【草日記】アガベ チタノタブルーの成長 +その他草メンテ
外から涼しい風が部屋を抜けていく。
今日の最高気温は18℃、暑がりの私にとってはとても過ごしやすい気候です。
10時間超ぐっすり寝て、体調も良い感じ。
やはり7時間というのは元々超ロングスリーパーの私にとっては短い時間のようです。無理せずこのぐらい寝た方が今は調子が良い。
十人十色、自分メンテナンスに掛ける比率はそれぞれ違いますが私は睡眠が削れると途端に体調ガタガタになるので此処は削っちゃダメみたいですね。
どうせ4月まではまともに動けませんから、ゆっくりのんびり過ごすことにします。
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アガベ チタノタブルーの実生から今日でおおよそ3カ月となりました。
あの日1本の曲がったネギ状態で発芽してからもうそんなに経つんですね。
この頃はこれがアガベっぽく成長する様子が想像できなくて日々この1本だけ飛び出たネギを相手に気を揉んだものです。
真夏のある日に思い付きで撒いた種たち、思えばここから私の実生ライフは熱を帯びていったような気がします。
現在は、ちゃんとアガベの幼苗らしく育っています。
丁度本葉は4枚目~6枚目ぐらいかな?古い葉は枯れ落ちたので正確に数えてはいませんが大分大きくなりましたよねえ。
小さい鋸歯も目視できるほどに成長、段々とスピードを増しながら日々LEDの光を浴びて葉を展開しています。
この子は一番生育が早く、葉が大きい子。
同じ種から育ってもその見た目は千差万別、成長速度もまた然りです。
もう苗がぐらつく様子はなく、根もそこそこ張っているからか上から水をやっても倒れる事はないですが年には念を入れて未だに噴霧器で優しく水をかけています。
まだ幼苗ですが腰水は一旦切り、噴霧器での毎日の水やりに切り替え中。
半年は腰水でもいいという話も聞きますが、腰水って室内だとトレイごと下の水を定期的に交換しないといけないので大変なんですよね・・・。
もうある程度大きくなったという事で、自己判断で水加減を調整しています。
しかし、何度も言いますが本当に大きくなりました。
もう半年ほど育てたら鉢に移植しても問題なさそう、うちには幼苗用の3cmミニポットが大量にあるのでそこに移植すれば大丈夫でしょう。
今は駄温鉢の中で皆と寄せ集まって生育中、現状早く育て切る事に興味はなく元気に育ってくれればそれでOK!な何ともヌルい条件でやってますから用土は無施肥のまま。たまーにリキダスを分けるぐらいでしょうか。
中には成長が遅れている子もちらほら、同じ時期に同じロットの種でも個性が出るのは実生の最高なところの1つですよね。
それぞれ自分のペースで土にへばりついて頑張っている所を見ると何とも元気付けられます。これから寒くなるけど一緒に冬を越せたら嬉しいです。
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アガベ ポタトルムドワーフの苗が広いポットにぽつんと1個になっちゃったので生育の度合いも見つつミニポットへ移植しました。
根は見た目ほど張ってなくて、なるほどアガベは初期の根の生育が遅いというのは納得です。もやしみたいのがひょろひょろと伸びていました。
慎重に細い根をちぎらないように土から出して、ミニポットへポイ。
新しい葉が出てますからこれが枯れこまなければ移植成功、環境変化で溶けない事を祈ります。
ついでにコノフィツム マウガニーが溶けてないかパトロール。
見た感じ出た数よりも減っている印象は無いです、100粒蒔いた割にはあまり出てきてくれませんでしたが期限がいつのかも分からない古い種と聞いてたのでこんなもんかな、って感じ。
特段いじけている様子もないので、このまま栽培継続です。
しかしメセン類の実生苗、最初は本当に見た目が皆一緒ですね。変わり映えのしない画面ばっかで申し訳ない。
でもこの緑のツブツブをマクロレンズで覗く時間が何とも至福なのです。
最初から苗を買っちゃったってそんなに高い種でもないから別に問題ないのですけれど、私は実生オタクなもんですから。
土を用意して種を蒔く、そこから芽が出る。そして育っていく。
その過程にどうしようもなく魅力を感じる人なので、しょうがない。
鸞鳳玉はほぼ発芽を終えて生育ターンに入った模様。
先端部に小さい二つの突起を出してむくむくと大きくなっていく。
実生苗にしては結構成長スピードは速め、枯れこむ様子もなく狭い駄温鉢にぎゅうぎゅうと身を寄せ合いながら頑張っています。
どのくらいでミチミチになるのか想像がつきませんが、互いにぶつかり合って狭そうになるまではこのまま育てます。
管理も毎朝噴霧器で水を撒くだけ、特段面倒な作業はありません。
まだ鸞鳳玉らしさは皆無ですが、此処から株ごとに表情が出ていくのを想像すると何とも楽しい。
あのカクカクした特徴的なフォルムが見えてくるのは恐らくまだまだ先のこと、時間だけはたっぷりありますから日々観察して楽しみたいですね。
2024/10/29 Az