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「なぜ〈毎日note書く〉なのか、週1回じゃダメなのか?」を考えてみた

月初になると元気に「毎日note書く!」と宣言しては三日坊主になり、しばらく断つとまた性懲りもなく元気に宣言している。

もはや、もう何度目の宣言かわからない。今月はさすがにもう、宣言するのやめようかな……と及び腰になっていたけれど、友達に「2月は28日までないから、一年で一番短いからチャンス!」と言われて、気を取り直した。

言っちゃったからには頑張ろうぜ、2月! なんて話を飲み会でしていたら、こんな質問をもらった。

「〈毎日note書く〉なんて、どうしてそんなハードルが高そうなことをわざわざやろうと思ったんですか? 週1回とかじゃダメなんですか」

たしかに~~~~! 

〈毎日noteを書く〉をやろうと思ったきっかけは、パーソナル編集者のみずのさんがある日、〈毎日noteを書く〉って宣言してるのを見たからだったと思う。
※ツイート見つけたらあとで貼ります。

ハードルが高いことをまったく認識していなかったわけではなく、「1か月に30本書く」とか微妙に日和った宣言をしたはず。しかもその結果、1本も書かないまま、ずるずると時が過ぎて、ある夜の居酒屋で「ねえ、いつになったら書くわけ!?」と詰められるという、おもしろ体験に巡り合う。

あの夜に出会えただけでも、宣言した価値があるなあと思う。こっそり頑張るより、断然おもしろい。

さらにこのとき思う。「月に30本」だなんてぬるいことを言わず、1日1本、毎日書くほうが良くない? そのうち体も慣れてきてすいすいすーいのすーいと書けちゃったりするんじゃないの。このあたりは楽観が過ぎるんだけれど、ただ、経験則としては多少負荷がかかるぐらいのほうが達成できる感がある。

〈週1回noteを書く〉をやっていた時期もあった。

noteがきっかけで『子育てとばして介護かよ』(KADOKAWA)という本が生まれた。テンポよく書き上げていくために、編集さんと約束し、週に1本ずつnoteをアップし、そのnote原稿を下敷きにして、書籍用の原稿を書きあげた。

けっこうよい方法だったけど、他の媒体で連載が始まったこともあって、手が止まってしまった。

もう一回、同じスタイルをやるより、ちょっと新しいことをしてみたいなーという心理も働いたかも。

あと、やっぱりいちばん大きいのは、いざ書くとなると格好つけちゃって書けない、みたいな部分をとっぱらいたかったのかも。えいやっと書く。だって、もう23時だから、さっさと書いちゃわないとしょうがないじゃない? みたいな感じで。

するするーっと書いちゃう。

ほんとはねー、もっと構造的に書く、みたいなのにも惹かれるんだけど。それはそれでまた、別の機会にやったらいいんじゃない? と今のところは思ってる。

だって仕事でいやでも山のように書くわけだし。それはそれとしてパッと書いて出しちゃう、みたいな時間を今は楽しみたい。

私にとっては〈毎日書く〉より、〈週1回書く〉のほうがプレッシャーだった説もある。ずしーんと思うし、週1回だったら気合が入った何かを書かなくては、、、、の重みがある感じ。どっちにしても気のせいなんだけど、毎日のほうが、毎日なんだからね、多少はね? みたいな逃げ道がある。

だいぶ肩の力が抜けてほぐれてきた気がするなー。そろそろ予約投稿なんてできたりしちゃうんじゃない、なんて思いながら今日も23時! 明日は何の話を書こうかな。チャオ!

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