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ボトムアップ経営のメリットと成功させるために必要なこと

こんにちは!株式会社BaaSの代表取締役の土井です!

今回はこの記事を見てこのテーマで書きたいと思いました!
私たちのプロダクトで実現したい事の一つもボトムアップ経営です。

ということで、今回は「ボトムアップ経営のメリットと成功させるために必要なこと」というテーマで書いていきたいと思います!

是非、最後までお付き合いください!

ボトムアップ経営のメリット・デメリット

ボトムアップ経営とは、組織の下部や現場から上がる声を基に、意思決定を行う手法です。ここではメリット・デメリットを整理したいと思います。

~メリット~
①現場の施策(各種取り組み)への納得感が高まり実行力が上がる
トップダウンのみで現場に施策を伝えると、施策への納得感が無く現場が意図したように動いてくれないケースが発生します。原因は経営層の現場感が無い事から、ピントがズレた施策を実行しようとするからです。
ボトムアップであれば現場からの意見であり、ピントがあった施策の実行が可能です。

②社員の成長に繋がる
トップダウンでは社員は何も考える必要が無いので、伝えられた施策を実行するだけで良いのですが、ボトムアップ経営だとそういう訳にはいきません。社員が考え発信する必要があるので、現場感のみでは無く経営目線が必要となります。
~デメリット~
①意思決定に時間がかかる
現場の数人の意見を集めても意味が無いので、相当数にヒアリングをすると時間がかかる。

②心理的安全性が無いと意見が出ない

ボトムアップで現場の社員から意見を上げるのは勇気のいることです。心理的安全性の無い組織だと、そもそも意見が出ないという状況に陥ります。

③主体的に行動できる社員が必要

受け身の社員ばかりだと、意見が出てこない・出てきても愚痴や不満に近いものとなります。
普段から主体的に行動ができ、建設的な意見が言える社員が必要です。

④部分最適になってしまう

現場の社員では目の前の課題しか見えず、俯瞰して組織全体の課題を捉えるのが難しくなってしまう。
結果として施策が部分最適となり全体最適とはなりにくい。

こう見るとデメリットの方が多く、取り組まない方が良いのでは?と思う方もいるかと思いますがボトムアップ経営は今後必ず取り組むべきものであると私たちは考えています。
ビジネスの変革スピードが以前にも増して早くなっている現代では、ずっと同じことをしていては必ず無駄が発生し生産性が低下します。

経営層が即座に課題を特定し改善できれば良いのですが、組織が大きくなればなるほど現場との距離が離れ、スピード感をもった課題特定は難しいのが現状です。
その様な際にボトムアップで意見集約できる組織であれば、スピード感を持って課題の特定が可能です。

また、トップダウンでピンとがズレた施策ばかり実行していると不満が溜まり退職が継続的に発生します。退職するだけであれば採用することで問題は解決できるので良いのですが、現在は退職者の多くはクチコミサイトに投稿します。
ネガティブな事を書き込まれては採用力も大きく低下します。
新卒の学生、転職の求職者のほとんどはクチコミサイトを見ています。
(全員と言っても過言では無いかと思います)

この流れは止めることができないので、ボトムアップ経営を実行することで従業員と向き合うこと必要です。

ボトムアップ経営に対する勘違い

ボトムアップ経営に対する大きな勘違いは、従業員から上がってきた要望は全て叶えないと不満が出るということかと思います。
これを理由に躊躇う経営者も多いと感じています。

結論:全て叶える必要はありません。
従業員が必要としているのは納得感です。

従業員の要望を叶えることができない場合は、理由をしっかりと説明すれば問題ありません。もちろん、納得感のある理由が必要です。

従業員が退職する際の大きな理由の一つに、現場と経営層のコミュニケーション不足があります。現場を分かっていない、分かってくれない。というものです。(年間500人以上の求職者(従業員)と面談して強く感じています)

ボトムアップ経営の成功の秘訣

成功の秘訣(キーワード)は以下、3点です。

・リアクション
・心理的安全性
・オープン

【リアクション】
従業員の意見を聞くことは良い事ですが、リアクションせずに聞いているだけでは言っても同じと諦めムードが漂います。まずはリアクションをすることが何よりも大切です。
また、杓子定規なリアクションではなく丁寧なリアクションをすることです。要望を叶えることができない場合は受容しできない理由を伝える。(頭ごなしに否定しないことが大切)

要望に対するリアクションが無いと、また要望を言おうと思いません。
また、杓子定規なリアクションでは納得感が得られず余計不満が溜まります。杓子定規な回答内容くらいは従業員も分かった上で、要望しています。

従業員から要望が出た際は、丁寧にコミュニケーションをとり納得するまで向き合いましょう。

【心理的安全性】
心理的安全性が無いとそもそも意見が出てきません。
これを言うと怒られる、これを言うと評価が下がると感じるような職場では怖くて要望を言えません。

【オープン】
出てきた意見は可能な限り、オープンにした方が良いです。
オープンにすることで、投稿の粒度が分かり他の従業員も投稿しやすくなります。

従業員は「こんなこと投稿して良いのか」と意外にも躊躇しているものです。

また、ネガティブな意見もオープンにしましょう。そうする事で経営層への信頼感も増しますし、ネガティブな意見は他の従業員も認識しているケースがほとんどです。
出てきたネガティブな意見を握り潰すのではなく、それに全力で向き合い解決することで、従業員は「解決してくれる」と思い要望を上げてくれます。

良いことも悪いこともオープンにし、しっかりと対応することでボトムアップ経営は成功します。

BaaSにできること

弊社でできることは、心理的安全性を構築することです。
engagementFLAT TALK共に匿名にしています。(FLAT TALKは任意で実名にできますが)

冒頭の記事のように経営層が現場に意見を聞きにいくことは良いことですが心理的安全性が構築できていない状況で、従業員の本音を聞くことはとても難しいことです。
また、ある程度の人数の企業になると全員の意見を聞くことは時間的制約から難しく、出てきた課題が本当に正しいのかを正確に判断することは難しいと思います。

弊社プロダクトであれば、匿名ですので心理的安全性を構築できオンラインで全従業員の意見収集が可能です。
出てきた課題に対して匿名にて忖度の無い本音の議論も可能です。

ボトムアップ経営でお困りのことがあれば、是非お問い合わせください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

BaaSについて

株式会社BaaSのVISIONは「すべての人が"自分らしく働ける"社会の実現」です。
完全匿名の社内掲示板「FLAT TALK」と完全匿名の社内チャットツール「engagement」を提供し、ホンネの意見を言える環境を多く生み出し、すべての人が「いきいきと働ける」社会が実現できるように邁進してまいります。

BaaSが提供するサービスについて

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株式会社BaaSは完全匿名の社内掲示板「FLAT TALK(フラットトーク)」と、完全匿名の社内チャットツール「engagement(エンゲージメント)」を提供しています。
株式会社BaaSはホンネの議論を促進し、従業員満足度・生産性向上に寄与するツールを提供しています。
それぞれのサービスの詳細は、上のプロダクトロゴをクリックしてください!

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「FLAT TALK」https://flattalk.baas.co.jp/contact/

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