北欧の神秘展@長野
SOMPO美術館で春に開催された、「北欧の神秘」展が、長野の松本市美術館で昨日から開催中らしい。
北欧の美術というと、日本ではムンクくらいしか名前を思い付けないかもしれない。が、神秘的な自然や、トロルなど北欧の伝承を題材にした作品など、面白い作品が多い。
見る者の世界を広げてくれる展覧会だと思う。
これから行かれる方への予習、そして、すでに行かれた方へは復習として、私の記事を下に置いておく。
フランスやイタリアなどと比べ、あまり馴染みのない地域の美術を見るなら、風景画から見ると良い。
特に19世紀は、画家たちが自国の身近な自然風景に目を向け、描くようになった時期でもあるので、その国ならではの地形、名所、風土が反映され、何より魅力的に描かれている。
時に旅行気分すら味わうことができる。
(ちなみに私は19世紀ロシアのシーシキンやレヴィタン、クイーンジが好きだ)