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ほんのりスイーツ
今日は胡麻豆腐を作ってみた。
先日、晩御飯では足りない娘が、ごそごそとくず餅を作り出した。
くず粉と砂糖と水。溶かして煮て練る。型に流して冷やす。
なんか、むずむず。私もやってみたい。
それで、今日は残りのくず粉と、なぜかあったチューブ入り練りごまとで作ってみた。くず粉も練りごまも賞味期限を1ヶ月過ぎているが、未開封だからヨシとする。
くず粉と練りごま、きび糖を少し。
これらを水に溶かして火にかけ、もったりするまで撹拌しながら10分。
くず粉の箱に、胡麻豆腐の作り方が書いてあって、「10分ほど煮る」とあったので、こんなもんかなと、型に流す(流すというか、流れないから移し替える)。
移し終わったところで、ピンポーン、来客が。
関東地方から来た親戚だった。義母の妹とその娘さん。
9年ぶりだった。
緊急事態宣言が解除され、感染状況も落ち着いてきたからなのか
仏壇まいりに来てくれた。しかし折悪しく、義母は外出中。
甥である夫が芝刈りをしていたので、しばらく外でおしゃべりする。
見送って台所に戻る。
型の中の胡麻豆腐を見ると、なーんか、つやがなくて、石膏の表面みたい。
こんなはずじゃないと思い、ちょっと食べてみると、生煮えカスタードって感じ。
ひょっとすると、「10分煮る」ってのは、煮溶かした後に、さらに10分火にかけたまま練り練りする、ってことか!?
そうだ、もっとモチモチと引きが強くなるまで、練るんだな!
急いで型から鍋に戻す。そこから練ること10分。だいぶ疲れる。
でも粘りが出て、つやも出て、胡麻豆腐らしくなった。
こんどこそ型に移し替えて、氷水で冷却。
晩御飯も終えて、さて、どうなったかな。
切り分けてみると、おお、ちゃんと胡麻豆腐だ。
かなり甘さを抑えて作ったので、なにかタレがないかなと冷蔵庫を物色すると、だいぶ前に娘が作ったプリンのカラメル発見。
カラメルと胡麻豆腐?
試しに味見してみると、まずくはないが、なんか違う。
胡麻豆腐って、精進料理だととろみのついたつゆをかけてあるかな。
針生姜なんかトッピングしてあったかも。
でもデザートだし、というんで、カラメルにほんのちょっとの醤油を混ぜると・・・みたらしあんができた!
これをたら~~っとかけてみる。
できたぁ~~!
胡麻豆腐らしくなりました。
お味は、まあ、カラメルよりは合うかな(笑)
お菓子作り、久しぶりだった。
娘にも次男にも、好評。
喜んで食べてもらえるのって、やっぱり嬉しい。