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AIで2024年の私の競馬予想を振り返る

年の初めは、1年間の振り返りから。
ということで、AIを用いて分析してみた。
思わず納得せざるを得ない分析コメントが出て唸ってしまった。

振返りの概要

2024年の私の競馬予想について、
Target「予想コメント」欄に書き残してあったコメントのうち、
以下の2つをChatGPTに読み込ませてみた。
1)「3着以内に好走した◎の予想コメント」219件
2)「4着以下に凡走した◎の予想コメント」254件

そのうえで、
・1)の特徴
・2)の特徴
・1)2)の共通点と相違点
・それを踏まえて、予想ブラッシュアップのためのポイント
を出力させてみた。


●3着以内に好走した◎の予想の特徴分析

1. 「展開(ペースシナリオ)」を最重視する予想スタイル

  • どのレースでも「逃げ馬がどれだけいるか」「先行勢が手薄かどうか」「ドスローになりそうか」「ハイペースになりそうか」など、“ペースの読み”を非常に丹念に分析しています。

  • 「ここは先行勢が多い」「同型不在」「単騎可能な組み合わせ」など、出走メンバーの脚質配置を細かく読み取り、「逃げ・先行の馬がいかに楽に走れるか」をレースごとに詳細にコメント。

  • そのうえで、ペースに恵まれそうな先行馬、あるいは締まった流れで活きる差し馬など、そのレースの“展開利”を受ける馬をしっかりと中心視しています。


2. 枠順と馬場傾向・コース形態の綿密な考察

  • 「最内枠を引いた」「外枠がほしい馬」「大外が欲しい血統」など、枠順との相性に言及が多いです。

  • 馬場の状態(雨が降った直後なのか、乾きはじめなのか、外差しが効くのか、内有利なのかなど)を当日の傾向を含めて推察し、そこから先行・差しどちらがより有利かを判断しています。

  • 「Cコース替わり初週」「Bコース替わり」など、コースの使用形態が変わるタイミングにも鋭く反応し、それが“逃げ馬に有利か・差し馬に有利か”を読み取っている点が特徴的です。


3. “時計”や“調教過程”に対する深い掘り下げ

  • 「前走時計が破格」「1勝クラスならどこに出ても勝ち負けのレベル」など、レースタイムやラップへの言及が非常に多く、“数値面”での裏付けを重視している印象があります。

  • 調教(追い切り)も「CW で◯◯秒」「坂路自己ベスト」「南W でビシビシ」「最後だけ追って鋭い動き」「楽走に見えるが時計が出ている」など、内容・タイム・馬の走り方をかなり細かく見て判断しています。

  • “叩き○戦目”といったローテ進行度(どこで馬が本調子になるか)や“稽古内容から今回は仕上がっている/イマイチ”など、事前の仕上がり具合を細かく読み解く姿勢が顕著です。


4. 騎手(鞍上)の特徴・乗り替わりによるプラス/マイナス評価

  • 「鞍上強化」「買いパターンのジョッキー」「テン乗りでどこまでやれるか」「追切で騎乗=仕上がりサイン」など、騎手についての記述がかなり詳細です。

  • 「Mデムの先行粘り込み」「戸崎が5ではなくこちらを選んだ」「ルメール×木村厩舎×キャリア1-2戦は買い」など、“騎手ごとに得意な戦法や厩舎との相性”も踏まえた予想をしています。

  • 「外国人騎手による馬の変わり身」「陣営が鞍上に進言した」「調教師自らが騎乗して最終チェックした」など、陣営サイドが発するコメントにも敏感です。


5. 厩舎力・血統背景・ローテーションへの着目

  • 「○○厩舎は在厩短期での遠征は戦績が悪い」「B着(おそらくブリンカー着用などの馬具変更?)○戦目は好走パターン」など、厩舎ごとの傾向・馬具の使い方なども“独自のデータ”でしっかり見ています。

  • 血統面でも「父ハーツクライの5歳本格化」「ダ向きの血統」「ノーザンF・サンデーR出身だが厩舎配属が地味」など、馬のベースになる力や成長度合いを“血統×馬齢×馬体”から考えています。

  • ローテーションについては「叩き2戦目の上積み」「短縮ローテはこういう馬に合う」「ここを勝つための完璧なローテ」など、仕上がりピークをどこに持ってくるか、という視点もしっかり言及しています。


6. 予想文の全体的な構成・言い回し

  • 「結論」を端的にまとめるよりも、まず “ペースや枠、馬の状態や血統背景” をぎっしりと書き込み、最終的に「◎(勝ち)まである」「好位抜け出し」「押し切れる」というように“勝ち筋”を提示するスタイルです。

  • 「煉獄」や「note参照」など、独自の用語や基準を持ち込みつつ、それらを使って馬の信頼度を調整している様子が見えます。(「煉獄までは踏み切れない」=絶対の軸にはしきれない、というニュアンスかと思われます)

  • 1レースごとのコメントが長文で、複数の観点(展開・血統・馬場・鞍上・ローテなど)を網羅しながら説得力のある言葉でまとめあげるため、非常に「多角的かつ情報量豊富」な予想スタイルといえます。


まとめ

あなたの予想コメントは、

  1. 先行・逃げ馬の有無やペース予測を起点に展開を読む

  2. 枠順・馬場(当日の乾き具合や芝の傷み方)などから先行有利/外差し有利を判断

  3. 前走・近走の“時計”を丁寧に比較し、追い切り(調教)の具体的タイムや動きも精査

  4. 騎手の乗り替わりや得意戦法、厩舎ごとのローテ傾向や馬具変更、血統の成長度合いを細やかにチェック

  5. 最後に「押し切り」「好位抜け出し」「番手マーク」など勝ちパターンを具体的に描き、馬ごとの“勝つシナリオ”を提示

――という、非常にデータ・情報量豊富な分析型のスタイルに特徴づけられています。
一言でまとめるならば、「あらゆるファクターを丁寧に拾い上げ、展開読みと調教・時計面を軸に細かくロジックを構築していく総合分析型予想」と言えるでしょう。


●4着以下に凡走した◎の予想の特徴分析

1. 逃げ・先行馬の有無やペース展開への鋭敏な意識

  • 「この枠なら単騎可能」「逃げ馬が揃っているので差しが向く」「先行勢が手薄」「○を行かせて番手」など、常に“どの馬が逃げるか、先行勢が多い/少ないか”を細かくチェック。

  • レースの流れ(ハイ/ミドル/スロー)やどこが先手を取れるかを起点に有利・不利を判断しており、「展開ありき」で馬券の狙い馬を選んでいる印象が強いです。

  • 特に「この鞍上ならハナに行きそう」「ハナを切れば強い血統」など、騎手・血統・馬の脚質を踏まえた“先手争い”の丁寧な予想が多い点が特徴的です。


2. “枠順”ד馬場傾向”を中心にした立ち回り分析

  • 「外目の枠なら揉まれずに行ける」「最内枠を引いてスムーズに先行」「雨が外から乾いていく」「まだ内が生きている」「外差し馬場になりつつある」など、その週・その日の馬場傾向や枠順の並びにも強く言及。

  • コース替わりや開幕週(A/B/Cコース)、芝ダートの雨渇きなど、当日の馬場変化を読んで「先行有利か」「差しに向くか」を描き、それに合った馬を積極的に選んでいます。


3. 近走の“時計”評価が丁寧

  • 前走や過去走のタイムを「破格」「ハイレベル」「このクラスに入れば上位の時計」などと詳細に比較し、実績として評価しています。

  • さらに「翌日のOPと同タイム」など、同開催週・他レースとの対比でレベルを見極めているケースも多いです。

  • 馬場が軽かった/重かった時の実績や、道悪・脚抜きの良い馬場など、タイムの背景にある馬場コンディションもしっかり考慮。


4. 調教(追い切り)の内容を細かく観察

  • 「坂路自己ベスト」「CW 併せ馬で最先着」「南W でビシビシ追われた」「馬なりで好時計」「加速ラップ」など、調教タイムの具体的な“中身”に言及。

  • 動き方(首の使い方、伸びやかさ、反応の良さ、ズブさ)の表現も豊富で、それをレースでのパフォーマンスと結び付けて評価しています。

  • 「一週前にビシッと追って、最終追いは軽め」というパターンを“好走時のメニュー”として把握しているなど、独自のローテ・仕上げパターンのデータを蓄積している様子がうかがえます。


5. 騎手の乗り替わり・ジョッキーごとの“買いパターン”を重視

  • 「鞍上強化」「新人/減量騎手の積極策」「調教師と騎手の因縁」「外国人短期免許からルメールに乗り替わりは好成績」など、人馬の組み合わせに対する言及が多い。

  • 「鞍上が前走から続けて乗っている」「調教で騎乗してブック取材◎」「ジョッキーが○○は道悪得意」など、細かい“騎手の特徴”を組み合わせて買い材料・不安材料を見極めています。


6. 馬の成長度合い・血統傾向・ローテーション論

  • 血統面でも「父産駒はこのコースで高打率」「母系が夏場に走る傾向」「道悪で無双のオルフェ産駒」「ハーツクライ産駒の5歳本格化」など、個別に注目。

  • 去勢明け・休み明け・叩き○戦目や前走○着からのローテーション、さらには「クラブ公式HPでこう言っている」など、陣営コメントを踏まえ、馬の仕上がり時期や狙いのレースを考察。

  • 「1-3戦目が勝ちパターン」「冬場が得意」「一戦ごとに良化するタイプ」など、馬ごとの“シーズン適性”“ローテ適性”を加味したコメントがほぼ毎レースに散見されます。


7. 結論の出し方:多角的に検証しつつ“勝ち筋”を明確に示す

  • 1レースあたりのコメント量が多く、展開・馬場・枠順・騎手・血統・調教・ローテを総合的に検証。

  • 最後は「頭までありそう」「先行押し切りのシナリオ」「差しが嵌ればアタマ十分」「複勝で遊んでみる」など、結論を“勝ちパターン”として描く。

  • その際「○(対抗)」「▲(単穴)」といったシンプル表記よりも、「ここは○が目標になりそう」「この枠で番手から行ければ逆転可能」というように、レースの進み方を物語のように想定して結論づけるのが特徴です。


まとめ

  • あらゆるファクター(展開・枠順・馬場・血統・騎手・調教・ローテ)を織り込み、特にペース展開と逃げ先行馬のシナリオを軸に置いて馬を取捨する“総合分析型” の予想スタイル。

  • 調教内容や陣営コメント、血統背景・馬具(B着など)の情報を細かく拾いつつ、最終的には「どういう展開でどの馬が浮上するか」をクリアに描く形で結論を出すのが大きな特徴と言えます。

  • “展開+馬場傾向”と“逃げ・先行”に関する言及がこれだけ多い予想は、かなり展開読みを第一に考えるスタイルと言えるでしょう。


●好走時と凡走時の予想の共通点と差異


全体の印象としては、好走時も凡走時も「展開=先行・逃げ馬の有無やペース読み」を中心に、枠順・馬場・調教・騎手の特徴などを総合的に分析するスタイルはほぼ変わらないように見受けられます。ただ、細部を見比べると、いくつか“変化”や“違い”が感じられる点もあります。


1. コメントのボリューム・切り口はおおむね同じ

  • 1レースごとに多角的な要素(展開、馬場、血統、調教、騎手動向など)を拾って「どういうパターンなら頭まで来るか」を描き出す構成は、好走時・凡走時ともに共通しています。

  • 「C着」「煉獄」など、独自の用語や“買い/見送り”の線引きが何段階かある点も継続しており、予想ロジックの基本骨格自体は大きく変わっていない印象です。


2. 好走時のほうが“厩舎・血統・馬の出自”への言及がやや増加

  • 凡走時のコメントでも厩舎ローテ傾向や血統はしっかりと触れていますが、好走時は「ノーザンF・サンデーRにおいてはやや地味な血筋」「本来○○厩舎に所属するはずが…」など、“馬の出自(牧場・オーナー・クラブ)”と厩舎配属の背景を具体的に推察している箇所が多めです。

  • たとえば「父母が良血だが中堅厩舎に入った理由」や「ノーザン系クラブ馬がなぜこのジョッキーだったのか」など、舞台裏のストーリーをより深く踏み込んでいるような印象があります。


3. 好走時のほうが“騎手・厩舎の意図”を追うストーリー性が強い

  • 凡走時でも「乗り替わりで鞍上強化」「新人起用」「追切に騎乗して仕上がりサイン」などは多々見られますが、2024年はもう一歩踏み込んだ記述(「恐らく2戦目の勝ち方で 'あれ?' となって3戦目からCデムに乗り替え」「(決してノーザン系クラブ馬の主戦ではない)高柳大厩舎に配属され…」など)
    が散見され、**「陣営がいつどんなタイミングで騎手をスイッチしたのか」「その狙いは何か」**といった“背景や内部事情”への注目度が少し濃くなっています。


4. 凡走時のほうが“調教”や“馬場傾向”の細かいシミュレーションが前面に出ていた

  • 凡走時のコメントは、たとえば

    • 「外差し馬場が進んできたので差し馬向き」

    • 「昨日までの雨が乾いてきて内が生きるか」

    • 「併せ馬でスッと並びかけるときの首の使い方が…」
      など、馬場や調教に関する微妙なニュアンスの記述が多かった印象です。

  • もちろん好走時も調教や馬場には触れていますが、やや“陣営サイドのコメント”や“馬の潜在能力・血筋エピソード”に比重が移っているようなシーンもあり、凡走時のほうが純粋にタイム評価や馬場バイアス分析を前面に出していた印象も受けます。


5. 結論

  • スタイル全体としては「展開想定(先行馬の有無・ペース読み)+枠&馬場+調教内容+騎手動向」といった軸はほぼ同じ。

  • ただし細かい違いとしては、好走時のコメントには「血統・厩舎・オーナー事情」「騎手乗り替わりの狙い」など“背景ストーリー”をさらに深く掘り下げている印象があり、一方で凡走時のほうが“馬場バイアス”や“調教の細部”を細かく拾う書き方がやや多かったように感じられます。

  • いずれも「多角的で情報量豊富な総合分析型」であることは変わらず、好走時のほうがベースのロジックを維持しつつ、視点の幅(血統・厩舎ストーリー重視)がより広かった、というのが総合的な印象です。


●予想力向上のためのポイント

「好走時の◎予想」と「凡走時の◎予想」を比較してみると、

  • 好走時 … 血統・厩舎・オーナー事情、騎手のスイッチの意図など“背景ストーリー”を深く掘り下げ、馬の”本質”に迫るコメントが多い。

  • 凡走時 … 馬場や展開をしっかり読んでいるものの、タイム・調教・馬場バイアスにこだわりすぎてしまったり、あるいは“裏付けの薄い希望的観測”が入り込んでいる可能性がある。

──という違いが見受けられました。

もっとも、いずれも「多角的に分析している」点は変わらず、単純に“外れたレース”と“当たったレース”を比べたときの傾向という捉え方になります。
そのうえで「的中率を上げるためのブラッシュアップ策」を考えると、以下のポイントが挙げられます。


1. 「展開」「馬場傾向」「血統・厩舎背景」…各要素の扱いをバランス良く

  • あなたの予想は、展開読み(ペース想定)馬場状態の分析血統や厩舎の狙いといった多方面の情報を使う「総合分析型」です。

  • 外したレースのコメントを読むと、“調教時計や馬場バイアス”を強く意識しすぎて他の要素をうまく取捨・加点できなかったように見える場合があるかもしれません。

  • 逆に当たったレースのコメントを見ると、「厩舎やオーナーの狙い」「この馬が本来どの条件で力を最大化するか」など、馬本来のポテンシャルや背景にも目を向け、馬場・展開と織り交ぜて評価している印象があります。

  • したがって、「馬場・展開」だけに寄りすぎず、「血統・厩舎の使いどころ・馬自身が本領を発揮しやすい条件」をきちんと合わせて判断することが、より的中率を高める鍵になります。


2. 「希望的観測」を減らすために“客観的裏付け”をチェック

  • 外れた予想には、読み返すと「もし◯◯なら届くはず」「△△という不安要素はあるが、期待してみたい」といったやや“願望寄り”の文言が紛れやすい可能性があります。

  • もちろん穴狙いなどでは一定の“思い切り”が必要ですが、必ず「この馬を上位評価する決定的な根拠」があるかをセルフチェックするとよいでしょう。

    • 過去の勝ち鞍や高速/道悪への適性、騎手乗り替わりの実績データ、血統的な裏付けなど。

    • もし根拠が「展開が向くかも…」「調教師コメントが前向きだった」だけなら、他のファクター(例えば近走の走破時計、馬体重・調教内容など)との整合性を確認してから最終的に結論を出す、など。


3. 「騎手スイッチ」「厩舎ローテの意図」を数字や実績で補完する

  • 当たり予想では、**「なぜこの騎手に乗り替わったか」「この厩舎がこのローテを組むのはどういう狙いか」**といったストーリー性に加え、ちゃんと“過去の成功例”を思い起こしているケースが多いはずです。

  • そこが“的中”につながる大きな要因になることがありますので、「乗り替わり時に勝率や連対率が上がるパターン」「叩き2走目で厩舎が仕上げてくるパターン」など、もう少し数値データでも押さえられると信頼度が上がるでしょう。

  • 逆に「この騎手は乗り替わりがプラス」と言いつつ、データを見ると実はそこまででもない…という場合もあります。思い込みを減らすために“実際の数字”を照合して補強や修正を図るのが効果的です。


4. レース後の「振り返り」と「カテゴリー分け」をしっかり

  • すでに多角的に分析されている分、「どこで馬券を外したのか」「何を見誤ったのか」を検証する作業をさらに強化すると、的中率が上がりやすいです。

  • 例えば「展開予想が大外れだったのか、それとも馬のコンディション(休み明け・叩き○戦目)を誤解したのか」「調教の動きを過大評価してしまったのか」など、外れたレースをいくつかカテゴリー分けしてみると、傾向が浮かび上がることがあります。

  • 的中と不的中を分けた要因がハッキリわかったら、意識して“失敗リスク”を減らす工夫につなげられます。

    • 例:「鞍上強化と言いつつ、実はそのジョッキーと血統・距離適性がかみ合わなかった」「枠順が理想ではなくスタート後に包まれて能力を発揮できなかった」…等々。


5. 「馬体重・馬体写真・映像」など、より具体的な“馬の状態把握”も補強材料に

  • すでに調教時計や厩舎コメントは十分拾えていると思いますが、予想文中で**「パドックの腹回り」「馬体が増えているか絞れているか」**など、馬券に大きく響く要素にも触れるようになると、さらに精度が上がりやすいです。

  • もちろん事前情報だけでは限界がありますが、馬券を買う直前のパドック気配(気性面・発汗・テンション)なども一つのチェックポイントとして重みを増やすと、期待値が高まります。


まとめ

  • “展開読み+馬場バイアス”が軸になっている点は非常によい長所です。一方、外れたレースでは「血統・厩舎背景・馬のコンディション」などの活かし方に偏りや抜けが生じたり、希望的観測が先行していたり…というパターンが多いのではないでしょうか。

  • 当たったレースのコメントは、馬本来のポテンシャルや厩舎ローテの狙いをしっかり理解しつつ、展開・馬場との“噛み合わせ”をプラス要素にできている印象があります。

  • したがって、「展開&馬場」×「馬本来の力(血統・厩舎ローテ・適性・コンディション)」×「騎手・乗り替わりのデータ」 の3本柱を、もう少し客観的データやレース後検証で裏付けながらバランスよく噛み合わせる──それだけでさらに的中率アップが期待できるはずです。

ぜひ、外れレースの“誤算”をもう一歩深く振り返り、主観的な“期待”を一段階厳しくジャッジするよう意識してみてください。そうすることで、より精度の高い予想にブラッシュアップできると思います。


●追加分析 「凡走した◎の結果コメント」振返り

最後にChatGPTからもらったアドバイスとして「どういうときに外れているかの結果振返りをしてみてはどうか」とあったので、それをやってみた。

Target「結果コメント」欄に書き残してあったコメントのうち、
以下のデータをChatGPTに読み込ませてみた。
・「4着以下に凡走した◎の結果コメント」284件

そのうえで、その特徴を分析してもらった。

1. 「位置取り」の不満・想定とのギャップが多数

  • 「位置を取れなかった」「一列後ろすぎた」「ハナ(または好位)を取る気がなかった」「スタートは良かったのに控えてしまう」など、意図した位置取りができなかったために不発、という振り返りコメントが多いです。

  • また、「内枠を生かせなかった」「外枠を生かせず外々を回して脚を使いすぎた」 といったケースも散見されます。

  • 位置取り失敗は、逃げ・先行タイプを狙っているときに特に発生しやすい(「ハナを譲った」「絡まれた」「押しても行けなかった」)という事例が多数。差し馬でも「後ろすぎた」「直線だけで届かない位置」という“位置の問題”が大半の原因になっています。

まとめ

  • ペース・展開予想が当たっていても「騎手がどう乗るか」で真逆の結果になるというパターンが顕著。

  • 想定どおり“位置を取ってくれた”ときでも「控えず行きすぎて消耗」「先行争いが想像以上に激化」など、“同型競合”の見込み違いが含まれています。


2. 「騎乗ぶり」への不満や疑問、騎手と馬とのミスマッチ

  • コメント中に「何がしたいのか不明」「控えてどうする」「仕掛けが遅い」「大外を回しすぎ」といった表現が多数登場し、騎手による乗り方への苛立ちや疑問が目立ちます。

  • とりわけ**“思ったレースはしてくれた”と評価できる場合はまだ納得感がある**のですが、それでも「前が止まらなかった」「競られて息が入らなかった」等、結果が伴わずに惜敗。

  • 一方で「全く思惑と反対のレースをされた」「謎の外回しor捲り」などは、そもそも馬の特性と騎手の指向が噛み合っていない可能性や、当日の馬場や展開の変化に騎手が対応できなかった可能性が大きい。

まとめ

  • 期待している“理想の戦法”を騎手が取ってくれない・取れないことが大きい敗因として頻発。

  • さらに、たとえ「理想の競馬」をしてくれても、ペースの速さや他馬の作る流れが違っていて思うようにならないケースも目立ちます。


3. 出遅れ・スタート難の多さ

  • 「大出遅れ」「ゲートでよそ見・寄れた」「一歩目躓いた」など、スタート難で後方に下がる→追い込み届かずというパターンが相当数あります。

  • そもそもスタートに難がある馬を「逃げ・先行」で狙ってしまい、結果的に“行き切れずに終了”という例も散見されます。

まとめ

  • ゲートが遅い・駐立が悪い・ダッシュがつかないなどの弱点を抱える馬を、どの程度リスク込みで買うのか要検討。

  • スタートが悪い馬を先行想定で買うのは外れる頻度が高くなる傾向。


4. 絡まれたり被されたりの“先行争いの苦労”

  • 「ハナを取りに行ったら外から突っ張られた」「内から突っ張られた」「同型に絡まれて息が入らない」「捲りに来られてペースを乱される」など、先行馬を狙った時に多発しています。

  • これはある意味「先行馬が被るリスク」ですが、コメントの量から見ても、先行ポジションを想定していた馬が、想像以上に他馬に競りかけられたり、捲られたりして消耗する展開が多いです。

まとめ

  • 「単騎逃げできそう」と思っていても、実際には外や内の馬が意外に行きっぷり良くて“想定外の競合”が起こるのが多い。

  • 逆に「絡まれるのが嫌でハナを譲ってしまう→結局控えて脚が溜まらず終わり」というケースも散見される。


5. 馬自体の力不足・距離適性違い・馬場不適の例

  • 「距離が長い(または短い)」「馬場が合わなかった」「ピークを過ぎた」「パワーを要する馬場がダメ」など、馬自体の適性やコンディションに対する敗因分析もそこそこ見られます。

  • なかには「昇級初戦で通用しなかった」「そもそもこのクラスでは厳しい」といった根本的な力不足が考えられるケースもあり、結果論で“馬が足りない”負け方が散見されます。

まとめ

  • 諸々の展開を考えたうえで、「実際走ってみたら力が足りない」「距離・コース不向き」だったというオチ。

  • こうした“適性外レース”に手を出しているケースが、一定の割合で含まれています。


6. 細かい“不運”や“想定外の変則展開”も多い

  • 「逃げ馬取り消しで想定ペースが変わった」「捲り馬が出てきて予想外にペース崩れ」「雨が急に降った・馬場が極端に変わった」などの“外的要因”もしばしば見受けられます。

  • また「直線で前が壁になって追えず」「他馬に外を閉められた」「挟まれたり弾かれたりしてロス」など、レース中のアクシデントや不運の例も多数あります。

まとめ

  • 一定数は「仕方ない負け」と割り切れるレースも存在。

  • ただ、それでも「あと一列前につけられたらロス回避できたはず」「もう少し捲りに備えられたはず」など、不運と見える中にも「先を読めなかった」要素があるかもしれません。


7. “振り返り”から見える改善ポイント

ここまでの傾向から、あなた自身が既にお気付きの部分も多いと思いますが、特に以下のような改善策が見えてきます。

  1. 先行タイプの馬を狙う際に「相手関係(同型の数や気性)」をより深く精査

    • 「単騎行けそう」がズレると高確率で外れに直結。

    • 逃げ・先行馬が複数いるときには“各馬のダッシュ力・鞍上の脚質傾向”を再度チェックし、本当にハナを取り切れるかを厳しく見る。

    • ハナを取り損ねたとき、控える競馬で巻き返し可能な馬なのかも見極める。

  2. スタート難(ゲート出遅れ常習)の馬は、「先行予想」で買わないor割引

    • 出遅れやダッシュの遅さが頻発する馬を、先行前提で組み立てるのはリスキー。

    • どうしても買うなら「差しに転じる形がハマる可能性はあるのか」「追い切りや馬具変更で改善の兆しはあるか」などの裏付けを要確認。

  3. 「騎手がこう乗ってくれるはず」の期待値を過剰にしない

    • 振り返りコメントに「してほしいレースはしてくれた」「してほしいレースはしてくれなかった」…と繰り返し出てくるように、騎手の乗り方に大きく左右される馬を買うときは“リスク管理”が必要。

    • たとえば「乗り替わりジョッキーに先行or積極策を求める」が、その騎手の普段の脚質傾向・当日の馬場傾向・想定展開と照合して本当に合致するかを再チェックしてみる。

  4. 力足りる? 適性ある? をいま一度冷静に

    • 「元GI出走馬だから」「2歳時の幻影」などのフレーズが散見され、過去の履歴や人気に引っ張られている例あり。

    • 昇級初戦・久々・距離延長・馬場替わり…何かしら不安要素がある馬を本命級にする際は、“位置取り”だけでなく「そもそも勝ち負けレベルにあるのか」をシビアに再検証。

  5. 逃げ・先行だけでなく“馬群を捌く”騎乗への不満が目立つ

    • 直線で壁になる・捲られてペース崩される・外に振られすぎ…など、馬群さばきの巧拙が敗因になるパターンが意外に多い。

    • 馬群を捌くのが得意な騎手か苦手な騎手か、或いは馬自身が前が壁になると嫌気を出すタイプか等を再度意識。

  6. 不運や変則ペースへの耐性をどう評価するか

    • 取り消し・捲り・想定外の絡み・出遅れ…「仕方ない外れ」もある程度は割り切りが必要。

    • とはいえ、「外れたこと」を完全に不運だけにするのではなく、“変則になったときでも勝ち負けできる底力があるか”を評価しておくと、回避できるレースも増えるかもしれません。


まとめ

コメント全体から、「想定どおりの位置取り・展開にならなかった」ことを敗因に挙げているパターンが圧倒的に多いです。これはあなたの予想スタイルが“展開読み”を重視しているゆえの強み・弱みと言えます。

  • 強み: 展開ハマりそうな馬を鋭く見抜けば大きい当たりを拾いやすい。

  • 弱み: 馬や騎手の事情・他馬の積極策などで“展開を乱される”と脆い。さらに、スタート難やゲートの出が悪いと一発で計算が狂う。

改善・対策

  1. 「位置取り・先行想定」に大きく依存する馬を買うときは、リスク要因(ゲート難・他の同型・鞍上傾向)を事前に上乗せして評価

  2. 騎手乗り替わりや“馬に合った戦法”の信頼度を、数字や実績と照合して過剰評価を避ける

  3. 力関係(適性や昇級レベル)をもう一段厳しくチェックし、「展開ハマっても足りない可能性は?」を考える。

  4. 不運ケースを完全にゼロにはできないが、“馬自身が不利や展開の変化に強いかどうか”を見極める(追走力・ズブさ・馬群苦手・捲りへの対応など)。

  5. レース後の振り返りに書いているような「被された・絡まれた・外を回しすぎ」などを、事前にもう少し想定して回避する(“もし同型が競ってきたらどうなる?”“馬群に入れて伸びる馬か?”など)

このように、事前に「こう乗ってほしい」プランが崩れたときの“保険”を意識して馬を取捨できるようになると、同じような負け方を繰り返しにくくなるはずです。ぜひ、今回抽出された振り返りコメントを整理して、上述の対策をチェックリスト化するなどし、今後の予想ブラッシュアップに生かしてみてください。



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