あなたがいないと生きていけないという恐れ
「この人がいないと生きていけない」
「わたしには、あなたがすべてなの」
恋愛依存だった20代のとき、
わたしは常にこう思って生きていました。
自分の存在を認めてほしくて、
誰でもいいから自分だけを見てほしくて。
この人と別れてしまうと、わたしには
「愛される価値」がないんじゃないかって。
だから、自分の存在価値を守るために、
必死に相手を繋ぎとめようとしていました。
「愛」を失わないために。
その想いが、冒頭の言葉だったのです。
重い、非常に重い(笑)
そんな感じだったので、
めちゃくちゃ痛みを伴う体験
をしまくってきたのですが、
なんとか痛みから成長し、
30代で恋愛依存は落ち着きました。
そして、
「幸せなパートナーシップを築きたい」
という本当の「心の声」を見つけたとき。
これでやっと、
相手に依存する恋愛からは卒業だ!
と、安心したものです。
が、しかし。
一人の人に真摯に向き合うようになっても、
「この人を失う恐怖」は変わりませんでした。
20代のときは、
「自分が愛される存在であること
を証明してくれる人がいなくなる」
ことに起因する「失う恐れ」でしたが、
30代は、
「この大事な人を失いたくない」
「もしいなくなってしまったら?」
こんな、
相手の存在が愛おしいがゆえの、
いなくなってしまうことへの恐れ。
一方、わたしの心の声(本音)は、
「恐れでパートナーに向き合いたくない」
「恐れよりも愛おしさの波動を表現したい」
でも、でも。
やっぱり失うことは恐い。
だから、やっぱりわたしは、
この人がいないと生きていけない。
そんな、
「恐れ」と「愛」の間で揺れる日々。
そして、
ついにその状態が極まったとき。
一つの問いが降りてきました。
「この人がいなくなったら、
わたしはもう生きていけない」って、
本当に本当にそう思いたいの?
と。
答えはNO。
そして、
わたしが本当に生きたい世界は、
「この人がいないと生きていけない」
という、恐れや不安に満ちた世界
ではなく、
この人と生きることで、
一人では感じることができない
豊かさや喜びを感じられる世界
そして、それを分かち合える世界
だということに気がついたとき。
あなたがいないと生きていけない
という世界を「選ばない」という
ことができるようになりました。
この人とわたしの二人が、
楽しくいられる世界を選ぼう
という選択のに、
目が向けられるようになったのです。
失う恐れを感じている時間を、
愛を表現することに使いたい、と。
正直なとこころ、
恐れは、まだ、あります。
でも、
失う恐れや不安が出てきたときに、
「そりゃあるよねぇ、好きなんだもん」
と、軽く寄り添えるようになりました。
自分の中の恐れも認めてあげつつ、
「自分が生きたい世界を選ぶ」
これがすべての基礎だと思います。
パートナーシップにおいても。
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今日のチャネンリングメッセージ
恐れはあってもいい、選ばないだけ
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