トムは真夜中の庭で
昨日は取材先に珍しく電車で向かったので
本を一冊持参。
ずっと家の本棚にあった
『トムは真夜中の庭で』作 フィリパ・ピアス
中盤くらいから目が離せないくらい面白くなっていって行きと帰りの電車(往復4時間)で読破。
何がいいって、物語はもちろんだけど挿絵が本当にすてき。
なかでも物語終盤のおばあさんの絵が、表情が、一番すき。
読んだ後から頭の中は庭園でいっぱい。
私の部屋にも古時計があるので13回時を鳴らしてくれないかしら、と密かに願っている。
作者のあとがきの一文がさらに余韻に浸らせてくれた。
もう少し載せたいけど、これから読む人の楽しみを奪わないように一文だけ。
ーわたし達はみんな、じぶんのなかに子どもをもっているのだ。
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