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21足の子ども靴を手放して気づいた、大切なものを大切にするためにすべきこと
思い立って靴箱をかたづけることにした。
少し勇気のいることだった。
靴箱には、子どもの靴がたくさん眠っているから。
意を決して取り出す。ひとつ、またひとつ…
聞いて驚くなかれ。
なんと、24足の今履いていない子ども靴が出てきた。
そこには、思い出深い靴、足の成長に追いつかずすぐにサイズアウトした靴、上の子が履いていたが下の子へお下がりできそうだと残しておいた靴、お下がりするつもりがしまい込んでいるうちにお下がりしそびれた靴…ごちゃごちゃに入っていた。
いくつか言い訳をさせてほしい。
子ども靴を初めて整理したわけではない。
いつかの時点では、分類して手放したり残したりという手続きは踏んでいる。
そして、お子さんのいるご家庭ならピンと来られると思うのだが、子どもの足は、ぐんぐん大きくなる時期がある。
ついこの間買った靴がもう入らない…慌てて次の靴を買いに走る…なんてこともよくあった。
まあとにかく、この機会に決断し、お下がりできそうな靴だけを残すことにした。
手元(足元?)に残ったのは、たったの3足…
けれど、もう履けない靴に埋もれていた3足は、日の目を見ることが出来たと喜ぶかのように、堂々とした存在感を放っているような気がした。
思い出として残しておいた靴(特に第一子の初期の靴、よく履いた靴)も、「もう大丈夫だな」と思えたので、今回、お別れすることにした。
◇
ふと思ったのだ。
私はこの思い出の靴を、大切に残していられたのだろうかと。
残念ながら、この場合答えはNOだと思った。
思い出のものを大切にする方法は、例えば飾ったり、もっといい状態で保管したり、リメイクして小さなものにしたり、大切に使ってくれる人に受け継いだり、あるいは、思い出の部分を心に残し、ものは写真に残すなどして手放したりするなどが考えられる。
「靴だから」「子どものものだから」という理由で一緒くたに靴箱に押し込むというのは、決して、大切にしていることにはならなかったと思う。
▼思い出とものを分離することについて書いた記事
▼【手放す】ことについてみんなで語ってみた
サイズアウトしてもう履けない靴は、過去のもの。
いつか使うかもしれないお下がり予備軍の靴は、未来のもの。
我が家の靴箱では、過去と未来がみっしりとスペースを使い、現在を圧迫していた。
ぎゅうぎゅう詰めの靴箱の中で、ひっそりと出番を失い過去のものになった未来の靴たちもいた。
思い出の象徴のような小さな靴たちも、さぞ息苦しかっただろう。
現在を大切にするために、そして大切なものを大切にするために、すべきことは【わける】ことだった。
悔いても仕方ない。
今回手放した21足の子ども靴たちに教えてもらえたと思って、noteに記しておこうと思う。
▼「わけたらわかる」がキーワード…らしいよ?(自戒)
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