推し徒然①
先日、フォロワーさんたちと話題にあがったため私の推しているものたちについて一つ、腰を据えてまとめてみようと思う。
基準はゆるく、過去に好きでたまに再燃するものや今燃えているもの、ツイートすることは少ないが好きな人がいたら語らいたいもの、腐向けCP、その他にわかだとか期間が短いとか全部ひっくるめて好きなものを雑多に順次更新していきたい次第である。
基本的に推しと私の距離感やスタンスをまとめたものになる。というのも、それぞれのすばらしさは本家公式を見てもらうのが一番わかるのと、もっとうまいプレゼンがTwitterなりなんなりを調べれば出てくるからである。
アーサー・カークランド
『Axis Powers ヘタリア』(日丸屋秀和) https://kitayumeblog.wordpress.com/ (公式サイト)
出会ってから:約8年
好きなところ:ツンデレ、島国同盟、顔
ヘタリアとは、日丸屋秀和氏による国擬人化ギャグ漫画である。メディアミックス先にアニメやミュージカルがあり、女性向け擬人化作品としては古参だ。その中でも紳士の国をモチーフにしたのが彼である。ヘタリア界隈では現実の国に配慮してSNS上や二次創作上で人名を使う習慣があり、私自身が腐向け作品の話も書きたいことから国名は伏せさせてもらう。
彼に出会ったのは小学生のころ。中学受験の対策もあって擬人化作品を読み漁っていた割と初期のころのことである。ツンデレキャラは当時から好きだったし、なんとなく彼の国への憧れもあった。あと顔が好みだった。そんな単純な理由から、歴史や文化を調べ、時に二次創作(主に朝菊/アルアサ)を漁り、そのうち同じヘタリア好きに出会ってさらに萌えを深め今に至る。魅力は何か、とか決定的な推しエピソードは無いのだが、いつの間にか私の中にいて、人生を狂わせた推しである。
※眉毛ランド
彼に続けて同じくヘタリアの少々ややこしい推しも紹介する。眉毛ランドとは、アーサーさんのお兄さん方の総称である。公式で同居していることが発覚し、日丸屋秀和先生のブログで3人の顔がわかったものの誰がどの地域かはわからないまま6年だか7年だかが過ぎようとしている。私はこの公開された眉毛ランドのイラストの一番下に描かれた3番さんをWalesだと強めの幻覚を見て推している。ちなみに曲者っぽいという唯一の性格設定らしきものがある。
影片みか(かげひらみか)
駆け出しのアーティスト
斎宮宗の芸術に傾倒していたが、現在は自分自身の芸術を探求中。 和やかな性格だが、やや天然で気の抜けたところがある。 すこし憂いのある歌声で、パフォーマンスは個性的でありながら伸びやか。 『COSMIC PRODUCTION』の『Valkyrie』に所属している。
(公式サイトキャラクター紹介より引用)
『あんさんぶるスターズ!!』(Happy Elements) https://ensemble-stars.jp/
出会ってから:約3年
好きなところ:ギャップ、かわいい、人として何か抜けてるっぽいところ
最近5周年を迎えた“あんスタ“である。アイドル育成アプリゲームで、いわゆるポチポチゲーだったころに友人に勧められ、当時フルボイスで無料開放中だったメインストーリー第1部だけ読んで以来、ゲーム性の無さに飽きてしまっていたそれである。しかし5周年を前にして今年3月上旬にMusicとBasicという二つの形で再リリースされ、Musicは完全に音ゲーになっていたため復帰した、といった具合の3年と書きつつ半年くらいの付き合いのジャンルだ。
総勢51人のアイドルたちの中で私の推しはこの影片みかという現在高校3年生の男の子である。芸術性を重視するValkyrieというユニットで斎宮宗(いつきしゅう)―通称お師さん―という一つ年上の男の子と活動をしている。このValkyrieの最初の楽曲「魅惑劇」をALI PROJECTが作詞・作曲されていたことが最初の接点だった。あまりにも厨二心をくすぐられるフレーズに魅了されたのだ。また、あんスタのイベントストーリーでありメインストーリーの過去を描く「追憶*マリオネット」やメインストーリー(彼は当時高校2年生)の3月に上級生を送る学園のイベント、返礼祭でのストーリー、その他たくさんのValkyrie出演のストーリーを浴びてこの二人の感情のやり取りの重さに落ちた。お師さんに命令されれば死んでもいいと思うほど彼に傾倒している一方、お師さんが衰弱し弱っている時もかっこ悪いと見限ったりせず、彼を肯定し続けValkyrieを復活まで陰で支え続けた彼を尊いと言わずしてなんと言えばいいだろう。このあたりのストーリーはあんさんぶるスターズ!!Basicで現在随時無料公開中のイベントストーリーを読んで欲しい。スマホアプリないしはDMMGamesでプレイできる。
性格面での彼の魅力の他に、私としては彼の衣装センスを挙げたい。お師さんに教わりながら手芸部としてもユニット活動としても衣装製作にかかわってきた彼の集大成ともいえる返礼祭のスチルに出てくる衣装は、これまでのValkyrieの高貴さを残しつつもそれまでのイメージカラーとは違う青を基調にした繊細なデザインである。また、先日追加されたカードでは多数のモチーフを喧嘩させることなく取り入れ、ゴシック的な雰囲気の漂う衣装も公開された。
女王蜂
https://www.ziyoou-vachi.com/
出会ってから:約2か月
好きなところ:性別を超えた歌声、PVのセンス
ここにきてロックバンドの推しである。しかもめちゃめちゃ新参の。もっと詳しい方がたくさんいらっしゃるので、歴史だ何だは彼らにお任せするとして、私の好みの話をする。
女王蜂とは日本の4人組ロックバンドである。最近だと「東京喰種:re」のEDであった「HALF」や「BL」なんかが有名だろうか。私はYoutubeの関連動画で「PRIDE」をたまたま聞き、男性ボーカルと女性ボーカルのバランスがいいな、と思っていたら一人だったと知ってびっくりしたクチである。ボーカルのアヴちゃんは信じられないくらいの音域をカバーしているのでぜひ聞いてほしい(https://www.youtube.com/channel/UCWYODUHcJbtt1NK0px4grYg)。それ以外にも「Introduction」は勇気づけられる曲だし、「Disco」は一気にテンションが上がる楽しい曲なのでそちらも聞いて欲しい。そしてPVもぜひ見てほしい。独特の世界観、と説明してしまうとありきたりだが、一瞬も目が離せなく、次に何が来るのかとわくわくするPVだ。
ローランドジャケット
https://www.atelier-boz.co.jp/products/detail/204
出会ってから:約5年
好きなところ:布量、シルエット、デザイン
Twitterをやっているオタクなら一度は目にしたであろう「軍服ワンピース」のAtelier BOZの看板商品、つまり服が推しである。ゴシックアンドロリィタやクラシカルロリィタというジャンルに分類されることが多いが、私自身着ている服の種類が流動的で、着こなしによっても変わるのでジャンルは関係ないと思っている。
元々、ロリィタに代表されるようなひらひらふわふわの服が好きだった。その中でも黒や青をメインにした服に興味があった。そんな時に「軍服ロリータ」というものを知り、恐る恐る入りづらい(実際は決してそんなことはない)本店を訪れたのだ。もう半袖の季節で、暑い中原宿駅から20分ほど友人と歩いて出会った世界は、狭い中にかっこいいお洋服がぎゅっと詰まった宝箱のような場所だった。決して購入層ではないような学生に店のお兄さんは優しく、決して邪険にせずに相手をしてくれた。1年半ほど通ってやっと買った服はローランドジャケットでは無いのだが、最も好きな色である青のローランドジャケットが再版されると聞いて迷わず買った。
腰から下にかけての布の広がり方とシルエットが最高なのだ。プチプラの服では絶対に感じられないときめきが詰まっている。とにかくいくら言葉を尽くしても語り切れない、一回着てみてくれと言って回りたくなる服である。
今年中には定番色の黒を購入する予定だ。また、ローランドジャケット以外にもメンズサイズやLサイズを展開している服がAtelier BOZにはあるので興味のある方は公式通販サイトをチェックしてみてほしい。