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徒然日記~「宮仕えはつらいよ」シリーズ化計画中

 ダッシュボードを見ると、この二つの記事が上位に来る。

 …ので、三作目として今日は「ルーベンス(下図)」を書くつもりだった。

 が、もう少し練りたくなってきたので、今日は裏話的なものを。


 とりあえずは、タイトルについて。

 大抵の方はすでに気づいているとは思うが、映画「男はつらいよ」が元ネタになっている。

「宮廷画家は~」とするべきかとも迷い続けているが、「宮仕え~」の方で落ち着きそうではある。

 理由は二つ。

 漢字が四つ続くのが堅苦しいから。それに、長い。

 それにこちらの方が、「すまじきものは宮仕え」という言葉とも結びつけやすい。

 そして二つ目の理由は、「画家」と限定してしまうことがベストとは思えなかったから。

 アルチンボルド、ベラスケスときて、三人目を誰にするかでも悩んだ。

 面白く料理ができそうなエピソードの持ち主はないか。候補としては、ルーベンスとゴヤが上がっていたが、そこで打ち止めになったりしないか、と余計な心配までしていた。

 宮廷画家は、他に誰がいただろう?

 料理しがいのあるエピソードがあり、そして現代から見ても共感したり、笑える要素のある人物…。

 画家に限らなければ、ミケランジェロ。教皇ユリウス2世と喧嘩を繰り広げた逸話の持ち主だ。(まあ、この人はパトロンに、同業者にと、喧嘩ばかりしているような気がする)

 あとは…さっき考え付いたのが、李白。

 彼の場合は、「宮廷詩人」と言うべきか。それも割と短期間のもの。

 彼は、玄宗と楊貴妃の宮廷に仕え、楊貴妃の美しさをたたえる詩も作らされている。

 しかし、その中で楊貴妃を、前漢の美女で、国を傾けた「悪女」としても知られる趙飛燕にたとえてしまったことが原因で讒言され、追放された。

 まあ、そうでなくても、もともと規格に囚われない奔放な人で、それを良く思わない人も多かったから、長続きはしない運命だったのだろう。有名な大企業で仕事を得るのがその人にとって最善とは限らない、ということか。


 はてさて、「宮仕えはつらいよ」。シリーズ化は確定としても、一体どこまで行けるのだろう。

 三回目の「ルーベンス」は、少し遊んでみようかとも思っている。

「ライトに、楽しい感じに」書く。

 私はどこまで達成できるだろうか。

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