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能登半島地震から見えてきた防災 & BCPの現状と課題【メディア掲載】

 このたび、日刊工業新聞社発行『月刊工場管理』(2024年4月号)に、「能登半島地震から見えてきた防災 & BCPの現状と課題~企業の防災対応とBCP策定の重要ポイントを再確認する~」と題する特別解説(4ページ)を寄稿しました。

 本記事は、今回の能登半島地震から事業継続のあり方とBCP(事業継続計画)策定の重要性を振り返ることを目的に、この地震による企業への影響や、明らかとなった問題、現実的な製造業の事業継続戦略の考え方、そして今後の課題などについて解説したものです。

 構成は次の通りです。

  • 能登半島地震による企業への影響

  • 基本は防災対策と社内体制の整備

  • 製造業の事業継続に不可欠な要件

  • 事業継続の3 つのロードマップ

  • 今後のBCP の方向性について

 製造業に従事されている読者の方から見ますと、工場BCPの最大要件の一つである「サプライチェーン対策」には触れていないのか? と思われるかもしれません。筆者としては、ともすると抽象的になりがちな「サプライチェーン対策」という十把一絡げ的表現は好きではないので、ここでは工場視点で採るべき対策を、「製造業の事業継続に不可欠な要件」と「事業継続の3つのロードマップ」の中で解説しています。

 なお、最終パラグラフの「今後のBCP の方向性について」では、被災地での新型コロナやインフルエンザの流行、SNSによるデマ情報の拡散などにも触れ、「マルチハザードBCP」の意義と枠組みについても言及しています。

以上 

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