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読書ログ_「正々堂々 私が好きな私で生きていいんだ」

同じコミュニティの方に紹介していただき読んでみたら、じーんと心に沁みるような良い本でした。
西村宏堂さんのファンになりました。


LGBTQで僧侶でメイクアップアーティストの著者が、好きな私で生きていいんだと思えるようになるまでは、長い道のりがあるのですが、本当に正々堂々と美しく自然体で人の心の奥の方まで察することのできるような(まっ、お会いしたことはないのですが笑)、大きな優しさをもった、素敵な方だと思いました。

YouTubeでも沢山発信されていて、特にお母様をモデルに年齢を重ねた女性のメイクアップを教えてくれている動画が私は気に入りました。(私もやって欲しい)

プライベートの動画では、自室(とても素敵)で夜、話し方の講座ををリモートで受けているところなどがあり、感動しました。

(もうすでに十分お上手なのに)

自分を否定せず、みんなと違っても自分はこんなことが好きで、そこに価値があるんだと思えるようになるには、肌感覚のような体験が必要なのでしょうか?

著者も高校を卒業してからアメリカに留学したり、スペインに行ったり、多様な人と交流して変わったそうです。
なんと、高校ではお友達が一人もいなくて、暗かったんだとか。

でも今は、暗い感じは、全くなくて自然体で優しいオーラを感じました。

ご実家の都内のお寺で大学生を数人迎え、話をするシーンがYouTubeにあるのですが、板張りの寒いお部屋で「足下、寒くない?」と聞くと、大学生は遠慮をして「大丈夫です」と答えるのですが、更に「寒いでしょ、本当は」と聞くと「はい」と。

ここで私は、著者は心の交流をしようとする方なのだなと思いました。
小さな事のようですが、心というか、頭の線が繋がったような感じがしました。
大学生も多分、そのあと話しやすくなったのではないかと思います。

これからは、西村宏堂さんを応援して、宏堂さん推しでいきたと思います。

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