60歳虫歯経験なし
歯を健康に保つには、手入と与えるもの、の両方が大切だと思う。子供の頃の知識以上になっていないように思うけど、歯磨きとカルシウム、まずはこれ。
歯磨きは朝ごはんの後と寝る前の二回だけ、でも目を閉じて磨くことに集中する。歯の一本いっぽん、全ての面、歯茎との境界、歯ブラシの角度と磨く強さ、回数。食べたものの歯に付きやすさや歯の間に残りそうなところ、頭を使う。
口をゆすぐ前にフロスト、それと奥歯の喉側は小さなブラシで確実に。歯磨きの種類はあまり気にしないけど、歯ブラシは硬め一択。かつてある雑誌にバトラーの硬めが最高とのテスト結果があってから、バトラーではないけど硬めのブラシでなければ満足出来なくなった。普通の硬さでは磨いた感じがしないのと、歯茎のマッサージができないからだ。
マウスウォッシュを使ったこともあったけど、あの味にはどうしても馴染めなかった。私には必須ではないアイテムと割り切った。
カルシウムと言えば乳製品。牛乳を水代わりに飲んで育った。野菜も大好き。チーズにも目がない。型で押したように毎朝、シリアルと牛乳、ヨーグルト。昼と夜でたんぱく質もたっぷり。
数年から十年に一回くらい、歯医者さんで歯のチエックと歯石取り。去年は初めて近くの小さな歯医者さんに行ってみた。歯医者さんは、どんな手入れをしてるんですか、と根掘り葉掘り聞いたので大体の話をすると、ため息をつきながら、やっぱり遺伝ですかねえ、と一言。虫歯のなりやすさにどのくらい遺伝がかかわっているのか知りたいと思いながら、禅の修行のように厳かに、今日も歯を磨いている。