【6571】QBNHD 銘柄分析
①事業内容
QBNHDは、ヘアカット専門店「QBハウス」を展開する生活関連サービスの企業。2021年6月期の連結純利益は5.4倍になりました。
②業績
23年6月期第3四半期累計(22年7月-23年3月)の連結最終利益は前年同期比56.5%増の8.1億円に拡大した。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結最終利益も従来予想の2.2億円→6.3億円(前年同期は3.6億円)に2.8倍増額し、一転して75.8%増益計算になる。
③財務状況
為替の影響もあり、資本合計は増加。自己資本率も38.3⇒40.9%に改善。
④ストーリーや材料
4月からの値上げ※国内海外ともに客数の影響は多少。
香港研修施設の稼働
人事不足の影響(順調)※退職率は8.0%から10.3%に増加
⑤リスクや懸念点
⑥主要顧客
ヘアカット専門店「QBハウス」の利用者です。
QBハウスは、国内外で約1,000店舗を展開しており、**10分1,000円(税込)**でカットするサービスを提供しています。QBハウスの顧客層は、男性が約8割で、30代から50代が多いとされています。
⑦競合他社
ヘアカット専門店「カットハウス」や「カットファクトリー」
QBNHDは、海外展開や技術革新によって競合他社との差別化を図っています。
⑧市場規模
ヘアカット専門店の市場規模は、美容所と理容所の合計で約2兆3000億円です。このうち、ヘアケア分野(カット、パーマ、セットなど)は約1兆4000億円で、理容業界は約3000億円です。2020年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により市場は大きく減少しましたが、2021年度は回復傾向にあります。
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