レギュラー美容室と業務委託美容室 コロナの影響
僕が美容室運営についての情報などをあげる理由
僕自身は経営者ではありません
8年間普通の社員として働いて
半年ほどフリーランスをして
今1年半ほど contract staff(一般的な社員でもなく、いわゆる業務委託などでもない形をとっています)
としてスタイリストの仕事や副店長の業務・マネジメントを手伝わせていただいています
その自分が色んな立場から見た、一生懸命働く美容師さんの方たちが知っておいた方がいい事がものすごくわかりずらかったり
なかなか伝わらない事も多いのではないかと思い、このような形で書いています
真面目な内容でお客様にとってはつまらない事でしょうが
ぜひ25歳前後の美容師さんには、色んな情報をや知識を深めて
これからの自分の仕事に生かしてもらいたいと思います!
❶『飲食店がやばい、サービス業の倒産』
これについて私自身が色々と話したり調べたりしています
後輩や他のサロンさんの友人から聞かれる話についてのまとめを書きたいと思います
まずなんでコロナが経済的にヤバイのかを考えましょう
❷まず今回のcoved-19(以降コロナ)は感染力が高く致死率の絶妙さだ。
潜伏期間が5日。インフルエンザで2日。
感染から発症までの期間が長くそれによる無症状での他者への感染率が高いという要素。
さらに
「これまでに分かっている感染症の致命割合(CFR)は、SARSが10パーセント、MERSが35パーセント、スペインかぜが3パーセント、アジアかぜが0.5パーセントと言われています。
コロナが1-10%ここはまだ本質的に答えが出ていない(national geographic引用)
※ここでIFRとCFRでの違いの問題がありますがそこは省きます
ここでなぜこれが経済に問題が起きるのか
❸コロナは感染力の高さと、人によって発症する可能性と、感染して発症するまでの期間がとても絶妙。
エボラなんかであれば発症率や致死率の高さから、逆に封じ込めやすい可能性もある。
逆にコロナは感染しているかわからない状態で人にうつす可能性があり、検査もできず分からない状態が続いてしまうこと。
致死率や問題の重篤性に人によって価値観の差があり、経済を止めきれない中で中途半端な状態が長引くのがすごく問題になっていると思う
それによってローカル経済に大きなダメージが瞬間的に来ています。
ローカル経済というのは、飲食店や旅館のなどの観光業など美容業もそれにあたります
消費が止まることでの経済状況のダメージはいうまでもないでしょうが。
わかりやすいところで、観光業・飲食店の現状は非常に辛い現実になっていますね。
そして私たち美容業の会社形態によっての違いを見比べてみましょう。
❹今回は働き方を2つに分けて財務的な事を照らし合わせて働き方について考えます
・レギュラーサロン(社員雇用形態のサロン)
・委託サロン(業務委託携帯のサロン)
※今回フリーランスの事は書きません
委託業務サロンについて
⚪︎固定費
家賃・広告費・水光熱費
⚪︎変動費
外注費(委託料いわゆる家賃)・材料費
レギュラーサロン
⚪︎固定費
家賃・広告費・水光熱費・人件費
⚪︎変動費
材料費
大きな違いは固定費にスタッフのお給料があるかどうかという点になります
❺スタッフにとって見たとき
⚪︎レギュラーサロンで働くスタッフにとって、雇用調整助成金や会社の保証がある事は今回とてもいい事だと思います
保証があったり、最悪お店が潰れたとしても雇用保険などで最低限の収入が守られる場合が多いと思います
⚪︎委託業務携帯の場合
今回休業しているお店も多くあり、お給料保証もなかなかないので厳しい現状でしょう。
収入が0という方も多いのではないのでしょうか。
ただ持続化給付金などで対応できるようであればそこはかなり救いになりますね。
❻運営から見たとき
⚪︎委託業務サロンは固定費が基本的に家賃などですので、雇用調整助成金が使えずとも休むことに関してはお客様の失客以外はレギュラーサロンよりもリスクが低いですね。
⚪︎レギュラーサロンは固定費の人件費がやはり大きいです。
小規模であれ、大きい規模であれスタッフの保証。
雇用調整助成金の認定から支払いの遅さが問題でしょう。
これらをまとめてみると
❼今回のコロナでの経済的美容業のダメージは
レギュラーサロンでのダメージの方が委託業務サロンより多少大きような気がします
もちろん運営状況や雇用形態の多様化と違いはありますが、ざっくりとみるとそんな違いがあるのではないでしょう
ファイナンスの世界には『cash is king』という考え方があります
こういう事をいうと嫌に感じる人も多いかもしれませんが
こういう非常時に置いては何よりも手元流動性(会社のすぐ動かせるお金)が重要になります
それがないと、サロン運営をどうしようも出来ないのが現実です
ですので今現在、レギュラーサロンや委託業務サロン共にそのオーナーの方がたは、サロンを残すことのために動いて、『ウィズコロナ・アフターコロナ』の世の中に向けて金策や対策をしています
これは副店長である私のポジショントークみたいになってしまいますが
ですので社員あるいは委託で働いている方々も、ぜひ色んな知識をつけたり勉強をしながら理解を深めて行って
今いるサロンを大切に、この時代の働き方を考えていけたらいいですね
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