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【小学生英語】読み書き必要?何から始めればいいの?小学校英語の先生が答えます

今日は小学生のお子様が英語の読み書きの基礎力を効果的に身につける方法についてお話しします。

小学校は3年生から英語が始まりますが、教科名は正確には
「外国語」。
日本語ではない英語ってどんな感じ?
というところから始まります。
3、4年生はまだ英語に触れたことがない子が多く0から1にいく段階です。

5、6年生では筆記テストやスピーキングのテストもありますがテストは選択や点を繋ぐものばかりで読み書きはほとんどありません。
でもそのまま中学に行ってしまうと危険です。
小学校からきっちり読み書きも勉強しておきましょう。



1.アルファベットからしっかり始めよう


まずは、アルファベットの形と音の関係をしっかり理解することが大切です。

- 大文字と小文字を一緒に練習する

- フォニックスを活用して文字と音の関係を学ぶ

- アルファベットカードを作って、毎日少しずつ復習する

おすすめの練習方法
- 文字を書くときは、なぞり書きから始める
- カラフルなペンを使って楽しく書く
- アルファベットの歌を歌いながら書く練習をする

2. 単語学習は絵カードから

単語を覚えるときは、視覚的な要素を取り入れると効果的です。
果物や動物など簡単なものひとつひとつ覚えていきます。

効果的な単語学習のステップ

1. 絵カードを見ながら発音を練習

2. 単語のスペリングを見て読む

3. カードを裏返して、スペリングを書く練習

4. 定期的に復習する

実践のコツ
- 1日5単語程度から始める
- 似た単語をグループ化して覚える
- 身の回りの物に英単語ラベルを貼る

この書籍を使うと、単語を耳からと目から覚えることができておすすめです。


3. 簡単な文章作りにチャレンジ


単語が少し覚えられたら、簡単な文章作りに挑戦しましょう。

基本文型から始める

- I am ~(私は〜です)

- I like ~(私は〜が好きです)

- This is ~(これは〜です)


文章作りのポイント
- 自分の好きなものや日常生活について書く
- イラストと一緒に文章を書く
- 間違いを恐れずにたくさん書いてみる

4. 読書習慣をつける


英語の本を読むことは、読み書き能力の向上に大変効果的です。

おすすめの読書材料

- レベル別リーダー

- ピクチャーブック

- フォニックスリーダー

・オックスフォードリーディングクラブ

読書のコツ
- 最初は絵本から始める
- 音読を取り入れる
- 分からない単語は辞書で調べる習慣をつける

5. デジタルツールを活用する


現代では、デジタル教材も効果的な学習ツールとなります。

活用できるデジタル教材

- 英語学習アプリ

- オンライン英語ゲーム

- 教育用ウェブサイト

デジタル学習のポイント
- 学習時間を決めて計画的に使う
- 保護者と一緒に適切な教材を選ぶ
- 従来の学習方法と組み合わせる

6. 継続的な学習のコツ


英語の読み書きは、継続することが何より大切です。

モチベーションを保つための工夫

- 学習記録をつける

- 達成目標を立てる

- 成果を褒めて認める


継続のためのアドバイス

- 無理のない学習計画を立てる

- 楽しみながら学ぶ

- 小さな進歩を大切にする

まとめ


英語の読み書きの基礎力を身につけるには、段階的な学習と継続的な取り組みが重要です。

1. アルファベットの基礎をしっかり学ぶ

2. 視覚的な教材を活用して単語を覚える

3. 簡単な文章作りから始める

4. 読書習慣をつける

5. デジタルツールを効果的に活用する

6. 継続的な学習を心がける


これらのポイントを意識しながら、お子様に合った方法で楽しく学習を進めていきましょう。最初は少しずつでも、継続することで必ず力がついていきます。

一番大切なのは、お子様の「できた!」という達成感を大切にすることです。焦らず、楽しみながら、着実に基礎力を身につけていきましょう。

【お問い合わせ、英語学習のご相談はこちらへ】


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