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【episode.4】コンテンツマーケティングって実際のところどうなんですか?に現役実務担当者が答えます!

アカウントチームの寺尾です!

さあ、コンテンツマーケティングの疑問質問に勝手に答えていくこのコーナー。張り切ってまいりましょう!

過去記事は以下です。
episode.1はこちら
episode.2はこちら
episode.3はこちら


さて、今回はラジオネーム.みかんの白いの延々とっちゃう さんからのご質問です。
来月にもなればそろそろ冬の足音が聞こえてくる季節。こたつとみかんはもはや日本の伝統芸能だと言わざるを得ません。白いの延々とっちゃうの分かります。


※おさらい
そもそもコンテンツマーケティングとは?

「コンテンツマーケティング」とは「ユーザーにとって有益なコンテンツで集めたターゲット顧客と好意度を形成して、最終的には利益に結びつく行動を促すことを目的としたマーケティングのこと。」です。
※さらに詳しい解説はBAsixs用語解説:コンテンツマーケティングをご参照ください。


いただいた質問はこちら!


「コンテンツマーケティングはキーワードありきなんでしょうか?コンテンツマーケティングではキーワードから逆算してコンテンツを作ると聞いたことがあります。広報の仕事を長年してきた私は情報発信というと、自分たちが伝えたいことを正しく伝えることが大切だと思っています。何かしっくり来ませんがいかがでしょうか?」


なるほど、良いところを突いてきますね。めちゃくちゃ共感します、私も最初そう思っていましたから。

ただし、今ではキーワードを外さないよう、考えることの重要性を認識しています。
その理由は「コンテンツマーケティングとは検索エンジン経由の流入を増やす施策だから」です。
検索エンジン経由という部分が肝です。


検索エンジンとはお困りごとをキーワードにして打ち込む→お困りごとを解決してくれる情報と出会う、といった問題解決のプロセスです。
そして、そこに打ち込むキーワードは「ユーザーが使う言葉」です。
検索の世界では、絶対に検索されない言葉が存在します。(誰からも知られていない製品の名前や誰も困っていない事柄など)
いくら自社がものすごい技術力や差別化要因を持っていても、検索されないキーワードでコンテンツを作っていても誰も見てくれません。

じゃあコンテンツマーケティングは自分たちが伝えたいことを伝えられないのかというとそうではありません。
お困りごとキーワードで流入してきたユーザーの課題を商品を通して解消できる」というコンテンツにすれば良いわけです。


例えば、吸引力の変わらない掃除機があったとして、それをコンテンツマーケティングで売ることになったとしましょう。

そのような場合、広報やテレビCMなど、プッシュ型の媒体では「吸引力の変わらない掃除機」というメッセージ(やキーワード)で良いです。
これが自社製品のコアバリューであるし差別化要因でもあるからです。

しかし検索エンジン経由でアクセスをしてもらおうとするとこんなキーワードで集客することになります。

「掃除機 吸い込み 弱い」
「掃除機 吸い込み 強くする方法」
とかですね。

このキーワードで検索しているユーザーは、掃除機の吸い込む力が弱くなってしまって困っている、どうにか強くする方法がないかと考えて検索しています。


そのユーザーに対して上位表示されるキーワード対策をしっかりと行った上で「そもそも買った時点から吸引力が変わらない掃除機があればそのお困りごと自体起きないですよね?」というコンテンツを用意してあげるのがコンテンツマーケティングです。


なんとなくおわかりいただけたでしょうか?
私も最初は「世間に迎合していてつまらない施策だな」と思っていたのですが、ユーザーが検索するお困りごとと自社のサービス・製品の強みをコンテンツを活用して繋げてあげるのは、とてもクリエイティブで面白い施策だと思うようになりました。


最後に私が書いたコンテンツマーケティングに関する書籍レビュー記事です!
■【書評レビュー】いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本


それではまた!


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