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むかし 知り合ったその人は 詩人だった 詩人の彼は せつない詩をつづって わたしは かれの繊細な感覚に むちゅうだった 繊細な感覚をもってるのに その 彼が生きてるかんきょうは すさまじくて まるで 現実逃避のように 彼は それはそれは キレイな 詩をつぶやくのだった かれは 有名人になり そして その名前は ひとりあるきをはじめた もう 描きたくない感情を かれは どんどんいつわって書くようになった そして くるしくなった 出版社は うそでも いつわりで
春はすくすく みんなすくすく 目に見えて育つから 自分も一緒に育っていれば すごくいい感じに 相乗効果っていうの? いい感じで いい気分で 育つような、大きくなれるような 気さえするんだけど そんな中で、 自分が立ち止まっちゃったら なんだか 取り残されたような 僕をのぞいて みんながすくすく 大きくなってるような気がして 少し 落ち込んでみる。。。 一瞬だけね。
風がすき 風は 応援してくれる 励ましてくれる 怒ってくれる 背中を押してくれる 立ち向かわせてくれる I love wind Wind cheers me up Wind gets mad at me Wind pushes my back Wind makes me face it against
20051026 ぼくらは 傷つけあう為に生まれたんじゃない 憎しみあうために出会ったんじゃない って、 違うと思うんだ。 子供の頃は私もそう思ってた。 でも、 そういう出会いもあると思った。 その人と私の間で解決していない問題を終わらせるために、 もう二度と、何度生まれ変わっても決して再会しないために、 この醜い関係を終わらせるために、 私はここに生まれてきて、この人生でまたその人に出会ったんだ と、思う人と出会った。 やっぱりその人は、私を、何年も苦しめ続けた
昔、中学生の頃、私は、私たちは、知識に飢えていた 難しい言葉を多用することを好んだ 描いた絵にも黎明という題名をつけた 難しい言葉の真意をすべて理解できるだけの経験もない 自分の犯してしまったことで変わる人生をまだ歩き始めてはいない頃 まだ、そのほとんどが、 自分のおかれた環境やまわりの人々によって変化し まだあまりそれらに対して抵抗ができない頃 自分の性格がまだ少しずつ変化することも可能で、 まだ作られていく段階の頃 自分が犯してしまった何かに囚われることはまだあま
20051003 鉄塔を見上げると 電線が走っていた 電線を見ると 私を傷つけたあの彼を思い出す 電線を五線譜に見立てて カモメで音楽を奏でた 鉄塔を見上げると 電線が走っていた この線は あの彼のところにも つながっているのだろうか 昔、夜明け前、街が青く染まる早朝 毎朝決まって通っていく貨物列車と線路を 見ていたときと なんだか同じ気分になった
20050721 ああ なんて わたしは、ちいさい あんまりちっぽけで なんだか わらえてきた こんなに ちっぽけだ おおきな 木の幹に触れると 安心する 話しかけてくれる気がする わたしは 大きな 大きな森の 大きな木のなかにある 小さな小枝の ちっぽけな一枚の葉っぱ 精一杯 息をすって、息をはく いつか 土に帰る、その日まで 空を見上げて 鳥になる、夢を、みる わたしに できること あせらないで、ゆっくり やろう そう おもった
私は楽観主義者である。 何でもいいように考えてしまう。 そんな自分がすごくいいと思う。 でも、ただ、楽観主義者になりたいと 願っているだけなのかもしれないと 無理してるところがあるんじゃないかと ふと思うことがある。 何してるんだろう、とか、 一体私はここで、これからどうするんだろう、とか、 もう どうでもいいや、とか つかれた、とか このまま一生を終えるのではないか、とか、 いろいろ 思ってしまうことがある。 不安なことも こわいことも たぶんいっぱいあるんだと思う。
20050704 見えるうち いっぱい見よう 聞こえるうち いっぱい聴きたい 歩けるうち いっぱい歩こう 話せるうち いっぱい語りあおう 手が動くうち あなたの手を握り締めたい 会えるうち あなたに会いたい 生きてるうち ありがとうって、あなたに言いたい 精一杯
20050626 どうして 「過去」をふりかえるかって? 「そこ」で 時間が止まっているからだよ 「そこ」から 時間を進めるためだよ 「そこ」に戻るのは、「その時」を思い出にして きちんと 「今」を生きたいと 思い始めたからだよ やっと、 今を生きれるように、なるかな この樹を見て、あの頃を思い出すのは、いい。 でも、あの頃から出られなくならないように。 じゃないと、今、一緒にいる、あなたに申し訳ない 今、目の前にある、樹に、申し訳ない この、
1995年 夏 京都で働く機会が多かった夏 昼休みには灼熱の太陽の光を浴びに 毎日ひとり屋上でひなたぼっこ 何を食べてもすぐ吐くので、 休みのたびに点滴 体重は減るばかり 足が地についている感覚がなく、 ふわふわ浮いていた 真夏なのに、私はいつも寒くて、 凍えていた それでも京都へ来ると、 嘘でも笑うことができた 最悪の状態から逃げることができた 何も恐れることはなかった 太陽の光を見上げることができた 休みの日もできるだけ、体力がある限り、京都で過ごした 八坂さん、