「恋愛ワードを入力してください」がかなり奥深い件。～恋愛観編～（第8話まで）

皆さんこんばんは。明日から仕事、、なんて憂鬱に感じていても、いいことは訪れません。いったん韓ドラでも見ましょう。

※ネタばれありますのでご注意ください

ということで、いまわたしが絶賛視聴中の「恋愛ワードを入力してください～SEARCH WWW～」は、NETFLIXでご覧いただけます。まだ第8話を見終えた段階なのですが、個人的にNETFLIXのトップ10に入っていないのが謎なくらい、恋愛ドラマで刺さるドラマです。（トップ10入っていた時期があったらすみません・・・）

出演はイム・スジョン、チャン・ギヨン、イ・ダヒ。チャン・ギヨンの作品は初めて観たと思っていたら、韓国版「カノジョは嘘を愛しすぎてる」にCRUDE PRAYのドラマー役で出演していました。このドラマがきっかけで韓ドラにハマったともいえるので、必ず見返します。（笑）

第8話までの進捗状態でnoteを更新しようと思ったのは、あまりに第8話がよすぎて一人でシャンパン飲みながら胸が苦しくなったからです。（書いている今も切ない）

あらすじを死ぬほど簡単に説明すると、インターネット業界でバリキャリ女子として働くぺ・タミ（イム・スジョン）と、ゲーム音楽制作会社代表でイケメンの10歳年下のパク・モゴン（チャン・ギヨン）の恋愛ストーリー。そしてタミと同僚のヒョン（イ・ダヒ）との、女同士のストーリーも胸アツです。

そもそもなのですが、韓国ドラマは（韓国に限らず）最初の1話がめちゃくちゃ重要だと思うんです。どんなにいいドラマと言われる作品でも、1話目がつまらないと本当に続きを見る気が起きなくてもったいない・・・と感じることが何度もありました。

でもいま私が飽きることなく第8話まで毎日NETFLIXを観る時間を楽しみにして生きているという事は、そうです、めちゃくちゃ沼りました。1話目から韓国の恋愛ドラマとしてはめちゃくちゃ沼る要素がたくさんあって、あぁ長い、と感じることなくここまで観てきました・・・！早く9話目が見たいので本題に入ります。（笑）

第1話から、二人が一夜を共にするということが描かれます。第8話まで見ると徐々にわかるのですが、タミにとっては恥ずかしい記憶、モゴンにとっては忘れたくない一夜として記憶されています。この違いは思っているよりも大きな違いで、見進めるうちにかなり切ないです。

本当はモゴンと恋愛をしたくても年齢の差をどうしても感じるタミと、タミが好きでまずはキープされるところからと、自ら買って出るモゴン。まだ正式に付き合っているわけではないのですが、タミはどんどんモゴンに惹かれるのが怖くて、どうにか自制しようとします。でもこれ見た人ならわかると思いますが・・・自制できないくらいモゴンが色っぽすぎて無理です。第8話だけでもいいので観ればわかります。第8話は開始早々から、パク・モゴンが伝説級にエロかっこいいです。これは本当に保証します。（笑）

第8話でやはり大きなテーマは、二人の結婚観の違いです。単純な年齢差としての結婚観の違いもあると思いますが、わたしはそれだけではないと思いました。タミのバリキャリ女子としての生き方、結婚しなくても幸せな時代。いろんな時代背景がある中で、今から書くこのシーンは、大きな意味を成していると思います。

タミとタミの上司が一杯飲んでいるところにモゴンが来て、誰も意図したわけでなく自然と「結婚観」の話題になるのですが、この結婚観の違いが、タミにとっては大きかったのです。この価値観の違いで別れたくないモゴンと、聞かなかったことにはできないタミ。タミはバリキャリ女子で、仕事第一でここまで上り詰めてきたのだから、結婚をしなくてはいけないという恋愛観は持っていません。そしてまた、たぶんまだ明らかになっていない過去にも理由があると思いますが・・・

「変な選択はない。違う選択なだけ。わたしたちは違う選択をする人たちなの。」

タミとモゴンがお互いの結婚観を知ったあとに、二人で話すシーンがあるのですが、まさに今のこの時代を表しているようでした。わたしも結婚することがすべてではないという考え方に納得がいくので、年齢という壁だけでなく、タミが言うように「違う選択をする人」であるモゴンと恋愛を始められない理由は理解できます。

「永遠を期待してこそ恋愛を始められるんじゃない？」

この言葉から、タミはモゴンとの永遠が見えないことがわかります。永遠が見えるのなら、とっくに付き合っていますから。

モゴンはタミのことが好きで突き放されても追いかけますが、ついに二人が離れてしまいそうなシーンが出てきます。そこで！ついに！タミからモゴンを追いかけます！！ここが胸アツすぎました。

タミの家の前でモゴンが切なく帰るシーンで、わたしは思わず一人で「タミ！行け！追いかけろー！！」と独り言のオンパレード。タミがほんとに追いかけに行ったシーンはもう。あざした。これが見たかった。満足です。（終わってはいないw）

ということで、結婚観という人生の大きなテーマにも触れている第8話。多様な価値観があり、それを受け入れあって生きるこの時代にしっかり合っていて、考えさせられた回でした。深い・・・

明日が月曜日なんてことは忘れて、わたしはNETFLIXへと戻ります（笑）