ジブン株式会社経営に活かせる経営本①
木下斉さんのVoicyでジブン株式会社に行かせる経営本解説が7月20日の放送であり、面白そうと思いチャレンジしようと思いました。
元々は山口周さんがnoteで経営本のお勧めを曼荼羅チャートにして投稿されていたのですが、それをもとにして木下さんもおすすめの本を解説されています。
全くちんぷんかんぷん、私には無理じゃないのというのがほとんどのような気もしますが、その中で既読なのは、『キャズム』、『ザ・ゴール』の2冊だけでした。
今回読んだのは、『イノベーションのジレンマ』です。
この3冊から、どんなところが私のジブン株式会社経営に活かせそうか、考えてみました。
1.キャズム(ムーア)
キャズム理論の成功事例として、メルカリが挙げられていて、「初期には、ユーザーインターフェースやユーザーエクスペリエンスの改良を重ね、200万ダウンロードを重ねた後にCMを活用して認知度を高めた」という話がありました。そうなんだと関心はしたものの、スケールが大きすぎて、どうもピンときませんでした。
でも、マーケティングで新しいサービスや製品が市場に普及する過程で、キャズム(溝)があること、アーリーアダプターからアーリーマジョリティへの移行が難しいこと、それを乗り越えるには、ターゲットを絞り込み、ユーザビリティを高め、口コミを広めるというのを知り、そういう目で世の中のサービスなどを眺められるようになりました。
私が今挑戦しようとしているのは、マルシェにレモネードを出店するといううことです。まだプロトタイプを作り、Instagramに投稿したり、流山市のmachiminというコミュニティでマルシェではありませんが、飲み物やパフェなどをイベントで出してみませんかという募集を見て、連絡を取ってみたり(時間がタイトなので、初心者であれば、今回は厳しい、とのお返事でしたが)することしかできていないので、まだ始まってもいません。しかし、キャズムがあると知り、諦めてはいけないと自分を元気づける材料になっています。
2.ザ・ゴール(ゴールドラット)
企業の生産性向上を目指す物語ですが、当時日本の貿易黒字が拡大していて、この本を翻訳したら、これを真似て日本が更に黒字額を拡大するのではないかと懸念され、翻訳が遅れたという背景があるそうです。
企業の目的は利益を最大化することであり、「スループット(販売)」「在庫」「業務費用」の3つの指標を最適化する必要があり、ボトルネックを特定し改善することが重要です。ここでジブン株式会社経営で参考になるのは、感情だけで無駄に経費を使って自己満足的にやりすぎたり、売上が上がらない現実を認めなかったりすることかなと、ざっくり考えました。
まあ、部分最適ではだめで、全体を最適にするよう視野を広くしないとと思いました。
3.イノベーションのジレンマ(クリステンセン)
優良企業が破壊的イノベーションに敗退するという話です。破壊的イノベーションは、初めは小規模で既存市場のニーズを満たさないため、大企業は見過ごしがちだが、最終的には主流市場で競争力を持つようになります。これこそ私にはほとんど関係ないのでは?と思いました。
しかし、先日の木下斉さんの原爆に関するVoicyの回で、原爆はどこからきたのか?というお話で、原爆開発は、当時どのようなものか、物理学者さえ全容をわかっていなかったけれど、アメリカは、マンハッタン計画で当時のレートで20億ドル(2200億円)、2012年の価値に換算して、約300億ドル(約2兆4000億円)の莫大な予算を投じたと知りました。
機会損失を嫌うというのかわかりませんが、失敗するかもしれないが、先に行った方が絶対に良い、先行者利益を逃さないというアメリカのメンタリティーは、このイノベーションのジレンマを避ける戦略の一つなのかもと思いました。(少し強引かもしれませんが)
ジブン株式会社経営には、チャンスがきたら、ぼーっとして逃さないことかなと思いました。
先ほどのmachiminさんは、一度お邪魔したことがあるのですが、お忙しいタイミングだったので、あまりお話出来ずに帰ってきてしまい、ご縁がなかったのかなとそのままにしてしまいましたが、諦めずに訪問を繰り返していたら、今回のイベントで出品できていたかもしれません。
4.まとめ
というわけで、経営本をジブン株式会社経営に当てはめて、読んでみました。
著者の方々は、まさかこんな読み方してるとは、びっくりされているかもしれません。
引き続き、経営本を読んでいきたいと思います。
木下斉さんと山口周さんのダブルお勧め本、面白いです。
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