azusa / 英語学習のヒント

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フリーランスESL講師。OEC主宰。日本人が「使える英語」を身につけるための学習方法をシェアしています。https://www.oecenglish.com/

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英語習得のヒント 記事のまとめ

記事を内容によって整理した方が見やすいと思い、まとめたマップを作ってみました。 【英語学習コンプリートブック】 「英語学習コンプリートブック(英語学習ロードマップ)」をKindle出版しました! 【英語学習のヒント(初心者向け)】 日本で「使える英語を身につける」方法 外国語習得の段階 英語学習、まず学ぶべきこと 〜レベル1に到達するために〜 英語の発声の仕方 〜レベル1に到達するために〜 英語の発音の仕方:フォニックス1  〜レベル1に到達するために〜 英

    • 沈まなかったツバル、モルディブから考えたこと

      人々は悲観的な予測を信じやすい傾向があるのかもしれません。 FUCTFULNESS  という本が、2018年発刊当時、ベストセラーになりました。 巻頭には13問の質問がありました。 クイズ方式で問題にチャレンジしてみたい方は、こちらをどうぞ。 (日本語バージョンのクイズはこちらで) 問題と答えは以下のようでした。 平均正解数は3問?なのだそうです。 当てずっぽうにやっても4問当たるはずなので、ランダムに答えるチンパンジーよりも、熟考して答える人間の正答率が低くなる不

      • 「英語学習ロードマップ」をおさめたKindle本が、Amazonのカテゴリラインキング1位になっていました🙌 購入してくださった方、Unlimitedで読んでくださった方、ありがとうございます! 引き続き必要な方に届きますように。

        • アメリカ芸術分野(音楽院・バレエ)の大学受験情報と娘の海外大受験まとめ [修正・加筆しました]

          娘は2024年9月から、サンフランシスコで大学学部1年目をスタートしました。 こうして教育関係の発信をしているので、娘の海外大学出願に関するまとめを作れたらいいかなと思っていましたが、振り返ってみると、まとめを作ってどなたかにお伝えするほど、娘は用意周到な出願準備をしてきたわけでも、出願校すべてやトップ校軒並み合格!というような成果でもないですし、すでにいろいろな方々が素晴らしいまとめを作っていらっしゃるので、やっぱりそれらを紹介させていただこうかなと思います。 (最後に大

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        英語習得のヒント 記事のまとめ

          海外大学進学に強い学校 (追記あり)

          夏前に下書きに入れていた記事を、いまさらながら仕上げて投稿します🙈 日能研より、以下のような記事が出ているのを見つけました。 東京都内の海外大学進学実績が多い学校についてのお話です。 この記事によると、2023年度の海外大学への合格者数の多い学校トップ5は以下の高校とのことでした。 それぞれの学校が自校のウェブサイトで発表している内容も確認してみました。微妙にズレがあるのは、合格発表のタイミングでしょうか。卒業生の数も私なりに調べて記入しましたが、微妙に異なります。理由

          海外大学進学に強い学校 (追記あり)

          学びに一番大切なもの・・・フィードバック

          娘はミネルバ大学の1年目をサンフランシスコでスタートしました。 初めこそ、アメリカで一番治安が悪くホームレスが多いサンフランシスコのテンダーロインで暮らしていくことにショックを受けていましたが(私も、送って行って本当に驚きました。出会う地元の人みんなから、そのエリアは立ち入らないほうがいい、と言われました😱)、大学のスタッフ、そして世界中から集まったクラスメイトと出会い、ファウンデーションウィークを送る中で、あっという間に恐怖感などは克服したようです。 どうしてテンダーロ

          学びに一番大切なもの・・・フィードバック

          「#夏の1コマ」

          「#夏の1コマ」という写真のコンテストがあったそうで。 これを知ったのが、8月下旬、娘の入寮で来ていたSF滞在中。 とても忙しくしていて、せっかく写真を選んで下書きに入れたのに、投稿するのを忘れていました。 いまさらnoteを久しぶりに開いてみたら、締切がすでに数日すぎていて残念! と、消そうとしたのですが、せっかくアルバムを振り返って見つけた夏写真、まだまだ続く日本の厳しい残暑のいま、アップしておくことにしました☺️ ここ数年の夏の写真から拾ったので、全てDC郊外、メ

          英語力のその前に!多くの日本の子どもたち・学生さんたちに足りていない力とは

          英語の駆け込み寺のような形で、さまざまな英語の目標/お悩みを持つ方の英語プライベートレッスンをさせていただいています。 その中で思うことなのですが、英語を学んでいく中で、英語の前に身につけることが必要だと感じる、多くの子ども・学生さんに欠けている力があります。 それは、「思考を素早く整理し言語化する力」です。 言語とは思考を表現する方法ですから、その元にある思考がしっかりしていないと、カッコよく英語で話すことはできません。 私が生徒さんに簡単な意見を問うた時。 考えに詰

          英語力のその前に!多くの日本の子どもたち・学生さんたちに足りていない力とは

          Youtuberの考える英語を「習得」するための学習法

          英語学習に役立つYouTubeは本当にたくさんありますが、たまたま流れてきたこちらの動画。 Rupa Sensei、そしてNick兄さんというお二方、おそらくYouTubeやX(Twitter)界で有名な方々なのだと思います。 日頃から私が伝えていることって、そうそう、こういうことなんだよね! と、別の切り口で説明してくれていると思ったので、存じ上げないお二人なのですが、勝手に紹介してみます。 ウェブサイトや白川寧々さんとの対談、その他いろいろな機会で、私が繰り返しお伝え

          Youtuberの考える英語を「習得」するための学習法

          「国際教育フェア」に参加してみて思ったこと 〜子どもはどこに?教育の当事者は誰?〜

          「国際教育フェア」に行ってきました もう2週間も前のことになってしまいましたが、インターナショナルスクールタイムズと朝日放送グループホールディングスが主催する「国際教育フェア」に行ってきました。 昨年はアメリカに暮らしていたので、いくつかの説明会をオンラインで聴き、非常に面白いなと思っていたので、今年は会場に足を運んでみました。 とは言っても、我が家の子どもたちは、娘はすでに海外大学進学先が決まっていてまもなく家を出ていくところ、息子は、親子共に満足している中等教育学校の

          「国際教育フェア」に参加してみて思ったこと 〜子どもはどこに?教育の当事者は誰?〜

          ミネルバ大学の親子面接に呼ばれた話

          アメリカのオンライン高校のお話につなげて、もうひとつ最近の娘の話を記録しておきたいと思います。 彼女は、本来ならば今、高校2年生の学年ですが、こちらの記事の通り、通常より早くアメリカのオンライン高校を卒業したので、この秋冬に、今年(2024年)9月入学となる海外大学受験をしています。 早期出願、一般出願とも年内には出願は終えて、早期出願の結果はすでに出ています。今は一般出願合否と奨学金の結果を待ちつつ、学校によっては卒業生のインタビューに呼ばれたりしている段階です。 情

          ミネルバ大学の親子面接に呼ばれた話

          オンライン(通信制)の中学高校という選択肢は実際どうなのか

          ひとつ前の記事で、娘がアメリカのオンライン高校を卒業したことについて書きました。 今回は、主に日本にいて、オンラインの中学・高校を選択することについて、私の知っている情報や、思うことを書いてみたいと思います。 すでに1ヶ月くらい前になってしまったのですが、、、ある週末の午前中に、こちらの方々のウェビナーを聴いていました。 オンラインで中学・高校の教育を提供している3校の代表の方々です。 オンラインの中高は、日本ではN高が今は一番有名でしょうか。 でも、日本の通信制高校は

          オンライン(通信制)の中学高校という選択肢は実際どうなのか

          娘が高校2年生でアメリカのオンライン高校を卒業した話

          17歳の娘は最近(2023年11月)、アメリカのオンラインの高校を卒業しました。先んじて、2023年6月には卒業式とプロムにも出席しました。 (オンラインスクールで自分のペースで進めるため、学年のカリキュラムは9月〜6月に決める必要がなく、卒業(Grade 12修了)時期もさまざまです。2023年12月までに卒業見込みの生徒は、Class of 2023としてこの卒業式に出席することになっていたことから、先んじて卒業式に出席した次第です。6月にすでに卒業式に出ていたので、周

          娘が高校2年生でアメリカのオンライン高校を卒業した話

          英検への関心の高さを改めて知りました

          noteからこんなお知らせが入っていました。 英検は本当に多くの方の関心ごとなのだと思います。 この記事を投稿して2週間の時点で、6800回を超える回数も読んでいただけたことに気づき、驚いていました。今日はさらにこんなお知らせをいただいて、驚きつつ皆様の目に留まって嬉しいです。 先の記事でも書きましたが、英検は中学、高校、そして大学受験でも活用されるようになっていて、より高い級を取得しておくことがアドバンテージになることは否めないようです。 英検は、取得しても日本でしか

          英検への関心の高さを改めて知りました

          高校での学位取得留学・交換留学を考えている方へ

          この1ヶ月で、高校生のお子さまが学位取得を目指して海外留学中、というご家庭からの英語のご相談を3件ほどいただきました。移住に伴い海外の高校に編入する方や、交換留学を予定される方も含めると6人ほどになります。 少し前までは、高校時代に海外での経験を積む選択肢は短期留学が一般的で、ときどき年間交換留学を選ぶ人がいるくらいだったと思うので、時代の変化を感じます。 将来を考えて、高校で学位取得のための数年間の留学を決断されて実行されているご家庭の思い切り、実行力は素晴らしいと思い

          高校での学位取得留学・交換留学を考えている方へ

          英検:2024年4月までにS-CBTで受験しておこう!

          2024年度から英検が変わることは、多くの方がご存知だと思います。 3級から1級まで、「ライティングが一問増えるんだよね」という理解の方が多いと思います。 その通りなのですが、今回の変更は、単純にライティングの問題数が1題増える、ということではなさそうです。 詳しくは英検ウェブサイトの解説を読んでいただければと思いますが、特に2級・準1級・1級に追加された「要約問題」では、なかなか高度なスキルを要求されています。 特に2級では、従来のライティング問題では、英文の「パレフ

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