ばっちゃんが教えてくれたこと(雑談)
ほほう、ネタがなくても、上みたいなのがあるんですね。
ばんどうさん、一つまた賢くなった気がします。
基本的に、人の教えは忘れるばんどうさん。
大切なことはいつも失ってから気づくものだと思うので、そんな失ったリストの中から、ばっちゃんからの教えを思い出したので、きっとこれが大切なんだろうなと書いてみたり。
当時、ばんどうさんが地元の畦道を壊れかけの自転車(半年後に前輪が吹っ飛んで田んぼにダイブしたレベル)で走ってると、珍しい外国のお方と出会いました。
珍しいといっても白人のお兄さん、しかもメッチャ高そうな自転車に乗ったお方だったのですが、ばんどうさん、当時白人の方はニコラス・ケイジ似の英語教師しか見た事がなかったので、びっくりしたとですよ。
会釈して通り過ぎようと思ったら、突然自転車を止めるようサインしたので、ばんどうさんブレーキを絶叫させてストップ。
今思うと、不用心だったなーっと思いますが、当時のばんどうさん、めっちゃ好奇心の塊で、なんだか映画の冒頭みたいと思ってたとですよ。
で、そんな高級異国人の開口一言目が「アナタは神を信じますか?」だったので、そのまま真横の田んぼまで吹っ飛ぶかと思ったのですよ。まあ、実際その半年後には本当にダイブするんですが。
でも、最初の一言目が、初めて出会う人同士の大切な一言目が「神を信じますか?」ですよ?
宗教の勧誘みたいですよね。勧誘する気だったのかは不明ですけど。
でも、ばんどうさん、こういう時にこう答えろという、ばっちゃんの教えがあったのですよ。
ばんどうさん「私が神だが、何の用だ?」
高級異国人殿「OH……」
オゥ、ですよ、オゥ。映画でしか聞いたことの無いくらいナチュラル自然なオゥ頂きましたよ。ありがとうばっちゃん。
これだけで映画館で予告編を全部観たくらいの感動を得れましたね。
で、その後は互いの宗教観とか人生観について1時間くらい語り合って解散となりました。いや、日本語とってもお上手な方で助かったですよ。
ばんどうさんの英語力といえば、実際に道案内を求められたお方に、「この道をストレートにゴーするとゴール」くらいの英語力ですからね。
まあ、残念ながらフランスの方だったのでそれすら通じず途方に暮れて、結局サザエさんのエンディングみたく「こっち来いこっち来い」と手招きして解決しましたが。
はてさて。今頃あの高級異国人さんはどうしてるんですかね? 今も畦道で声かけしてるのですかね?
ニコラス・ケイジ似の英語教師の行方と共に、ふと気になった、そんなばんどうさんです。