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息子は泣かない赤ちゃん?

産声10秒。

生まれた時からあまり泣かなかった息子。

あれから11ヶ月、もうすぐ1歳。
今はとてもよく泣く。ある条件が加わると。笑

今日はあまり泣かなかった息子の
何をもってして要求を読み取っていたかのnote。

僕が必死になるのは暑い時だけ

夏生まれの息子、
生後3ヶ月くらいまでは暑い日が続いた。

おなかが空いた時は「えへぇえへぇ」と弱々しく求め、
おむつが汚れていることに関しては無関心だった。

そんな彼が唯一顔を赤くして大声で泣くのは
暑い時だけだった。

とてもわかりやすい。
1枚服を脱がせるだけで解決。

家の中はエアコンが24時間かかっていたので
外出先の店内とか、ちょっと空調の効きが悪い席だったりすると
もうめっちゃ泣きました。笑

それまで涼しい顔で大人のティータイムを眺めてたのに
本当に突然思い出したかのように泣く。

まぁ…自分の体温も高いから
時間が経つにつれて背中が暑くなってくるよね…

お店に入ったら1枚脱がせる

これが息子とのお出かけルールになりました。

それでも黄昏泣きはした

生後2ヶ月頃かな、夕方になるとなんの前触れもなく泣き出した。
これがいわゆる黄昏泣きというやつなのか。

暑いでも💩でも空腹でもなく
とにかく抱っこをして授乳してあげるくらいしか
どうにもならないあの時間。

ちょうど夕飯の支度の時間にかかるので
だいたい味噌汁が煮詰まるか生煮えで
この黄昏泣きにはある意味苦労したものです。笑

でもそんな黄昏泣きも気がついたらなくなってたな。

それが心の成長というやつなのか、
この月齢独特のものだったのかは謎。

泣かないで定評のある息子も
例外なく夕方はぐすぐすしていました。

目閉じてるならそのまま寝なよ!!

赤ちゃんとは眠くなると泣くもの。
しかも目もしっかり閉じてる。

泣いてないで寝なよ!!

何度思ったことか。笑

暑さも和らいだ頃、
少し体力がついて起きている時間が長くなった息子。

するとなぜでしょう、
眠くなるとぐずり始めるんですね。
今まで勝手に寝てたってのに。笑

しかし彼の眠いのサインはとてもわかりやすく、
漫画かのように目擦りをするんです。

もうめっちゃ可愛い…(親バカ)

そんなこんなで暑い泣きを卒業して
眠い泣きに入学した息子であります。

この頃は眠い以外では泣かない赤ちゃんでした。

置いていかないで!!!

8ヶ月頃にずり這いを始めて、
後追いはその少し前から始まっていました。

もう私の姿が見えなくなった途端、
火がついたように泣く息子。

普段飄々としている分、愛おしさ爆増。

泣いていても可愛いと思える息子の愛おしいこと…

そんな悠長なこと言ってられない息子のハート。

今までの暑い、眠いを大きく超える
"生命の危機"みたいな音量で泣く。涙も出る。
黄昏泣きなんて泣きのうちに入らんと思えたほど。

何かで読んだことがあるんだけど、
赤ちゃんにとって自分の視界から消えたものは
単に居なくなっただけではなくて
"存在自体消えてしまった"という感覚らしい。

だから大きな声で泣いて自分の存在をアピールする
必死に呼び止めるんだとか。

えーなにそれ愛おしさ爆増…

つまり都合のいいように考えると、
今までの本当の意味での生命の危機なんかより
独りにされることの方が
赤ちゃんにとっては生命の危機ということ。

ローマ時代の赤ちゃん50人の実験の話を思い出す。

産まれたばかりの赤ちゃん50人を集めて
お世話係が赤ちゃんと目も合わせず語りかけず
一切のスキンシップを取らなかった結果、
赤ちゃんは全員亡くなってしまったという悲しい話。

元々、産まれたばかりの赤ちゃんが言葉に触れる機会がなかった場合
最初に話すのは何語なのかという実験だったらしいけど。

「子供は勝手に育つ」

大切な我が子を必死に育てている親に放たれる
意味わからない無責任発言第1位(当社比)のこの言葉。

子供は勝手に育つわけがない。

生まれた時から自分でミルク調乳して
自分でおしめ変えて清潔を保つ赤ちゃんなんて
この世の中どこを探したっていない。

みんな誰かが必死にお世話してくれて、
愛情を注いでくれて自立できるまで成長するもの。

勝手に育っているのは、
そうして自立できるようになった子どもたち。

きっとこういう言葉を放つ人って、
子育てに必死になったことがない
手がかからなくなってから我が物顔で子育てごっこした人なんだろうなと思う。

話はだいぶ脱線したけど、
後追いでの息子のギャン泣き具合は健在です。笑

1歳前にして空腹で泣くことを覚えた

ある日の早朝。それも5時前くらいのこと。

普段早起きな息子ではあるものの
ここまで早起きしているのも珍しいと思い
薄目を開けて様子を伺っていると突然泣き始めた。

別に転んだとかぶつけたとか何かあったわけでもなく
なんの前触れもなく泣き始めた。

思わず薄目が全開になった私。

すかさず母の起床に気づいた息子が近づいてくる。

何があったのかわからないので
とりあえず片乳を差し出してみる。

残念ながらもうほとんど母乳の生産がない乳。
出ないやんけ!!!と怒られさらに泣く。

思い返せば昨晩。
お気に入りのメニューがなかったのか眠かったのか、
ほとんど夕飯を残して早々に寝てしまった息子。

おなかが…空いているのか…?
そりゃそうだよな。笑

手早く準備できるバナナと豆腐を用意して、
その間に芋や野菜を茹でておく。

いつも食事をする時に座るキッズチェアをセットし、
食事の準備を進めていく。

すると、キッズチェアにしがみついて泣く息子の姿が。笑

そうだよね、これに座ればごはんが出てくるんだよね。
もうわかってるんだよね…

椅子に座らせてお食事エプロンを装着。
どんなに急いでいても"いただきます"の挨拶は忘れずに。

空腹の池の鯉のようにパクパク口を開けて
モリモリ食べていく。よっぽどの空腹だったのか。

1歳前にして空腹の限界で泣くことを覚えた息子だった。

まとめ

新生児特有のふにゃふにゃ泣きを卒業し
本格的に泣くようになったのは
暑い時、眠い時、母が視界から消えた時、腹が減った時…

息子の有難いところは
それぞれの月齢でギャン泣きポイントが1つだけということ。

しかもそれぞれに必ずヒントをくれる。

なんと親孝行なことか。

そんなわかりやすい息子でも
申し訳ないが泣かせっぱなしにしてしまうことがある。

許してくれ、母さんも💩がしたい時もある。

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