データドリブン経営を考える
2024年、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年はもう少し頻度高く、テーマ豊かに記事を書いていこうと思います。
さて、日経コンピューター2023.12.21号に「残念なデータドリブン経営からの脱出法」という記事がメイン・コンテンツとして掲載されました。とても良い記事です。日経クロステックにも掲載されているので是非ご一読頂ければと思います。https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/nc/18/121200394/
この記事、見える化(BI/DWH/データ連係)を10数年仕事にしてきた私としては肝が冷える想いです。時代と共にツールや手法は高度化されていますし、生成AIの活用を含めての活用知見や体制を語るには「本当に自信をもって語れるか?アドバイスできるか?ましてコンサルテーションが提供できるというレベルなのか?」と自問し年々冷や汗が増します。
素晴らしいのは記事の中で「残念ポイント10」を挙げて解説されている点です。特に1~5までが納得。6~10は「そうなの?」という気もしますが記事を読むとなるほどなとも思います。EBPM(Evidence Based Policy Making)というのも耳慣れない言葉でしたが志は納得です。https://www.rieti.go.jp/jp/special/ebpm_report/002.html
その中でデータドリブン経営を推進するには推進組織(イーデザイン損害保険社の例:ビジネスアナリティクス部)が重要だとの指摘が出てきます。ここについては10年前(2014年)にセミナーで使った資料を思い出し、BI推進センター=BICC(Business Intelligence Competency CenterCenter)と呼ばれていたことを思い出しました。10年も前の資料ですが、この点を深堀する資料を公開したいと思います。皆様の一助になれば幸いです。どうしたらBICC部門は設立できるのか?というテーマの資料です。