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東京ラブストーリー【日々のツイトレ】

※2020.1.24friのTwitterトレンドワードより


チュクチューン♪

と、小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」が脳内再生されるドラマ「東京ラブストーリー」。曲冒頭の印象的なあのギターフレーズがラブストーリーのスタートを告げる合図になってしまっているのは、たぶんトレンディドラマの見すぎか、この効果音を使う再現ドラマとかバラエティ番組に洗脳されています。

1991年に一世を風靡したフジテレビの月9ドラマ「東京ラブストーリー」が、約30年の時を経てリメイクされるという発表がありました。

キャスティングはこんな感じ。

カンチ 織田裕二 → 伊藤健太郎
リカ 鈴木保奈美 → 石橋静河
三上 江口洋介 → 清原翔
さとみ 有森也実 → 石井杏奈

今だと当時の主要キャストは凄い俳優陣ですが、約30年前なので、これをステップに次々と主役級を射止めていく段階だったと思います。

今回のリメイク作品は地上波枠ではなく、FOD(フジテレビオンデマンド)とAmazon Prime Videoでのネット配信ドラマのようですが、今はボーダレスなので地上波でも放送されることもあるかもしれません。


最近、1980年~90年代のバブル期の話題や、あの頃のドラマのリメイク作などが多く作られるようになったのは、あの頃に青春を謳歌した人達が、業界の決定権やスポンサー決定権を握る世代になってきたのかなと勝手に勘ぐったりしています。


関東では1年くらい前に夕方のドラマ枠で「東京ラブストリー」の再放送があったのでチェックしていたのですが、まず最初に気になったのは、ファッションやメイクがバブリーだなぁということ。そして、スマホがあれば解決しそうなエピソード。世の中の風潮や考え方の違いも感じはしましたが、時代は変われど、恋愛ドラマのドキドキする感覚は変わらないことを感じました。

しかし、スマホの存在は大きい……恋愛ドラマ必須イベントの「ちょっとしたすれ違い」も、今ならスマホであっさり埋めてしまいそうな気がします。最近の恋愛シナリオでは、便利なアイテムをいかに処理してすれ違いを作るか考える必要がありますよね。リメイク作品でどう時代に合った設定を盛り込んでくるのか気になるポイントです。

私はどうせリメイクするなら現代風にアレンジしちゃっても面白ければOK派なのですが、世の中みんながみんなそういう考え方じゃないですからね……偉大な作品のリメイクが難しい部分でもあると思います。

最近、同じくFODでリメイクされた1985年の大映ドラマ「ヤヌスの鏡」は、残念ながらあまり話題になりませんでした。個人的には設定丸ごと今の時代に合うように作ってもよかったのではないかと思ったりしましたが、予算の都合など、そう簡単ではないことは容易に想像ができます。

知名度や制作の短縮などメリットはあるのだと思いますが、過去の作品がアーカイブされ簡単に観ることができる時代だからこそ、リメイクだとしても新しい解釈のおもしろい作品が観たいと思うテレビ好きの気持ちです。

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三田みたらし / Mitarashi Mita
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