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FC岐阜を好きになって


日差しの暖かさは束の間で、冷たい風が身体を冷やす。2月はいちばん春に近いのに、いちばん寒いのはなんでだろう。でも久しぶりの旦那との大阪旅行は思ったより暖かくて、春はもうすぐだとわたしを嬉しくさせてくれた。

FC岐阜というJ3サッカーチームのサポーターになって2年目。わたしはサッカーをやったことがない。試合中起きていることがわからず、サッカーに詳しい旦那に「今なにが起きた?」と聞くのは当たり前の光景になってきた。それでも生でサッカーの試合を見るのは楽しくて、去年はほとんどのホームゲームを観に行った。推しの選手もできた。休日は旦那と家族とサッカーを観に行くのが趣味になった。

スポーツは、観ていると感情が動かされる。負けたら悔しいし、勝ったら嬉しい。こんなに感情を場と一体化して体験できるコンテンツがあるだろうか、と思う。音楽が好きでライブにはよく行っていたけれど、ライブとはまた違う楽しさがある。

今シーズンは推しの選手のユニフォームを買ったので、たくさん応援しにいきたいと思う。





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アズ | エッセイスト・詩人
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