井澤梓

常日頃は、Forbesなどビジネス媒体で真面目な記事を書いている書き手の人。BtoB企…

井澤梓

常日頃は、Forbesなどビジネス媒体で真面目な記事を書いている書き手の人。BtoB企業の広報支援の株式会社カタル 代表取締役。 でも軽妙な文を書くのが好き。ここでは読む必要のない戯言を残します。宮古島と東京の2拠点生活を始めました。今のところ旅行記が多めです、よろしくどうぞ。

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終わりゆく夏、天草で変わらないものを見つけたんだ。

(2018年9月の日記の再掲です) 終わらないで、夏。 願えど夏が終わりますね、いえ、終わったのかな。夏が終わるということは皆様どういうことか知っていますか?秋が来る?ちげーよ、もう年末ということですよ、年末なんです。そう、年末。紅白ってこないだ見たはずなんだけど、「安室ちゃーん、アビヨヒーロー!!!!(ToT)」あれから約一年です。だってここからどうせあっという間ですから。私達ホモ・サピエンスはまた年を重ねようとしています。ゆく年もくる年も主張が年々激しくなってきている

    • 未知の知との出会い系

      書店が好きだ。何時間でも滞在することができる。 自分が普段読まないようなジャンルの本をザッピングして、新しい学びを得ることも好きだし、 そこで思わぬ出会いがあり、大切な一冊を買うこともある。 選書のセンスが合う書店に出会えたら、小説コーナーで選ぶ手が止まらない。 裏表紙のあらすじを読むとあれもこれも買いたくなる。 雑誌や学術書、わざわざ買わない啓発本、うっすっぺらい恋愛指南書などもチラチラと目を通す。 俗世のトレンドや欲望や悩み、業が分かって面白い。 本好きにとって、図

      • ブラジル旅行。サンパウロについてのいくつかの心構え。おもに食。

        ひょんなことからサンパウロにやって来た。ブラジルだ。ブラジルって…。海外旅行は好きだが、おそらくヨーロッパが一番好みであろうと断定し、アフリカと南米は行きたい地域から除外していた。近ければこの限りではないのだが、いかんせん地球の裏側だから。まさか来ることになるとは。 と、前置きは置いておいて、やって来た。今後のメモ代わりにいくつかのポイントについて列挙していく。 まずは気候。良い。日本の夏、主に南半球にあるブラジルは冬である。日中気温は25度程度。夜は少し冷え込み14度ほ

        • 能動的拷問こと快適な空の旅ロングフライト。圧倒的旅の逆醍醐味

          ロングフライトは辛い。 10時間以上も狭い席に閉じ込められ、現代人の必需品である電波からも遮断される。勝手に消灯され、勝手に起こされ、出てくるさほど美味しくもない食事をひたすら食べる。たとえ夜中でも。ブロイラーかよ。自由を奪われるその時間を少しでも快適にするため、準備が肝心になる。 本を買い、動画やマンガをダウンロードする。私は映画を2時間見る集中力がないため、散らす雑念を持てないロングフライトの場は、逆に良い映画鑑賞の機会ともなる。ノイズキャンセリングのイヤホン、アイマ

        • 固定された記事

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          今を生きるオジ

          昔語りをしない。 そこが話して楽しい境目だという話をした。

          今を生きるオジ

          蔵前散歩日記。イミテーションノスタルジー

          仕事のこと、会社のこと、自分のこと、やらなきゃいけないことのみならず、考えなきゃいけないことも溜まっており混乱する。脳内に、ゴーゴーと時間の流れの音がずっと流れてる感覚。本当は一番大事な自分のことを後回しにしてしまい、仕事の連絡や納期に逃げている日々にも嫌気が差す。 気付けば3月。日常に押しつぶされまいと非日常を味わいに蔵前へきた。いつもの友達と、いつもとは違う場所。蔵前はどうやらここ最近、東京のブルックリンと呼ばれているらしい。 川沿いを歩く。陽気の中で導かれるように買

          蔵前散歩日記。イミテーションノスタルジー

        記事

          全てを解決するのは晴れ

          旅行の命運を分けるのは天気なのではないか。その説を提唱している。 天気さえよければ、概ねすべての景色が美しく見え、写真は太陽という光源を得て輝き出す。曇天ではアングルをこねくり回してもなかなか撮れない名作品が、サクサク撮れるのが快晴なのだ。 晴れていれば気分も晴れる。ゆえに、晴れた日に旅をすると、想い出がマシマシになるのだ。思えば、満足度の高い旅の想い出のほとんどが晴れではないだろうか。もちろん暑すぎる場合や、紫外線大作の苦労。日光アレルギーなど、敵も存在するのだが、5月

          全てを解決するのは晴れ

          華のパリ、白い街と壁と丘。電動チャリで爆走したフランス旅行記①

          ヨーロッパ旅行日記も終盤になってきた。 ポルトガルの次に訪れたのはパリ。バルセロナ→リスボン→パリ→バルセロナ→東京で帰国。ヨーロッパ地図を思い浮かべていただければわかる通り、移動の効率はすこぶる悪い。行き当たりばったりの旅の弊害ではあるが、不法滞在を防ぐため帰りの航空券も買っておかないと日本をそもそも出国できないのでやむを得ない。パリに行くのを決めたのもヨーロッパ着いてからだし、偶然で開いていくのが旅で人生なので。 初めてのパリ。トップクラスの世界的観光地にたどり着き心

          華のパリ、白い街と壁と丘。電動チャリで爆走したフランス旅行記①

          ポルトガル リスボンってほぼ長崎じゃね?暮らすように過ごしたい人の一人旅日記

          唐突にヨーロッパ日記の続きを書くことにします。いまさらのポルトガル編です。 ポルトガルにはどうしても行きたかった。 移住にいいぞなんて耳にしたから。感性の合う幼馴染が、新婚旅行でスペインとポルトガルにいったけどポルトガルがとにかく良かったと言っていたことも、ずっと印象に残っていた。 ポルトガルは、急遽一人旅になった。しかも臨機応変旅だったので日程もドタドタ決めた。直前に取ったLCCで、到着したときはもう夜。疲労困憊の中、UberでAirbnbの宿に向かう。Uberの待機

          ポルトガル リスボンってほぼ長崎じゃね?暮らすように過ごしたい人の一人旅日記

          福岡でつよくてニューゲーム中

          福岡に住み始めました。つまり移住です。なんでって聞かれるけど自分でもよくわからない。住んでみたかった街ではある。住んでみたかったが9割。あと東京に少し飽きたり疲れたり満足したりしていたのかも。東京初出店が並んでもコピペに見える商業ビルに買いたいものはなく、欲しいものが欲しいという悩みすら抱いてしまう。家の更新で引越し先を探すものの、高額な家賃を払ってまで諦めるポイントを探し、狭い家に妥協して住むのも魅力的に感じない。こんなにモノが溢れる東京で渇望感を感じるくらいなら、いっそ一

          福岡でつよくてニューゲーム中

          でかい主語としてのおじさんとチンパンジー

          最近書かせてもらう記事が割と読まれる。 PVより身近な人の反響の方が嬉しい私だが、流石にうれしい。 無記名で書いた記事は230万PVいったらしいわ。 ダイヤモンド・オンラインで書かせてもらった「働かないおじさん」の記事もかなりヤフコメがついていた。普段無反応な知人(主におじさん)からのいいねも多かった。 こういう記事は難しい。どう考えても、「おじさん」がタイトルに入っていることが重要なのだが、このご時世、みんなが過敏になっている中で、なぜおじさんだけは集中砲火していいの

          でかい主語としてのおじさんとチンパンジー

          ときには取り入れたい、攻撃的休息のススメ

          1月26日から1月28日の3日間、宮古島で開催されたStartupWeekendにコーチとして参加してきた。 StartupWeekendは全世界で7,000回以上開催されている週末起業体験イベント。世界中で50万人以上が参加したプログラム。 宮古島に住むあみちゃんが、宮古島で開催したいって思って、他の地で参加したりオーガナイザーをやって開催までこぎつけた。あみちゃんが声をかけてくれて、私も参加させていただくことになったのだ。 結論から述べると、濃密すぎる尊い時間だった

          ときには取り入れたい、攻撃的休息のススメ

          自分の人生を外注したい

          自分のことを優先したい。それって綺麗事みたいなエゴ。結局頼まれごとを優先してしまう。人からのお願いごとばっかりやって、自分のことは後回しである。どんなに自分の人生が辛くても、そんなの仕事に関係ないやろと思っているけど、結構みんな熱とかで休むし、それでもいいのかな。思えば、会社員時代に先輩が二日酔いで休んでいて衝撃を受けた。私はどんなに辛いことがあっても笑顔で電話応対をしていたのに、二日酔いごときで休むだと?遊びは余暇で仕事は義務ではないのか? 全然美談でも頑張り屋でもなく、

          自分の人生を外注したい

          今を生きるオジ

          昔語りをしない。 そこが話して楽しい境目だという話をした。

          今を生きるオジ

          奇跡の半袖。快晴の宮古島年越し2024

          年末に宮古島に戻ってきた。昨年の年越しは、曇天続きで肌寒い宮古島だった。今回は到着したらいきなりの雨。まあまあの雨。ああ、今年も天気が悪いのか。 雨とはいえ、東京からこの地に立つと、一気に気温が上がった。ツンと芯まで冷える寒さはない。そうだ。寒さを感じないだけで幸せ。これを享受しにきたのだ。 期待感に溢れタクシーで家に着いた。2ヶ月ぶりの家。 何か様子がおかしい。 嫌な予感は的中。電気が止まっている…。おわた。 そしてポストには大量のハガキが届いていた。イエローカードと

          奇跡の半袖。快晴の宮古島年越し2024

          2023年ライター活動まとめた。いろんな媒体で書いた一年でした。

          今年の抱負とか出遅れたんですが、あけましておめでとうございます。ライターとしても活動しておりますため、2023年に執筆したお仕事をふと振り返ってみますね。 日経クロストレンド:ガリガリ君ソーダ、約20年ぶり刷新 消費者調査で判明した“裏目”久々の媒体でした。割と余裕がなかった時期に来たお話で、どうしようか迷ったが、受けてよかった。宮古島の海を見ながらオンラインで取材をお聞きしました。ほぼ編集者さんがインタビューして、私が最後ちょっと質問してまとめるという、普段はあまりやらな

          2023年ライター活動まとめた。いろんな媒体で書いた一年でした。

          嘆きのフカヒレ

          眠い目をこすり、朝から銀座に行った。電車に揺られて。サロンを予約していたからだ。美には代えがたい。眠くてもめんどくても行くんだ。 そう言い聞かせて、サロンについたら誰もいない。恐る恐るメールを見返すと、予約が完了していなかった。このミスは2回目だ。このサロンの予約システムに不具合があるんじゃなかろうかと、クレーマーめいた思考に陥りかけたが、おそらくは自分の不具合なのだろう。 行き場のない思いをぶつける場所もなく、薄ら雨の銀座を歩く。一時期ガラッガラだったGINZA SIX

          嘆きのフカヒレ

          無理があるやろ

          いやいやいや、これをマックと読ませるのは、 無理があるやろ。 完

          無理があるやろ