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ディオール展に行ってきた

今日は、昨年行けなかったディオール展@東京都現代美術館へ。
開催される、とわかった時から気になっていたが、見ての感想を一言で言うなら、

「ディオールのドレスは、布を用いた立体アート、あるいは彫刻作品」




彼がパリでメゾンを開いたのは戦後間もない時期。
彼の打ち出した「ニュールック」が、シャネルに火をつけ、カムバックする決意をさせたのは有名な話だ。
以前、シャネル展を取材した時も、この話は書いたと思うが、ディオール自身については、実のところよく知らなかった。
彼が画廊の経営者であったことも、会場の冒頭で初めて知った。彼がメゾンを開いて11年後に亡くなったことも。(シャネル、本当に長生きだな・・・)
そんな彼のブランドが作るドレスは、まさに立体アートだ。
スカートの膨らみ、ドレープ、色や模様の使い方・・・角度を変えるだけで違うものが見える。ワクワクする。
こんな感覚は久しぶりだった。

展示の仕方も、まさにアート・ギャラリー風。
見に行って良かった。
できるなら、もう一度。

しかし、問題はチケット。予約が一番望ましい。当日券を狙うなら、なるべく早めに、午前中を狙うべし。

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