【双極性障害のうつ治療薬】ラツーダ継続レビュー②
この記事は以下の記事から続いております。
簡潔に申しますと、経過としてはほぼ鬱明けという感じで予後良好です!
今回はこの状態に至るまでの経過を備忘録として残しておきます。
■ラツーダ20mgで継続中はさして状態は変わらず
2週間、20mgで様子を見てみましたがじわじわと鬱が持ち上がる印象で初日~3日目ほどの劇的な鬱の改善は見られませんでした。
ですが、日に日に動ける時間が伸びて活動が容易になったことは明らかでラツーダ20mg最終日の昨日は採血する関係で朝から薬なし+朝ごはんなしでも片道1時間の病院へ特に億劫に感じることなく通院できた感じです。
それでも、20mg継続中は体は起こせるものの動画コンテンツも楽しめない、趣味もやりたいと思う意欲はあるが出来ない、という何ともくすぶった状態で「もう一押し欲しい!」というのが本音でした。
■昨日(2024/09/20)のラツーダ増量で劇的な変化
そんなわけで、昨日通院した際にお医者さんに「もう一押しください」とお願いして40mgに増量。
万が一40mgに増量したことで悪性症候群やその他副作用が増悪して一気に出てくる可能性があったので、40mg1錠ではなく20mgを2錠頂く形で此方で調整できるようご配慮いただきました。
そして服用後から翌日、ちょうど今なのですが以下のような変化がありました。
こんなわけで、20mgから40mgへの増量は私にとっては副作用も全く出ずメリットだけを享受する最高の結果となりました。
あー、以前ってこんな感じだったよな。という体感です。
かといって躁転の時のような不快感を伴うイライラ、焦燥感はゼロ。
危惧していたアカシジアや悪性症候群も全くなく、吐き気もほぼ無し。
ただ鬱だけを攫っていってくれた、私にとっては有難すぎる薬でした。
体感として60mgへの増量は必要ない、と断言できる体調です。
来週からは40mgで継続する形で維持療法に入ります。
ひとまず今回の鬱の波は底を抜けたと言っていいでしょう。
この薬はある程度新しい薬です、人によっては特定の副作用に苦しむことも考えられますし、私と全く同じ副作用が出るとも限りません。
ですが、これは合う人にとっては双極性障害のうつを軽減してくれる画期的なお薬なのではないでしょうか。
適応の少ない範囲のお薬ですから、副作用を怖がらず最初は「やるだけやってみよう」で始めてみても良いかもしれませんね。
ともかく、私にはぴったりのお薬でした。このnoteを見て試してみたい人全員にぴったりと適合することは難しいと思いますが、この備忘録が双極性障害で苦しむ方の一助になれば嬉しいなと引き続き思っています。
今後は調子こいて動きすぎて鬱のぶり返し、そのまま天井突き破って躁転など危険因子も残っていますので無理せずゆったりとこの波を乗り切りたいですね。
2024/09/21 Az