うつ病と独楽

体調も戻り、動けるようになってしばらくたった。
ご飯も美味しいし、朝も普通に迎えれるようになった。

好きな写真家のnoteを読んで、とても共感した。
社会的処方というものだ。

僕も趣味は持っているが、個人で収まるものばかりだ。
ギターも、読書も、自己完結で終わることが多い。

最近、新しい趣味を見つけた。
「ベイブレードX」という独楽遊びだ。

動画などを見て、独楽(この界隈ではベイと呼ぶ)の激しいぶつかり合いやせめぎあいにすごく心を揺さぶられた。

一人でベイを楽しむ方法もあるとは思うのだが、大会に出てみたいと思い、検索し、思い切って出場してみた。
大人も子どもも大人数の大会に出てみた。すごい熱狂だった。
試合そのものよりも、フリーバトルと言われる野良試合が非常に楽しかった。これがドーパミン的幸福かな。

結果は準優勝となり、僕本人が一番びっくりしていた。

名前も知らないヒトと会話し、ベイを競わせる時間は久しぶりに楽しい時間だと感じた。

以前のnoteにも書いたが、こういう趣味は年齢的にも若いときに出会っていればとも思ったが、結果、年齢は関係ない。
判断基準が「明日いなくなるならば、今、何がしたい？」だからだ。こういうワクワクを細長く続けていきたい。