備して前向きに取り組んでいきたいと思います!
では、さよなら!
横浜美容師 hair make ONE マネジメントやwebマーケティング担当
馬場 慎太郎
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