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いろんな人に見つけてもらって今の私があるんだと気づいた日

Xのアイコンとヘッダーをリニューアルしました。じゃじゃん。

描いてくれたのは、イラストレーターのユウコチカさん。パーソナル編集者・みずのさんから、ずいぶん前に「アイコンを、スナックのママっぽいイラストにしてみるのもいいかも?」と言われていて「そうなんですよ!」なんて言いながら、腹が決まらずにいたこの数か月あまり。

一瞬、「スナックのママです」的なアカウント名に変えたこともあったんだけど、なんとなく座りが悪くてモヤモヤ。月イチ昼スナックのママをやってるぐらいで、スナックのママって名乗るのもちょっとおこがましいというか、なんというか。

でも、初めて会った人に「スナックのママやってます」っていうと、すごく喜ばれる。興味しんしんで「今度、遊びに行っていいですか?」と聞かれる。「スナックって一度、行ってみたかったんです」って言われる。

スナックはスナックでも、昼スナック。介護のことをおしゃべりする〈ケアスナ〉っていうのをやってるんです、と話すと、おもしろがられる。介護の話、全然しない日もあるんだけど、むしろそっちのほうが行きやすいといって遊びに来てくれる。「もうさ、やってらんなーいってなって飲みにきちゃいました」と、ダブルケアど真ん中の一見さんがドアをノックしてくれることもある。

話したいときは話していいし、話したくないときは話さなくていい。聞きたいだけの日もあれば、ちょっと飲みたいだけの日もある。ノンアルだって全然オッケーだしね。

誰かに会いたいけど、会いたくない。そんな日もあるし。しばられたくない。強制はしたくない。限りなく、圧をゼロにしたい。

そんなとりとめもない会話の中から、「ねえ、まなみさんがやってることってさ、全部、スナックなんじゃない?」と見つけてくれたのは、#可視トーク のかりんさん。

お店でやってるスナックも、スナックだけど、それ以外の活動もぜんぶ「スナック的」だよね、と。言われてはじめて、気づいた。そうかも! そうだわ!

「だいたい、まなみさんって、まなみママって感じよ?」
「そう? どこが!?」
「なんかさ、何聞いてもだいたい、答えてくれるじゃない? あと、何聞いても大丈夫そうなところも、ママっぽい」
「どっちかっていうと、おかん寄り!?」
「それもある」

ああ……たしかに、私、まあまあ面倒見いいしなあ。そこそこ、おせっかいな自覚もあるけれども……と言ったら、笑われた。

自分のことって、自分ではよくわからかない。でも、なんかストンと納得して、おさまるべきところにおさまった感がある。

そうね、わたしがやりたいことは多分、これ。「スナック的」で走ってみよう。そうと決まれば、善は急げで、みずのさんに相談。ねえねえ、どう? って聞ける人がいる暮らしって、ほんとたすかる。パーソナル編集者、最高か。

何人か教えてもらったイラストレーターさんのうちのひとりが、ユウコチカさん。オンラインで打ち合わせとヒアリングをしてもらい、ラフのやりとりをして彩色して仕上げ。

この打ち合わせとヒアリングが最高に楽しくて、ついつい、おしゃべりしたおしちゃったんだけど、何がすごいって、ユウコさんの汲み取り力。イラストの提案に添えてあるテキストの中に、私のこういう話からこういう感じにしてみましたというのを書いてくれてるんだけど、それがもう、よくぞ気づいてくれました、拾ってくれましたの雨嵐。

相手(←わたし)が大切にしていることってなんだろう? というのを真摯に、やさしく、軽やかに受け取って形にしてくれているのが伝わってきて、じーん。

  • わかる! めっちゃ、わかる! 私、それ! と、ユウコさんが汲み取ってくれた私に大共感の雨嵐(すぐ嵐がきちゃう)。

そんなユウコさんが書いてくれたコメントがこちら。

やー、めっちゃうれしい。いろんなところに出現させちゃう。レッツ、スナック!

みなさん、ぜひ遊びにきてください。チャオ!


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