見出し画像

親が手を焼く『イヤイヤ期』の本当の意味とは

2、3歳の子どもを持つ親ならほとんどが経験する『イヤイヤ期』

あれもイヤー!これもイヤー!
なんて、イヤイヤ攻撃の嵐…
親としてはちょっとうんざりしちゃいますよね

でも、そんなイヤイヤ期ですが、成長する子どもにとっては実は大切な時期って知っていましたか??

『イヤイヤ期』は子どもの成長過程で必要な時期

イヤイヤ期って実は子どもが成長するためには必要な時期なんです。
というのも、この頃の子どもには自我が芽生え始めます。

自分の意思があまりなかった赤ちゃんから、自分の意思を持つ子どもに成長していきます。

その時に自立の練習をするからです。

自立の練習とは

自我が芽生えることで、何でも自分でやってみたいという思いが出てきます。
そして、「どこまで自分の思いを言っていいのか」「望み通りにならない思いをどのように折り合いをつけるか」

たくさんの場数を踏んで、自立のための練習をしていきます。

そして、私たち親を悩ませている、なんでもかんでも「イヤ」というのにも実は理由があります。

自分でやってみたい

出来なくてイライラする

上手に言葉にできなくて「イヤー!」

という感じで、出来ないことに癇癪を起している状態です。

また、「イヤ」というと拒否する意味合いを持ちますが、このころの子どもは自分の気持ちを上手く言葉にできないので「ちょっと待って」「後でするから」などという意味で「イヤ」と言っているんです。

そう考えると、なんだかイヤイヤ期の子どもが可愛く思えてくるのは私だけでしょうか?

イヤイヤしたときは子どもの気持ちを代弁してあげる

じゃあお母さんはどのように対応すればいいのでしょうか?

叱ればヒートアップして余計に手が付けられなくなるし、放っておけば周りの迷惑になる時だってあるし....

そんな時は、上手く言葉にできない子どもの気持ちを代弁してあげることで、イヤイヤの気持ちが収まることが多いです。

例えば、お着替えをしている時に「イヤ!着ない!」と怒り出す我が子。自分が着たい服と違うのでイヤと言っている様子…

そんな時に気持ちを代弁してあげます。
「自分で選びたかったの?じゃあ一緒に選んでみよっか?」

みたいな感じで子どもの気持ちを言葉に出してあげると、「言いたいことが分かってもらえた」と感じて気持ちが落ち着くことが多いです。

少しあまのじゃくのような気もしますが、子どもは成長をしようとしている最中なので、優しく見守り、何でもやらせてあげるのが自立への第一歩だと思います。

もちろん、お母さんの事情もありますから「出来るだけ」でいいと思います。

まとめ

親にとっては少々厄介な「イヤイヤ期」
でも子どもにとっては、成長するうえでとっても大切なことだったんです。「また始まった」とうんざりする気持ちは痛いほどわかります。

しかし、子どもが自立する大切な第一歩だと思ってたまには優しく見守ってあげませんか???

いいなと思ったら応援しよう!