※文献情報【ウェイトの負荷のかけ方で持久力競技への効果が異なる】
こんにちは!
小森です!
今回は、「ウェイトトレーニングと持久力の関係性に関する文献」を紹介します!
〈内容〉
持久系アスリートが高重量ウェイトトレーニング(1-15RM)または爆発的ウェイトトレーニング(0-60% 1RM、コンセントリック局面を爆発的に実施)を実施する効果を検証
〈その他の結果〉
自転車の持久力向上には、爆発的ウェイトトレーニングよりも高重量ストレングストレーニングのほうが好ましい
ランの持久力向上には、爆発的ウェイトトレーニングと高重量ストレングストレーニングのどちらも効果がある
持久系アスリートはオフシーズンの準備期においてはウェイトトレーニングを週2回実施し、シーズン中には週1回実施して筋力の維持を図る事がオススメ
〈結論〉
持久系アスリート(自転車やランナー)がウェイトトレーニングを取り入れる事によるポジティブな効果(科学的な裏付けがあり)→運動効率UP、無酸素能力UP、乳酸閾値UP、疲労の低減or遅延、持久系パフォーマンスUP
ネガティブな効果を裏付ける科学的根拠は未だ無し(VO2MAXが低下などの報告はなし)
〈考察〉
趣味でバイクをやったり、走ったりするお客様への共有情報として使いやすいデータですよね!また、ゴルフなども1日中動いているので、持久力が必要かと思われます。持久力がなく、後半でパフォーマンスが落ちる人にも、「トレーニングを定期的にやることで持久力の向上も見込まれ、後半のパフォーマンス低下を押さえられるかも」という教育も可能になると思います!