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noteで作りたいシリーズ(マガジン)企画
noteで作りたい、できれば電子書籍化を目指したいと思っているシリーズ企画について。
更新は、週一か隔週のペースで。
・宮仕えはつらいよ
近代以前、美術作品は工房で制作され、オーダーメイドが基本だった。つまりは、注文ありきで、パトロンがいなければ、工房も運営できないし、食べていけない。
一番良いのは、王侯貴族が固定したパトロンとしてついてくれること。
しかし、それには並々ならぬ苦労があったわけで…。
その苦労を紐解いていくと、現代にも通じるものが見えてくる。
一方、フリーで働く、という形が増えている現代という時代を、芸術家たちはどう見るだろうか。
扱う予定としては、「ルーベンス」、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」、「ミケランジェロ」の他、上の「ベラスケス」の話もリライトしたい。
・肖像画と女心
「少しでも綺麗な自分の姿を」
と思うのは、写真でも肖像画でも変わらない思い。
そして、両者に共通して一番多いのは、「似てない!」というトラブルではないだろうか。
「こんなの私じゃない!」
と怒る人。
「(お見合い写真と)違いすぎる!」
と相手に一方的な怒りを浴びせられる人。
一方で、
「これが私…?」
と、心ときめく瞬間もある。
そんな肖像画をめぐるモデルや画家、また周囲の人々の悲喜こもごも。
それを書き起こしてみたい。(上の絵は、取り上げたい作品の一つ、ルノワールの<ジャンヌ・サマリーの肖像>)