【1万人ヨガチャレンジ】渡邉翔太さんインタビュー
はじめましての方も、noteをいつも読んでいただいている方も、こんにちは。こんばんは。はじめまして。アズと申します。
突然の記事になりましたが、私にはずっとやりたいことがありました。それは、インタビューライターです。
その夢をまわりの人たちにお話ししていたところ、運のいいことに、今回インタビューさせていただいた渡邉翔太さんから、「コミュニティ専属のライターをしてほしい」とオファーをいただきました。まだ実績のないつたない私なのに、本当にありがたい話です。
普段はエッセイや詩を中心に書いてきましたが、これからは小さくではありますがライターの活動もしていきたいと思っております。コミュニティの方たちを中心に、推薦または希望のある方のインタビューも募り、noteに載せていきます。
私のインタビュー記事の記念すべき第一回目は、THANKS YOGA ACADEMYというヨガを中心に活動するコミュニティの代表であり、「1万人ヨガチャレンジ」という挑戦をしている、渡邉翔太さん(以下:翔太)です。
翔太とは私のnoteを読んでもらったことをきっかけに繋がった、心から理解しあえる大切な仲間です。
とても温かい言葉に溢れたインタビューだったので、ぜひ最後までお読みください。
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−まずはじめに、ヨガに出会った経緯を教えて下さい。
サッカーを15年ほどやっていて、プロを目指して頑張っていました。だけど大学1年生のときに24回くらい脱臼して、一年くらいサッカーができなくなって。自分はなんのために大学に入ったんだろう、この1年間を無駄にしたくないなと思って、パフォーマンスアップのための手段を探してた。
そんなとき、偶然ヨガの学校が新しくできることを知って、ヨガの体験を一回してみようと思い、脱臼した肩を吊ったまま体験に行ったんよね(笑)
これが不思議な感覚で、それまでは競争社会の中にいたというか、監督の評価は絶対だとか、なにも結果が出せない自分は価値がないと、人と比べて生きてきた。
でも初めて経験したヨガのレッスンで、他人と比べず、過去や未来のことを考えずに、今の自分の身体や呼吸と向き合いなさいっていうことを教えてもらった。ここは他人と比べなくていいんだ、自分でいいんだ、って肩の力が抜けました。ヨガに出会って自分が好きになれたし、人と比べなくなってきたのがとても新鮮な気持ちです。
俺みたいに無理している人だったり、自分に自信が持てなくなっている人はたくさんいると思う。そんな人にヨガの魅力を伝えたいと思って、1万人ヨガチャレンジを始めました。
−なるほど。ところで、どうして「1万人」なの?
単純な理由だけど、大好きなヨガをたくさんの人に逢ってに伝えたいと思っていました。どうしたらこのヨガの良さを知ってもらえるかなって考えてました。
「500人は簡単だな。1000人もすぐ終わるし、5000人って中途半端だな…なら1万人や!」と思って(笑)
1万人の人に会えるし、1万人の人にヨガを伝えられるから、「1万人ヨガチャレンジ」を始めた。
やっぱり出会いは人生を変えるし、出逢えば出逢うほどちっぽけな自分に気付く。お金も大切なんだけど、目に見えないエネルギーを大切にしたい。
自分のヨガを受けるためにわざわざ遠くから来てくれる人、俺のヨガを受けるために毎日仕事を頑張っていると言ってくれる人。感動して泣いてくれる人もいた。
なので俺は今がめちゃくちゃ幸せ。みんながいるからヨガができるし、みんなが先生だと思うようになって。ひとりでは生きていけないんだなって。
−「みんなが先生」「1人では生きていけない」っていう思いを大事にしているからこそ、翔太は出会った人に愛を注いだり、人と人を繋げてくれるんだなってよく分かったよ。
いやあ、ありがとう。
−聞いていて、ヨガがすごく好きなんだなって伝わってきたんだけど、みんなに伝えたい「ヨガの良さ」は?
ただのポーズだけだったら、ヨガじゃなくてもいいと思っていて。ヨガは哲学がベースにある。心を大切にするのがヨガだと思ってる。
生きているといろんなことがあると思うけど、ヨガの時間は内側に意識を向けられる。自分ってなにがしたかったんだろうだとか、自分の優しさ、弱さ、強さ、豊かさに気づける時間になる。
そうすると、いかに自分の外側に意識を向けていたかがわかる。この健康な身体があることや、呼吸ができること、地球と空と自分の身体と繋がって今の自分がいること。そうして今あるものに意識を向けられるようになった。
ヨガに出会って、豊かになったし生きやすくなったんだよね。そして様々な繋がりが生まれた。呼吸を通して自分と繋がると、自分の近くの人との繋がりもみれるようになった。「1万人ヨガチャレンジ」をはじめて、たくさんの人と繋がった。ヨガのおかげでたくさんのものと繋がったんだよね。
−自分の内側に、今あるこの時間に意識を向けることで、自分の中のものと世界、地球を繋げてくれる。さらにヨガによって人と人との出会いも繋げてくれた、と。ヨガによって生きやすくなったんだね。
−翔太が生きていく上で大切にしていることってある?
自分の在り方で大切にしているのは、自分の内側に意識を向けることかな。
大切なのことはいつも自分の内側にある事をヨガで学んだ。内側を見ると、大切なものに溢れていて、「支配」や「不安」、「恐怖」みたいなネガティブな感情もすべて包み込もうと思った。人に対して「こうであってほしい」と願うことは押し付けになるし、それを感じてる段階で囚われてしまって、不自由になると思う。
全てを愛することはできないかもしれない。でも僕はみんなで歩きたい。全てを愛したい。だからこそ、ひたらすら目の前の人を信じる。生かされることに感謝して近くを見る。自分を認めて受け入れて、尊重して、緩めて、委ねて。そんな自分を通して、出会った人の一部になれたらいいなと思う。
−翔太の運営しているTHANKS YOGA ACADEMY(以下:アカデミー)はどんな場所?
アカデミーは、ヨガを学び実践する場です。ヨガ以外にも他分野の講師を招いてワークショップなどを行っています。ヨガを土台に、一緒にたくさんのことに触れて学び、それを生活で実践して今よりさらに成長できる空間です。
僕は「一緒に」がテーマの場を作りたい。世間的な価値じゃなくて、僕達にとって価値のある物をみんなで創りたい。みんなで一緒に考えたり悩んだり弱さを共有できる安心できる場所でありたい。
お互いを尊重し合い、対話を大切にする場にしたいです。生活で少し疲れた時に、ここに来ると元気になれたり、優しい気持ちになれたり、また頑張ろうと思えたり。少しでも日常が楽しくなるような心の拠り所のような空間を作っています。
アカデミーは俺が代表で運営しているけど、作っているのは俺じゃなくて周りの人達。いろんな色が混ざり合ってハーモニーになっていくように、みんなで輝き合える場所にしたい。
−1万人ヨガチャレンジを通してたくさんの人に出会うと思うんだけど、人との繋がりで意識していることってある?
自然体でいることと、目の前にいる人に何ができるのか考えることかな。俺は上下関係を作りたくなくて、一緒に歩きたいんだよね。目の前の人と目に見えない循環を生み出せるかってことを考えてる。
−翔太にとっての「ヨガ」とは?
ヨガって祈りそのものだと思う。それに気づく前まではなにかを伝えようとずっと思っていたけど、ただ祈りのように、ヨガを通してみんなの不安やモヤモヤが和らいでくれたら嬉しいなと思って。ヨガの時間は、自分を大切にして労る時間、自分の身体に感謝する時間にしてほしい。
俺は1万人にヨガを伝えたいというのもあるんだけど、1万人と、心や生命で繋がりたいという思いが強い。俺にとっての表現がヨガで、目の前の人と心で繋がる方法がヨガなんだよね。
ヨガを通して、ちょっとでも笑顔になってほっとしてもらえたら、それが祈りのようなものになっていると思う。1万人ヨガでの人との繋がりのなかで一方的になるのは怖くて、出会った人と一緒に寄り添って歩けたらいいな。
−1万人ヨガで伝えたいことは?
1番は、ヨガに出会って感じた「繋がり」がみんなにもあるってことを伝えたい。ひとりの人は絶対にいないし、みんな繋がっていることをヨガを通して伝えたい。一人で立っているよりもみんなで手を繋いだほうが安定するように、みんなで助け合っていきたい。
一人で無理していたり抱え込んでいる人がいたら、みんな繋がってるからひとりで抱え込まなくていいんだよって、伝えたい。ヨガの時間で自分と向き合うことで、周りの人や環境に感謝する気持ちが生まれ、「繋がり」を感じてもらうことができたら幸せだな。
−これから1万人ヨガを受ける人へメッセージをお願いします。
ご縁のある人に、「ヨガに出会ってよかった」「渡邉翔太に出会ってよかった」と思ってもらえたら嬉しいです。ひとりひとりと真剣に向き合い、みんなの支えになれるように自分自身を磨いていくので、一緒に時間を共有できたらいいな。来てくれた人がほっとしたり元気になったり、また明日から頑張ろうって思えるような時間にしていきたいです。
ぜひヨガを受けに来てください!
−素敵なお話をどうもありがとう!!
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後記
人と対等に愛をもって接する姿勢が、インタビュー中にも垣間見えていた翔太。とても素敵で温かい印象を受けました。そんな翔太が代表を務めるアカデミーは、本当に愛に溢れている場所です。ぜひ1万人ヨガチャレンジ、アカデミーに参加してみてはいかがでしょうか。
Twitter→https://twitter.com/Wadakunn1218
Instagram→https://www.instagram.com/shouta.1218
アカデミーHP→https://thanks-yoga.com/
冒頭にも書きましたが、私はこれから、すこしずつライター活動をしていきます。「この人について書いてほしい!」という推薦や「自分を宣伝する記事がほしい!」などのご希望があれば、取材をさせていただきます。
またこのインタビュー記事は、ご依頼者様またはインタビュー対象者様からの投げ銭システムを取らせていただいております。取材・執筆・編集を行いますので、その過程や記事に価値を感じたら、ぜひ投げ銭をいただけたら幸いです。詳細はメッセージにてお知らせいたします。
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