変わりたい心 と 変わりたくない心
ご相談者さんの変化変容時のあるあるなんですけどね。
(私)『あ、だんだん(ご相談者さんの)意識が変わって来たな〜』と思うと、「やる気が出ない」「面倒くさい」「体調がすぐれない・・・」「イライラする」「気分の落ち込み」「妙な言い訳」などなど、
心身や言動において、変わりたい心と変わりたくない心がガッチンこ(拮抗)するんですね。
こういった心理的抵抗は、誰でも大なり小なりあるのですが、ここがクライアントさんとしては踏ん張りどきな訳です。
へっぽこウジウジ虫から美しい蝶に変身させるには?
変身させるには?と言っても、変身するのはクライアントさん自身なのですが^^;いかにこのポイントを上手にコントロールしていくか?が重要になります。
1、まず、カウンセリングを受ける前に、予め、変化する時の心理的抵抗について知識として知っておくことは大切かもしれません。でないと、なりたい自分になることを途中で諦めてしまったり、『やっぱり自分には無理なんだ・・・』という変な信じ込みに繋がってしまう場合があります。
2、”変わりたい心”と”変わりたくない心”で本音トークしながら、得られるものの比較をしてみる!のが良いかと思います。
・変化するための行動をするメリット&デメリット
・変化しないという選択をした時のメリット&デメリット
両方を書き出してみて、自分が本当に望んでいるはどちらか?それを主体的に選ぶことで、変化しないという選択をした場合でも、それは自分が主体的に選んだということで納得できるはずです。
3、「変わる」と決めたけれど・・・。
変わると決めたけれど、『でも、この項目をクリアするのは自分には出来なさそう・・・』。そんな時は、その事柄について、自分が今できる小さなことから取り掛かると良いかと思います。
例えば、親離れができない場合(親に迷惑をかけたくない!親の期待に応えなければ!など)、月に3回までは親の言うとおりの事をするが、それ以上は、自分の本音に従った言動を取る、など。
妙なプライドが邪魔をする!
「私、めちゃくちゃ幸せです!」「私、こんなに成功しています!」
自分を弱く、ダサく、人より劣って見せないために「幸せ」という名の武装をしてしまう人がいます。(あるいは、理論武装して、揚げ足取りな攻撃に出るタイプも)
けどね。。。実は、みんな傷を背負って生きてるんだよ。
あなただけじゃない。
そう。あなただけじゃないんです。
みんな、隠しておきたいことは(山ほど!?笑)あるし、『そこ、突かんといてー!』っていうこともたくさんあるんです。
そして、人の中には、弱さと強さは同居している。だから、弱い部分もあるけど、強い部分もある。ただ、自分の弱さだけに意識をフォーカスしているから自分は弱いって思い込んでしまうだけなんですね。。
だから、『あ〜。確かに。私、そういう弱い部分あるわぁ〜。』って、認めてあげてくださいね。
それだけで、強くなれます。^^
(ちょっと違うかもですが、弱くて強いって意味で、この映画、とてもステキです。地味だけど。。ご参考までに。 『みかんの丘』https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B085W2X7R3/ref=atv_dp_share_cu_r )
まとめ
という訳で、変わりたい心と変わりたくない心がぶつかってしまった時は、
(変わりたくない心のボリュームが大きな時は特に!)
素直に、「ひゃ〜〜〜!変わるの怖い〜〜〜!!!」っていう気持ちを静かに抱きしめてあげながら、そして、弱い自分を認めてあげながら、それでも自分はどちらを本当に進みたいのかを心の底から感じてみると良いかもしれません。^^
大切なのは、できるできないで決めるのではなくて、自分の”本心”でしっかりと選んで決める、ということ。
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