JAPAN CHAMPIONSHIPの申込みについて思うこと
紆余曲折・賛否両論のあったJAPAN CHAMPIONSHIP2020の申込。
あなたは何を感じ、どう思いましたか?
JAPAN CHAMPIONSHIPってこんな大会
大会名:JAPAN CHAMPIONSHIP2020
開催日:2020/10/11
開催場所:神戸ポートターミナルホール
優勝者はPDC WORLD CHAMPIONSHIPの出場権を得られます。
PDC WORLD CHAMPIONSHIPは賞金総額£2,500,000(約3.4億円)で優勝賞金は£500,000(約6.8千万円)かつ選ばれた選手しか参加できない世界最高峰のダーツ大会の一つです。
昨年は浅田斉吾、山田勇樹、鈴木未来が参加をしている大会でDAZNで見た人も多いのでは!
JAPN CHAMPIONSHIPはスティールダーツを投げる人にとっては夢の舞台へ続く大会の一つで毎年多くのダーツプレイヤーがしのぎを削っています。
まずはどんなことがあったか振り返ってみよう!
0818 15:55 Facebookにて10/11に大会開催する旨の告知
0906 14:32 Facebookにて申込開始の告知(上限80名)
数時間後に上限80名に達したため申込受付終了となる
0908 17:09 Facebookにて二次募集の案内_ボード面増やし上限126名へ増員(+51名)
0911 17:00 Facebook LIVEにて二次募集の抽選。リザーブ10名も選出
問題視されたことはなんだったのか?
SNS上でいろいろな意見を見ることができました。その中でも多かったと感じたものはこの4つ。
1.申込方法の告知=申込開始だったので悩む間も無く申込が上限達した
2.初期申込上限人数が非常に少なかった、上に上限数がすぐに変更になった
3.申込のスピードが大会主催者の想像以上だった
4.本当に出るべき人が申込をしたのか
それぞれの問題視されたことへの私見
1.申込方法の告知=申込開始だったので悩む間も無く申込が上限達した。
ほとんどのダーツ大会では申込開始直後に申込をする人ってほとんどいないんですよね〜超人気の大会の場合は、数日で上限に達する場合はありますが・・・例えば、神戸で開催されるDMC Classicは西日本でも屈指の人気大会です。ただこのような大会は例外かと。
じわじわと申込が増えて終了間際にどばっていうのが一般的です。とはいえ、通常はこんな大会しますよ!って告知を結構しているので申込開始時期は頭の片隅に入っているのでチェックしやすいです。
ただ今回のJAPAN WORLD CHAMPIONCHIPは大会告知はFacebook上は一度だけ申込開始が二度目の告知だったので、あとで申込しよって人やそもそも見てない人も多くいてはずです。その間に申込が上限に達してしまったので困惑しました人・・・申込開始までに数日の猶予は欲しかった!
コロナ禍の例年通りの申込方法では、配慮が足りなかったかと。
2.初期申込上限人数が非常に少なかった、上に上限数がすぐに変更になった
数日で増やせるなら最初から126名にすればよいのに!って意見があったのですが、まずこの状況下で大会を開くことを決めただけで相当の覚悟と思いがあったと思います。プロツアー(JAPAN・perfect)や一般大会が中止・延期となっている中で開催をすると決めたのです。
私は開催を決めたことだけでも素晴らしいと思っています。あとはどれだけ対策をしながら運営ができるかが重要になってくるかと
3.申込のスピードが大会主催者の想像以上だった
コロナ禍で選手が大会に想像以上に飢えていたってことがこのことで証明さてたって感じています。だって今までは上限に達することがなかった大会ですよ(多分・・・)
それが移動制限やコロナ感染のリスクもあるのに一次80名+二次90名で合計170名もの人が申込しています。ちなみに2019は136名で2018は93名の参加なので例年より多くの申込になるって予想できないですよね・・・
4.本当に出るべき人が申込をしたのか
ちょっと驚いたのがこの発想です・・・自分にはなかった考え方なので・・・
簡単にいうと「この大会は世界に通ずる大会なので、その大会に出る意思と準備をしていない人が出るのはどうかと思う。意思と準備をしているが出れない人に対して失礼である」と「トッププレイヤーに対して事前に情報が流れていたのでは?スポンサー枠があるんでしょ?」という内容でした。
「意思と準備」に関しては、全くそうは思いません。第一に申込ができる仕組みであるのだから参加することは誰もが認められる権利だと考えているから。開催要項の参加資格は「日本国籍を有する選手」なので全く問題ないかも。
「スポンサー枠」に関しては、誰かは言うだろうなぁと思っていましたがチラホラ・・・。結論から言うと「ない」と断言をします。だって鈴木未来に連絡なかったから!分かりやすい根拠!(だと思ってる)
ただスポンサー枠や忖度などと言っている人を見るのが悲しい・・・
ミックさんは移動中の助手席で申込の告知を見つけ、その場ですぐに申込を完了させてました。「そんなに早くしなくてもいいんじゃない?」と言うと「この状況下だからこそ申込をする人が多いはず。海外の大会では申込をすぐにしないと出られないってことがザラにあるから出たい大会はすぐに申込をするようにしている」って言ってました。そして仲の良い数名のプレイヤーに「申込始まったから早めにした方がよいよ」って教えていました。
この辺りもプロ意識の一つなんだろうなぁと改めて感心してました。
全体を通して感じたこと
次回からはこんな風にして欲しいなぁと・・・
・大会概要の告知から申込開始までの時間が欲しい。今回の混乱の大きな要員がこれなんだと思うんです。この期間があれば、急な二次募集の対応をする必要もなく抽選になることなかったのかなぁと。
・思い切ってスポンサー枠を作る。スポンサー費1口に対して枠1名で上限は●口までと。公表してやれば公平かつ運営費が集まる!
・何はともあれ、開催できたら嬉しい!そして参加者として目一杯楽しむ!実力を発揮する!